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10月に植える野菜8選|年内収穫・春収穫で選ぶ初心者向け家庭菜園【プランターOK】

10月に植える初心者向け野菜8選のアイキャッチ
ポコ妻

10月から家庭菜園を始めたいけど、どの野菜を選べばいいのかな?

ポコ夫

早く収穫したいか、春の楽しみにしたいかで選ぶと分かりやすいよ♪

涼しい日が増える10月は、家庭菜園を始めやすい季節です。

真夏より作業しやすく、育てられる秋冬野菜もたくさんあります。ただ、候補が多いからこそ、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。

今回は、動画で紹介している8品目を、年内に収穫を楽しみやすい野菜と、冬越しして春の収穫を楽しむ野菜に分けて紹介します。

種・苗・種球のどれから始めるのか、プランターの深さ、最初に気をつけたいポイントも一緒に見ていきましょう。

まず結論
  • 年内に収穫したい:春菊・小松菜・水菜・ほうれん草・チンゲン菜・小カブ
  • 冬越しして春に収穫したい:イチゴ・ニンニク
  • 種まきが不安なら、イチゴや葉物野菜の苗から始めてもよい
  • 地域・品種・10月上旬か下旬かで適期が変わるため、種袋や苗ラベルも確認する

動画で10月に植える野菜8選を見る

8品目の育ち方と植え付けのポイントは動画でも見られます

YouTubeで見る

https://youtu.be/Tp-kf1Wyxu0

動画では、8品目の育て方と、種まき・苗選び・収穫の目安を実際の写真や映像で紹介しています。

記事では「いつ収穫したいか」という選び方を加え、今の自分に合う野菜を見つけやすく整理しました。

10月に植える野菜8選を、収穫時期で選ぼう

10月に植える野菜を年内収穫と春収穫に分けた比較図
早く収穫したいか、春まで育てたいかで選ぶと迷いにくくなります。
野菜始め方収穫の目安最初のポイントプランターの深さ目安
春菊種・苗年内~冬種には土を薄くかける15cm以上
小松菜種・苗約1~2か月混み合った苗を間引く15~20cm以上
水菜種・苗小株なら約1~2か月乾かしすぎずに育てる15cm以上
ほうれん草約1~2か月酸性土を避ける20cm前後
チンゲン菜種・苗約50~60日種まき直後から防虫する20cm前後
小カブ約40~50日成長に合わせて間引く20cm前後
イチゴ翌春クラウンを埋めない20cm以上
ニンニク種球翌春~初夏尖った方を上に植える20cm以上

この表は、一般地で育てるときの代表的な目安です。同じ10月でも、北海道と九州、上旬と下旬では気温が違います。

迷ったときは、購入した種袋や苗ラベルに書かれた地域別の適期を優先してくださいね。

10月に始める前の確認
  • 10月上旬か下旬かを確認する
  • 自分の地域が種袋・苗ラベルの適期に入っているかを見る
  • 年内収穫か、春の収穫かを決める

まず知っておきたい|種・苗・種球の違い

種・苗・種球から始める野菜の違い
園芸店では、種・苗・種球のどれを買う野菜か確認しましょう。
  • 種から始める:春菊、小松菜、水菜、ほうれん草、チンゲン菜、小カブ
  • 苗からも始められる:イチゴ、春菊、小松菜、水菜、チンゲン菜など
  • 種球から始める:ニンニク

種から育てると、たくさん収穫しやすく費用も抑えられます。一方で、発芽や間引きが不安なら、ホームセンターなどで苗を選ぶと最初のハードルを下げられます。

ニンニクは、食用として売られているものではなく、園芸店などの栽培用種球を選ぶと安心です。

年内に収穫を楽しみやすい野菜6選

1.春菊|苗から始めれば初心者さんにも育てやすい

草丈が伸びた収穫前の春菊
草丈が20cmほどになったら、下葉を残して収穫します。

春菊は、春まきと秋まきができます。初心者さんには、涼しくなってから育てられる秋まきがおすすめです。

種から始める場合は、浅い溝へまき、土を薄くかけます。春菊は発芽に光が必要な好光性種子なので、深く埋めすぎないようにしましょう。

本葉が増えてきたら、成長に合わせて間引きます。草丈が20cmほどになったら、下の葉を4~5枚残して先端を収穫すると、わき芽が伸びて繰り返し楽しめます。

「種まきからは少し不安」という方は、苗から始めても大丈夫です。

春菊の失敗しない育て方と収穫のコツのアイキャッチ春菊の失敗しない育て方と収穫のコツ

2.小松菜|短期間で育ち、初心者さんの成功体験にぴったり

大きく育った小松菜
やわらかいうちに収穫すると食べやすくなります。

小松菜は寒さに強く、秋は育てやすい季節です。種まきから1~2か月ほどで収穫を目指せるため、「まずは早く収穫してみたい」という方に向いています。

深さ約1cmの溝へ種をまき、発芽後は葉が触れ合わないように少しずつ間引きます。一度に広い間隔へするのではなく、育ちを見ながら元気な苗を残せば大丈夫です。

草丈が20~25cmほどになったら、やわらかいうちに収穫しましょう。

小松菜の育て方まとめ|種まきから収穫までのアイキャッチ小松菜の育て方まとめ|種まきから収穫まで

3.水菜|小株ならプランターでも早く収穫しやすい

プランターで発芽した水菜
発芽後は、葉が重ならないよう少しずつ間引きます。

水菜は寒さに強く、プランターでも育てやすい葉物野菜です。小株どりなら、比較的短期間で収穫を楽しめます。

種をまいた後は、発芽するまで土を乾かしすぎないようにします。本葉が増えてきたら、葉が重ならないように間引きましょう。

草丈が20cmほどになったら、株ごと収穫するか、外側の葉から使う方法もあります。

病気が出た株を片付けるときは、根も畑へ残さず処分します。健康な根を残したことだけで、根こぶ病になるわけではありません。

水菜の種まき時期とプランターで失敗しないコツのアイキャッチ水菜の種まき時期とプランターで失敗しないコツ

4.ほうれん草|寒くなるほど甘みが楽しみになる

プランターで育つほうれん草
市販の野菜用培養土なら、初心者さんも土を準備しやすくなります。

ほうれん草は寒さに強く、秋冬の家庭菜園で人気の野菜です。寒さに当たると甘みが増し、採れたてのおいしさを楽しめます。

育てる前に確認したいのが土です。ほうれん草は酸性の土が苦手なため、畑では種まき前に土の状態を整えます。市販の野菜用培養土を使うプランターなら、最初から調整されているものを選ぶと簡単です。

深さ約1cmの溝へ1~2cm間隔で種をまき、発芽後は株間約5cmを目安に間引きます。夜間も強い街灯が当たり続ける場所ではとう立ちしやすく、葉が硬くなりやすいため、置き場所にも注意しましょう。

ほうれん草の種まきと発芽をそろえるコツのアイキャッチほうれん草の種まきと発芽をそろえるコツ

5.チンゲン菜|株元がぷっくり太る姿を楽しめる

株元が太く育ったチンゲン菜
株元がぷっくり太ったら、収穫が近いサインです。

チンゲン菜は、秋まきが育てやすく、プランターにも向いています。普通種なら秋まきで約55日が収穫の代表的な目安です。

深さ約1cmの穴へ数粒ずつまき、成長に合わせて元気な1本を残します。アブラナ科の葉物は虫に食べられやすいため、種まき直後から防虫ネットをかけておくと安心です。

草丈20cmほど、株元が4~5cmほどに太ったら収穫の目安。大きくしようと待ちすぎると筋っぽくなるため、ぷっくり膨らんだら早めに収穫しましょう。

チンゲン菜の種まき時期と失敗しないコツのアイキャッチチンゲン菜の種まき時期と失敗しないコツ

6.小カブ|約40~50日で、丸く育つ楽しさを味わえる

プランターで育てる小カブと収穫例
小カブならプランターでも丸く育つ様子を楽しめます。

カブには大カブ・中カブ・小カブがあります。初心者さんには、栽培期間が短く、プランターでも育てやすい小カブがおすすめです。

深さ約1cmの溝へ種をまき、発芽後は成長に合わせて間引きます。最終的な株間は、品種の袋に書かれた目安へそろえましょう。

秋まきの小カブは、種まきから約40~50日がひとつの目安です。直径5cmほどになったら収穫し、大きくしようと待ちすぎないことが大切です。収穫が遅れると、割れたり中に「す」が入ったりすることがあります。

カブの種まきと間引きのコツのアイキャッチカブの種まきと間引きのコツ

冬越しして、春の収穫を楽しむ野菜2選

7.イチゴ|良い苗を選び、クラウンを埋めない

クラウンを埋めないイチゴの浅植え
株元のクラウンが土の上に見える浅さで植えます。

イチゴは、10月頃に苗を植え、冬を越して春の収穫を楽しむ野菜です。

苗選びでは、葉がしっかりしていて、株元のクラウンが太いものを選びます。葉に斑点や強い傷みがないかも確認しましょう。

植え付けで一番大切なのは、クラウンを土へ埋めないことです。クラウンには新しい葉や花が出る成長点があるため、土の上に見える浅さで植えます。

すぐに収穫できる野菜ではありませんが、春に赤い実が育つ楽しみは格別ですよ♪

イチゴ苗の植え付け時期と枯らさないコツのアイキャッチイチゴ苗の植え付け時期と枯らさないコツ

8.ニンニク|種球を1片ずつに分けて植える

根と芽が伸び始めたニンニク
健全な種球を選び、尖った方を上にして植え付けます。

ニンニクは、栽培用の種球を1片ずつに分けて植え付けます。

大きく、傷やカビのない鱗片を選び、尖った方を上に向けて植えましょう。一般地では9~10月頃が植え付けの代表的な時期ですが、地域に合う品種を選ぶことも大切です。

植え付け後に2本以上の芽が出た場合は、生育のよい芽を1本残します。長く育てる野菜ですが、管理する作業は多くありません。春から初夏に、大きなニンニクを掘り上げる楽しみがあります。

ニンニクの独特な香りに関係する成分は「アリシン」です。

ニンニクの植え付け時期・深さ・株間の基本のアイキャッチニンニクの植え付け時期・深さ・株間の基本

どれを選ぶか迷ったら、この3つで決めよう

10月に植える野菜を目的別に選ぶ図
収穫までの期間や始め方から、育てたい野菜を一つ選びましょう。

早く収穫してみたい

小松菜・水菜・小カブがおすすめです。成長が分かりやすく、間引いた葉も食べられるため、家庭菜園の楽しさを早く感じられます。

種まきに自信がない

イチゴ苗や、ホームセンターで販売されている春菊・チンゲン菜などの苗から始めてみましょう。発芽の管理を省けるので、植え付け後のお世話へ集中できます。

春の収穫を家族で楽しみたい

イチゴとニンニクがおすすめです。冬の間は大きな変化が少なくても、暖かくなると再び成長し、春の楽しみにつながります。

ポコずポイント

迷ったときは、「早く収穫したいか」「春まで育てたいか」から選んでみましょう。

まとめ|10月から、育ててみたい野菜を一つ選ぼう

10月から育てられる野菜には、年内に収穫を楽しめる葉物・小カブと、冬越しして春の収穫を待つイチゴ・ニンニクがあります。

  • 年内収穫:春菊・小松菜・水菜・ほうれん草・チンゲン菜・小カブ
  • 春収穫:イチゴ・ニンニク
  • 種まきが心配なら、苗から始めてもよい
  • 地域・品種により適期が変わるため、種袋・苗ラベルを確認する

最初からたくさん育てる必要はありません。「これなら育ててみたい」と思った野菜を一つ選び、プランター一つから始めてみましょう。

毎日の成長を眺め、収穫して食べる時間は、家庭菜園ならではの楽しみですよ♪

ほかの候補も比べたい方は、10月に植えて育てやすい秋冬野菜10選も参考にしてください。

おかげさまで重版が決定しました!

家庭菜園で迷った時の1冊

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
家庭菜園は、 「ちゃんとやっているつもりなのに、うまくいかない」
そんな場面が意外と多いものです。

ポコずチャンネルの家庭菜園の本 表紙

この本は、
「上手に育てる方法」よりも、
「失敗しにくくする考え方」
大切にまとめました。

ポコずチャンネル(このサイトの運営者)が、実体験の失敗と成功をもとにまとめた家庭菜園の教科書です。初心者の方や狭い場所でも、安心して育てられるようトマト・ナス・ピーマン・ブロッコリーなど定番野菜・38種類を紹介しています。

写真とイラストで分かりやすく、植え付けカレンダー付き。迷った時に「答えが見つかるように」と思いを込めて作った1冊です。

読んでくださったみなさん、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。