キュウリの育て方

キュウリの肥料不足サインとは?葉・巻きひげ・実の形で分かる見分け方と追肥のやり方

キュウリの肥料不足サインを説明するアイキャッチ画像

キュウリを育てていると、最初はまっすぐで元気な実が採れていたのに、だんだん実が曲がってきたり、葉っぱの色が薄くなってきたりすることがあります。

特に7月以降は、キュウリの収穫量が増える時期です。実がどんどん大きくなるぶん、株はたくさんの栄養を使います。

そのため、収穫が増える時期ほど、キュウリは肥料不足になりやすくなります。

この記事では、キュウリの肥料不足サインを、葉っぱ・巻きひげと子づる・実の形の3つに分けて見ていきます。サインを見つけた時の追肥のやり方も、初心者の方に分かりやすくまとめます。

まず結論
  • キュウリの肥料不足は、葉・つる・実の形をセットで見ます。
  • 葉が薄い、巻きひげや子づるが弱い、真ん中がへこんだ実が増えた時は要確認です。
  • 追肥は株元に固めず、少し離した場所へ適量をまきます。
  • 今ついている実より、この後に出る葉や実を見て判断します。

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この記事の内容は、動画でも確認できます。

この動画は2026年7月5日アップ予定です。公開日時以降に見られます。

https://youtu.be/FYnOJGdz_mg

キュウリは7月以降に肥料不足になりやすい

ポコ2号

あれ?キュウリが曲がってきた…。
葉っぱも薄いし、肥料不足かな?

ポコ1号

その可能性はあるよ。
でも、曲がりだけで決めずに、葉・巻きひげ・実をセットで見よう。

キュウリの肥料不足は、実の曲がりだけでは判断しません。葉の色、巻きひげの勢い、実の形をあわせて見ると、追肥が必要かどうかを判断しやすくなります。

曲がった実を見つけると、つい「すぐ肥料をあげなきゃ」と焦りたくなりますよね。でも、まずは一呼吸おいて、キュウリ全体の様子を見ていきましょう。

7月以降にキュウリが肥料不足になりやすいことを説明する動画場面
収穫量が増える時期ほど、キュウリはたくさんの栄養を使います。

キュウリは、夏野菜の中でも成長が早い野菜です。

つるが伸び、葉っぱが増え、実も次々に大きくなります。朝はまだ小さかった実が、夕方には食べごろ近くまで大きくなっていることもあります。

それだけ成長が早いということは、土の中の栄養もどんどん使っているということです。

水やりで肥料分が流れやすくなるキュウリの図解
水やりが増える時期は、肥料分が流れやすいこともあります。

7月以降は収穫量も増えやすく、葉を育てながら、つるを伸ばし、さらに実も大きくしていきます。

夏は水やりの回数が増えます。水やりは大切ですが、水をたくさん与えることで、肥料分が流れ出やすくなることもあります。

つまり、追肥しているつもりでも、キュウリが思ったほど肥料を吸えていないことがあります。

ポコずポイント

7月以降のキュウリは、実を育てる力をたくさん使います。収穫が増えてきた時ほど、葉・つる・実の変化をこまめに見てあげましょう。

肥料不足サイン1 葉っぱの色・大きさ・ツヤを見る

元気なキュウリの葉と肥料不足ぎみの葉を比較した図
葉の色・大きさ・ツヤを、株全体で見ていきます。

最初に見たいのは、葉っぱの状態です。

葉っぱが少し薄いだけでも、「肥料が足りないのかな?」と不安になりますよね。そんな時は、古い葉だけでなく、今伸びている新しい葉を一緒に見ます。

元気に育っているキュウリの葉は、しっかりとした大きさがあり、色も濃い緑色で、ツヤがあります。

目安としては、手のひらくらいの大きさに育っているかを見ます。もちろん品種や環境によって差はありますが、あまりにも小さい葉が増えてきた時は注意します。

  • 今までより葉の色が薄い
  • 黄緑色っぽく見える
  • ツヤがなくなってきた
  • 新しく出てくる葉にも勢いがない
黄色いキュウリの葉だけで肥料不足と判断しない注意図
古い葉が黄色くなることもあるため、新しい葉も一緒に見ます。

ただし、黄色い葉っぱだけを見て、すぐに肥料不足と決めつけないようにします。

キュウリの葉は、時間が経つと役目を終えて黄色くなることがあります。古い葉が黄色くなっているだけなら、肥料不足とは限りません。

葉っぱを見る時のポイント
  • 古い葉だけで判断しない
  • 新しい葉の色と勢いを見る
  • 株全体で、色・大きさ・ツヤを見る

肥料不足サイン2 巻きひげと子づるの勢いを見る

元気なキュウリの巻きひげが上向きに伸びる様子
元気な株は、巻きひげや子づるにも勢いが出やすいです。

次に見たいのが、巻きひげと子づるの伸び方です。

巻きひげは、キュウリの元気メーターのように見ると分かりやすいです。ピーンと伸びているか、細く弱っていないかを見てあげましょう。

肥料がしっかり効いていて株に勢いがある時は、巻きひげや子づるも元気に伸びやすくなります。

特に見たいのは、子づるが伸びる向きです。

元気なキュウリは、子づるが上の方へ向かって勢いよく伸びます。反対に、肥料が足りなくなってくると、横向きに伸びたり、下の方へ向かって伸びたりすることがあります。

弱く細い巻きひげから肥料不足を疑う動画場面
巻きひげが弱い時は、葉や実の形も合わせて確認します。

もちろん、全部の子づるが必ず上に伸びるわけではありません。

ただ、全体的に子づるの勢いが弱くなり、横向きや下向きのものが増えてきた時は、肥料不足のサインとして見ておきます

元気な巻きひげは、上に向かってピーンと力強く伸び、先の方もしっかりくるくる巻いています。

反対に、巻きひげが弱々しく細くなったり、途中で枯れてしまったりする時は、葉色や実の形も一緒に確認します。

肥料不足サイン3 実の形を見る

真ん中が細くなった肥料不足サインのキュウリ
真ん中がへこんだ実は、肥料不足を疑う分かりやすいサインです。

肥料不足が分かりやすく出るのが、キュウリの実の形です。

肥料が足りなくなってくると、実の真ん中あたりが細くなり、上の方と下の方だけがふくらんだ形になることがあります。

ポコずポイント

真ん中がへこんだ実は、「お腹がすいて、お腹がへこんでいる」と覚えると分かりやすいです。

こういう実を見つけたら、追肥を考えるのはもちろんですが、株を休めるために少し小さいうちに収穫してあげるのも大切です。

曲がったキュウリの原因をもう少し詳しく確認したい方は、こちらの記事も参考になります。

曲がったキュウリだけで追肥と決めない注意場面
曲がりは肥料不足以外も関係するため、他のサインも見ます。

また、実の先が細くなる尻すぼりのような形も、肥料不足や株疲れの時に出ることがあります。

最初はまっすぐ育っていたのに、最近になって曲がった実が増えてきた時も、肥料不足を疑うポイントです。

ただし、曲がったキュウリの原因は、肥料不足だけではありません。水不足、日当たり、暑さによる株疲れなども関係します。

曲がったキュウリは原因を決めつけない
  • 肥料不足
  • 水不足
  • 暑さによる株疲れ
  • 日当たりや生育バランス

曲がった実だけで判断せず、葉・つる・実をセットで見ます。

サインが出た時の追肥のやり方

ポコ2号

早く元気にしたくて、多めに追肥したくなる…。

ポコ1号

焦らなくて大丈夫。株元から少し離して、適量を入れて様子を見よう。

キュウリの追肥は株元から少し離してまく図解
追肥は株元に固めず、根が広がる範囲を意識します。

キュウリの追肥は、基本的には2週間に1回くらいを目安にします。

追肥は、弱った株に一気にごはんを詰め込む作業ではありません。キュウリの根が吸いやすい場所に、少しずつ届けるイメージで行います。

ただし、葉っぱの色が薄い、子づるの勢いが弱い、真ん中がへこんだ実が増えてきた、というサインが出ている時は、早めに追肥を考えます。

ここで大事なのは、一度にたくさんの肥料をあげすぎないことです。

肥料不足だからといって、ドバッと一気に与えると、かえって根を傷めることがあります。

追肥する場所は、株元に固めないようにします。キュウリは成長してくると、株元だけでなく、株のまわりにも根が広がっていきます。

目安は、株元から20cmから30cmくらい離した場所です。畑なら円を描くように、または株のまわりに広がる根を意識してまきます。

プランター栽培なら、プランターの端に沿ってまくと分かりやすいです。

化成肥料を使う場合は、1株あたり20gから30gくらいが目安です。ただし、商品によって量が違うため、必ず袋の表示も確認します。

液体肥料は商品の倍率を確認して使う注意場面
液体肥料は、濃くせず表示倍率を守って使います。

肥料不足のサインが強く出ている時は、液体肥料を使うのもひとつの方法です。

液体肥料は水で薄めて使うため、固形肥料より早く効きやすいことがあります。ただし、濃いものをあげれば元気になるわけではありません。

商品に書かれている倍率を守って使います。

追肥で失敗しないポイント
  • 株元に固めてまかない
  • 一度にたくさん入れすぎない
  • 量は商品表示を確認する
  • 液体肥料は表示倍率を守る
ポコずポイント

プランターなら端に沿って、畑なら株元から少し離して。キュウリの根が広がる場所を意識して追肥しましょう。

追肥後は今の実ではなく次の葉と実を見る

追肥後は今の実ではなく次の葉や実を見る説明場面
追肥の効果は、この後に出る葉や実で見ていきます。

肥料不足のサインが出た後に追肥をしても、今ついている曲がったキュウリや、真ん中が細くなったキュウリが、急にまっすぐ戻るわけではありません。

追肥の効果を見る時は、今ついている実ではなく、このあとに出てくる新しい葉や、次に育ってくる実の形を見ます。

すぐに変わらなくても失敗ではありません。キュウリは次々に育つので、「次に出てくる葉と実」を見るのがポイントです。

  • 新しい葉の色が少しずつ戻ってきたか
  • 子づるや巻きひげに勢いが出てきたか
  • 次に育つ実の形が整ってきたか

このあたりを数日からしばらく見ていくと、追肥が効いてきたか判断しやすくなります。

まとめ 葉・つる・実をセットで見て早めに整える

キュウリの肥料不足サイン3つをまとめた図
葉・つる・実の形をセットで見ると判断しやすくなります。

キュウリの肥料不足は、ひとつの症状だけで決めつけず、葉・巻きひげと子づる・実の形をセットで見ます。

見る順番は、次の3つです。

  1. 葉っぱの色・大きさ・ツヤを見る
  2. 巻きひげと子づるの勢いを見る
  3. 実の形を見る

葉の色が薄くなり、子づるや巻きひげの勢いが弱く、さらに真ん中がへこんだ実が増えてきた時は、肥料不足を疑います。

サインを見つけたら、早めに追肥を考えます。ただし、一度にたくさんあげすぎず、株元から少し離した場所へ、適量を守ってまきます。

ポコず式・見る順番
  1. 葉の色とツヤを見る
  2. 巻きひげと子づるの勢いを見る
  3. 実の真ん中や曲がりを見る
  4. サインが重なったら追肥を考える
ポコずポイント

迷った時は、曲がった実だけで決めず、葉・巻きひげ・実の形をセットで確認しましょう。サインが重なった時は、追肥を一度に増やしすぎず、キュウリの様子を見ながら少しずつ整えるのが安心です。

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キュウリの曲がりや追肥のタイミング、基本の育て方を続けて確認したい方は、こちらの記事も参考になります。

あわせて見たい関連動画

曲がったキュウリの原因を解説する関連動画の案内場面
曲がる原因は肥料不足だけではないため、あわせて確認します。

曲がったキュウリについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画も合わせて見ると判断しやすくなります。

https://youtu.be/BqazS5lPSr0

暑い時期のキュウリ栽培は、収穫が楽しい反面、株もたくさんの栄養を使います。無理なく様子を見ながら、おいしいキュウリを長く収穫していきましょう。

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