思ったより実がならなかった…
自分はトマト栽培に向いていないのかな?
初心者さんがやりがちな失敗があるんですよね。
今年のトマト栽培に失敗した…と落ち込んでいませんか!?
実は、良かれと思って一生懸命したお世話の中に失敗の原因が隠れていることがあります。
そこで今回は、トマト栽培で初心者の方がやってしまいがちな「栽培ミス20選」とその失敗を回避する方法を、栽培ステージ順に解説していきます。
今年うまくいかなかった方も、原因が分かれば来年はもっと上手に育てられるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
トマト栽培はステージごとに管理が変わる

トマト栽培は、行う時期によって管理方法を変える必要があります。
今回は、基礎から後半の難しい管理まで、ステージごとに必要な管理ポイントを解説していきます。
今年の自分がどのステージまで到達できたのか、どこで失敗したのか!?ゲーム感覚で楽しみながらチェックしてみてくださいね。
目指せ!トマト栽培完全攻略!!
【第1章 苗選び・植え付け|基礎ステージ】

苗選びや植え付けなど、「基礎ステージ」での栽培ミスの原因について解説していきます。
栽培ミス① 苗を植える前の土づくりが不十分

トマトの根が広がる環境を作るためには、石灰や堆肥、元肥など、土の準備が重要です。
土づくりが不十分なままトマトの苗を植えてしまうと、後から肥料を与えても根がうまく張れません。すると、株の成長が遅くなったり、花や実つきが悪くなったりします。
「植えてから何かをすればいい」ではなく、苗を植える前にしっかりと土の準備をしておきましょう。失敗を防げますよ。
栽培ミス② 大きなトマト苗を選んでしまった

苗売り場では、葉っぱが大きく背の高い苗ほど早く収穫できそうに見えますよね。
ところが、大きく見える苗でも茎ばかり細長く伸びていたり、ポットの中で育ちすぎていたりすると、植え付け後に成長が止まることがあります。
トマトの苗は高さではなく、茎の太さや葉の間隔を見ましょう。節が詰まったがっしりした苗を選ぶことで失敗を防げます。
栽培ミス③ 買ったトマト苗をすぐに植え付けた

植え付けた苗がすぐに枯れるのは病気ではなく、乾いた根鉢と環境の変化が重なってしまった可能性があります。
買ったときに入っていたポットの土が乾いたままの状態だと、植え付け直後に水やりをしても、根鉢の中まで水が入りにくくなります。すると、植え付け直後からしおれるという現象が起こってしまいます。
買ってきたトマト苗は、ポットの状態で十分に水を含ませておきましょう。それから植え付けると失敗を防げますよ。
栽培ミス④ トマト苗を植えすぎた

たくさんのトマトを収穫したくて、トマト苗同士を近づけて植えたくなりますよね。
でも、苗の時は余裕があるように見えても、トマトは成長すると葉っぱや根も大きく広がります。株間が狭いと風通しが悪くなり、根は限られた中で水分や養分を取り合うことになります。
とくに土の量が限られているプランターなどの場合は、できるだけ大きな容器を選び1株で育ててあげると失敗を防げますよ。
栽培ミス⑤ 植え付け後の管理が悪い

無事にトマト苗の植え付けを終えてたっぷりと水を与えると、作業が終わったように感じます。
でも、植え付け直後のトマト苗は根で体を支えられておらず、風で茎が揺れると土の中で伸び始めた細い根が動いて痛んでしまいます。
植え付け後には仮支柱を立て麻ひもなどを8の字にして、トマト苗を緩く固定します。植え付けに仮支柱まで終了させておくことで失敗を防げますよ。
思い当たるミスがありましたか?
苗選びと植え付けを文章で詳しく確認したい方は、トマトの苗選びと植え付け方法も参考にしてください。
第1章「苗選び・植え付け」を動画で詳しく見る
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【第2章 わき芽の管理|初級管理ステージ】

わき芽の管理など、初級管理ステージでの栽培ミスの原因について解説していきます。
栽培ミス⑥ わき芽を小さいうちに全部取る

トマトを育てる時、「わき芽は小さいうちに取りましょう」と聞いたことがあるかも!?
でも、全てのわき芽を取ってよいわけではありません。植え付け直後の苗はまだ葉っぱの数が少なく、これから根と茎を育てていく段階です。
植え付けから2~3週間後までは、3~4節目付近のわき芽は残して!人差し指ほどの長さになってから取っていくと失敗を防げますよ。
栽培ミス⑦ 初期のわき芽を全部残す

「初期のわき芽は残す」と聞くと、今度は全部残したくなりますよね。
でも、株元に近い1~2節目のわき芽を伸ばすと、雨や水やりの泥が付きやすくなります。さらに、3~4節目のわき芽も枝になるまで残していると、株の力が枝の成長に使われてしまいます。
株元の低いわき芽は早めに取り、3~4節目のわき芽は人差し指ほど成長したら摘んであげると失敗を防げますよ。
栽培ミス⑧ 雨の日にわき芽を取る

まとめて作業をする時間が休日にしか取れないと、雨の日でもわき芽とりをしてしまいがちです。
でも、硬いわき芽を無理やり手で取ろうとすると傷口が広がります。とくに雨の日は乾きが遅くなるので病原菌が入る原因にも…。
晴れた日の午前中、小さな芽は手で摘み取ります。硬いものは清潔なハサミで切ってあげると失敗を防げますよ。
ここで初級管理ステージが終了です!
第2章「正しいわき芽の取り方」を動画で詳しく見る
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【第3章 花・着果・追肥|実つき管理ステージ】

花や実が付いた後や追肥などの、「実つき管理ステージ」での栽培ミスの原因について解説していきます。
栽培ミス⑨ 受粉の手伝いをしていない

黄色い花がたくさん咲くと、「今年は豊作だな」と感じますよね。
でも、風が少ない場所や気温が高すぎたり低すぎたりする時は受粉が進まず、花が実にならないで落ちてしまうことがあります。
風が入りにくい場所では、午前中に花房や支柱を軽く揺らしましょう。それでもなかなか実がつかない場合は、トマトトーンなどの着果促進剤を使うと失敗を防げますよ。
栽培ミス⑩ 必要な時期に水やりを控えた

「トマトは水を少なくすると甘くなる」と聞いて、苗が小さい時や実が太る時期にも水を控えていませんでしたか?
実は、トマト苗がまだ小さい時や実が大きく成長している時の水分不足は、葉っぱのしおれや実が大きくならないことの原因になるんです。
水やりは回数だけで決めないようにします。土の中の乾き具合と葉っぱの状態を確認してから水やりすれば失敗を防げますよ。
栽培ミス⑪ 早い時期に肥料を与えた

「実をたくさん収穫したい」と思うと、ついつい肥料を与えたくなりますよね。
でも、肥料の与えすぎや早すぎる時期の追肥は葉や茎ばかりが勢いよく育ち、実つきが安定しない原因でもあります。
1回目の追肥は、最初の花房で花が咲き実がつき始めた頃に行います。その後は2週間に1度を目安に、茎から少し離れた場所に与えることで失敗を防げますよ。
ここまで、いくつクリアできましたか?
第3章「花が咲いた後の管理」を動画で詳しく見る
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【第4章 下葉と葉かき|中級管理ステージ】

下葉と葉かきなど「中級管理ステージ」での栽培ミスの原因について解説していきます。
栽培ミス⑫ 下葉かきをしなかった

株元に近い位置にある黄色くなった葉っぱでも、そのままにしていませんでしたか!?
植え付け直後の元気な葉っぱまで急いで取る必要はありませんが、下葉が混み合った状態では株元の風通しが悪くなり、病気が発生しやすくなります。
株全体の成長を見ていきながら、黄色くなった葉っぱや下の方の葉っぱから少しずつ整理していけると失敗を防げますよ。
栽培ミス⑬ 果房の周りの葉っぱを切る

実が葉っぱに隠れていると日光が当たらず赤くならないように感じ、果房のすぐ下や周りの元気な葉っぱを切っていませんでしたか!?
その葉っぱは、実を育てる助けになっています。必要な葉っぱを切ってしまうと、実の太りが鈍くなってしまいます。
実がまだ青い間は果房のすぐ下の葉っぱを残し、収穫が進んでから古くなった葉っぱを順番に整理していくと 失敗を防げますよ。
栽培ミス⑭ 一気に葉かきをしてしまう

葉っぱが茂りすぎたトマトの株を見て、一気に葉っぱを取ってしまっていませんか!?
何枚もまとめて切りたくなりますが、葉っぱはトマトの実や茎を育てるために欠かせないものです。一度にたくさん取ってしまうと、株に大きな負担をかけてしまいます。
葉かきは一度に全部行わず、数日に分けて1日2~3枚ほどを取っていければ失敗を防げますよ。
思い当たるミスがありましたか?
第4章「下葉と葉かき」を動画で詳しく見る
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【第5章 つる下げ|長期収穫チャレンジ】

つる下げなど「長期収穫チャレンジ」での栽培ミスの原因について解説していきます。
栽培ミス⑮ 支柱を越えたら摘芯していた

トマト苗の先端が支柱を越えたら、「これ以上伸ばせない…」と思って摘芯していませんでしたか?
株がまだ元気なのに収穫が早く終わってしまった方は、育て方に失敗したのではなく、「つる下げ」という選択肢を知らなかったのかもしれません。
つる下げは、株の茎をゆっくり下へ移動させ、先端が伸びる場所を作る管理方法です。無理に行う作業ではありませんが、この作業を行うことでトマトを長くたくさん収穫できますよ。
いよいよ次は、最終ステージですよ!
第5章「つる下げの方法」を動画で詳しく見る
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【第6章 35℃以上の猛暑|上級・猛暑越えステージ】

35℃以上の猛暑日を迎える「上級・猛暑越えステージ」での栽培ミスの原因について解説していきます。
栽培ミス⑯ 完熟するまで実を残す

トマトは、できるだけ真っ赤に完熟させてから収穫した方がおいしいですよね。
でも、35℃以上の猛暑が続く時期に収穫できる実をそのままにしておくと、株はその実へ水分や栄養を送り続けることになります。
暑さに耐えながら新しい花や実も育てている株にとっては、これがかなりの負担になります。また、急な大雨で実が割れてしまうこともあります。
ある程度まで色づいて収穫できる状態になったら、少し早めに収穫してあげましょう。失敗を防げますよ。
栽培ミス⑰ 実の周りの葉っぱを取りすぎた

下葉かき作業は、トマトを元気に育てるために大切な作業です。
でも、35℃以上の猛暑が続く時期に実の周りの葉っぱを取りすぎてしまうと、表面が白や黄色に変色することがあります。
強い直射日光が実へ直接当たっている場合は、プランターを移動したり遮光ネットなどで日差しを少し和らげたりしてあげましょう。失敗を防げますよ。
栽培ミス⑱ 土をむき出しにする

「葉っぱや実」だけではなく、土の中にある「根」も猛暑によって大きな負担を受けています。
根が弱ると水や肥料をうまく吸収できず、葉っぱがしおれたり実が大きくならなかったりします。
敷きわらやバークチップなどを土の表面へ敷き、直射日光と乾燥から根を守ってあげることで、根へのダメージを防げます。
また、ベランダなどでのプランター栽培の場合、すのこやフラワースタンドなどで容器と地面の間に少し空間を作ってあげると失敗を防げますよ。
栽培ミス⑲ 肥料不足だと勘違いする

トマトの株に元気がないと、まず肥料をあげたくなりますよね。
でも、猛暑で根の働きが弱っている時に肥料を与えても、トマトの株が栄養分をうまく吸収できません。それどころか、必要以上の肥料が弱った根へさらに負担をかけることがあります。
「土が乾いていないか?」「強い西日が当たり続けていないか?」「プランターが熱くなりすぎていないか?」などを確認しましょう。それから追肥できると失敗を防げますよ。
栽培ミス⑳ 暑い時間に水をあげる

日中に葉っぱがしおれているのを見ると、慌てて水をあげたくなりますよね。
高温になっている真夏の日中の畑やプランターに水やりをしてしまうと、土が蒸れてしまい根を傷めてしまうことがあります。暑い時間に水をあげることは控えましょう。
でも、朝に水やりを忘れてしまい株が危険な状態になっているときには、数回に分けて水を与えます。
乾いた土は水を弾く性質がありますが、数回に分けて与えると土の温度も安定し、土全体へ水がなじみやすくなるので失敗を防げますよ。
いくつ当てはまりましたか?
猛暑期の水やり・遮光・葉かきは、トマトが35℃以上で弱る原因と対策でも詳しくまとめています。
第6章「35℃以上の猛暑対策」を動画で詳しく見る
画像を押すと、詳しい解説動画が開きます。

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まとめ
今回は、トマトがうまく育たなかった時に見返してほしい「栽培ミス20選」と対策方法について、苗選びから猛暑期まで、栽培時期の順番に沿ってご紹介してきました。以前の記事やYouTube動画を見返してもらえると、より理解が深まると思います。
さらに、下にある動画ではこの内容を詳しく説明しています。「ここでつまづいていた」というところがあったら、各章ごとに詳しく解説した動画がそれぞれあります。もし良かったらチェックしてみてください。
来年は今年よりも一歩先へ、おいしいトマトを育てられるように、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね!
【YouTube動画で詳しく解説】
この記事の内容を動画でも分かりやすく解説しています。
https://youtu.be/oSLf-8Eqam4
※2026年8月9日(13:00)より、上記のリンク(青い文字)を押すと動画がご覧いただけます。























