葉っぱが変…!? 白い粉が出ている、点々がある、昼だけしおれる、下葉が黄色い。そんな葉の異変を見ると、「病気?このまま枯れる?」と不安になりますよね。
でも、すぐに枯れるとは限りません。あわてて水や肥料を足したり、薬を使ったりする前に、まずは症状ごとに見る場所を分けて確認しましょう。
夏野菜の葉がおかしい時は、見た目だけで決めつけず、症状に合わせて見る場所を変えます。
- 白い粉なら、葉の表を確認する
- 小さな点々なら、葉の裏を確認する
- 昼だけしおれるなら、土の中の乾き具合を確認する
- 下葉が黄色いなら、株全体の葉色と実つきを確認する
このあと、症状ごとのカードで「見る・考える・やる」を順番に見ていきます。
まずは葉の表・裏・土の中・株全体を見る
目次で全体を確認したら、まずは葉の表・裏・土の中・株全体を順番に見ていきましょう。

ポコ3号葉っぱが白くなってる…。これって病気なのかな?
ポコ2号白い粉なのか、小さい点々なのかで見る場所が変わるよ。まず葉の表と裏を見てみよう。
葉に白い粉がある時は、うどんこ病を疑う
白い粉
うどんこ病かも
見る葉の表に白い粉のようなものがある。
考える白い部分が広がるなら、うどんこ病の可能性。
やる広がり方を見て、詳しい対策記事へ進む。
葉の表に、白い粉をふりかけたようなものが出ている時は、うどんこ病を疑います。
最初は小さな白い斑点のように見えて、だんだん葉の表面に広がっていくことがあります。見分ける時のポイントは、白いものが「粉っぽく見えるか」です。
まず見るところ
- 葉の表に白い粉のようなものがあるか
- 白い部分が少しずつ広がっているか
- 同じ株のほかの葉にも出ていないか
- 風通しが悪くなっていないか
うどんこ病は、葉の表面に白い粉のような症状が出ることがあります。白い葉を見つけたら、広がり方を確認し、ひどくなっている場合は早めに対策します。
葉に小さな点々がある時は、ハダニを疑う
小さな点々
ハダニかも
見る葉の表に小さな白い点・黄色い点がある。
考える葉の裏に小さな虫や細い糸があれば、ハダニの可能性。
やる葉の裏を見て、虫や糸がないか確認する。
葉に小さな白い点や黄色い点が増えている時は、ハダニを疑います。
ハダニはとても小さいので、葉の表だけを見ると分かりにくいことがあります。葉の表に細かい点々が見えたら、葉の裏を確認します。
葉の裏に小さな虫がいたり、細い糸のようなものが見えたりする場合は、ハダニの可能性があります。
まず見るところ
- 葉の表に小さな白い点や黄色い点があるか
- 葉の裏に小さな虫がいないか
- 細い糸のようなものがないか
- 暑くて乾燥した日が続いていないか
ハダニは、高温で乾燥した時期に増えやすい害虫です。7月ごろ、雨が少なく暑い日が続く時は、葉の裏を見ておくと安心です。
昼だけしおれる時は、水切れや暑さを確認する
昼だけしおれる
水切れ・暑さかも
見る昼にしおれて、朝夕に戻る。
考える土の中が乾いていれば水切れ、湿っていれば暑さや根の弱りも考える。
やる土の表面だけでなく、中の乾き具合を見る。
夏野菜は、真夏の昼間にしおれて見えることがあります。
ただし、昼だけしおれて朝や夕方に戻る場合は、強い日差しや暑さで一時的にしおれていることもあります。
この時に、あわてて何度も水を足すと、土がいつも湿りすぎて根が弱ることもあります。まずは、土の表面だけでなく、少し中の乾き具合を確認します。
まず見るところ
- 昼だけしおれて、朝夕に戻るか
- 土の表面だけでなく、中も乾いているか
- プランターが強い日差しで熱くなっていないか
- 葉だけでなく、株全体がぐったりしていないか
下葉が黄色い時は、肥料切れ・古い葉・水の偏りを確認する
下葉が黄色い
肥料切れ・古い葉
見る下の方の葉が黄色い。
考える下葉だけなら古い葉、株全体が薄いなら肥料切れの可能性。
やる株全体の葉色と実つきを見てから少量追肥を考える。
葉が黄色くなると、すぐ肥料を足したくなるかもしれません。
でも、黄色い葉があるからといって、すぐ追肥すればよいとは限りません。下の方の古い葉だけが黄色い場合は、葉の寿命や日当たり不足のこともあります。
一方で、株全体の葉色が薄くなり、実もたくさんついている時は、肥料切れを疑います。
まず見るところ
- 下葉だけが黄色いのか
- 株全体の葉色が薄いのか
- 実がたくさんついている時期か
- 水切れや水のやりすぎが続いていないか
ポコ3号黄色い葉があるから、すぐ肥料を足した方がいい?
ポコ2号あわてて追肥しなくて大丈夫。下葉だけなのか、株全体の葉色が薄いのかを見てから判断しよう。
見分け早見表
ポコずポイント
葉っぱが変だと、つい「水を足そう」「肥料を足そう」と思いがちです。でも、足す前に見るのが大事です。葉の表・裏・土・株全体を見てから、今の株に合った対処を選びましょう。
やってはいけないこと
葉がおかしい時に、原因を見ずに対処すると、かえって株が弱ることがあります。
原因を見ずに水を増やす
しおれているからといって、毎回すぐ水を足すのは危険です。土が湿っているのに水を増やすと、根が弱ることがあります。
原因を見ずに肥料を増やす
黄色い葉があるだけで、すぐ追肥するのも注意が必要です。肥料が多すぎると、葉ばかり茂ったり、根に負担がかかったりすることがあります。
葉の裏を見ずに病気と決めつける
葉の表に点々がある時は、葉の裏を見ることが大切です。ハダニのように、葉裏を見ないと分かりにくい原因もあります。
真昼の暑い時間に作業しすぎる
真夏の昼間は、株にも人にも負担がかかります。葉を取る、薬剤やスプレーを使う、水やりをするなどの作業は、朝や夕方の涼しい時間に行うと安心です。
まとめ
夏野菜の葉が白い、黄色い、点々がある、しおれる。こんな時は、あわてて水や肥料を足す前に、まず見分けます。
- 白い粉なら、うどんこ病を疑う
- 小さな点々なら、葉の裏を見てハダニを疑う
- 昼だけしおれるなら、水切れや暑さを確認する
- 下葉が黄色いなら、株全体の葉色と実つきを見る
葉の異変は、早く気づけると対処しやすくなります。でも、原因が違えば対処も変わります。まずは葉の表、葉の裏、土の中、株全体を順番に見て、今の株に合った対処をしていきましょう。
葉っぱが変だと心配になるよね。でも、見る場所を分ければ原因は少しずつ見えてきます。あわてて水や肥料を足す前に、葉の表・裏・土・株全体を順番に見ていきましょう。






















