キュウリを育てていると、最初はきれいな実が収穫できるのに、気が付けば「だんだんと実が曲がってきたり」「葉っぱの色が薄くなっていく」なんてことが起こります。
特にこれから暑さが増してくる7月以降は、キュウリの収穫が増えていく一方で、たくさんの栄養を必要としてきます。
つまり、収穫量が増えるこの時期ほど、キュウリは肥料不足に陥りやすくなります。
この事を知らずに育てていってしまうと、株の勢いがどんどんと落ちていってしまったり、気づいた時には、「収穫量が減ってしまっていた」なんて事が起こります。
それは悲しいですよね💦
そこで今回は、きゅうりの肥料不足のサインと、サインを見つけた時にやってほしい「正しい追肥のやり方」について、初心者の方にも実践できように頑張って解説していきます。
もし良かったら少しだけ見てみてください!
目指せ!サインを見極め!美味しいキュウリ大収穫!!
- キュウリの肥料不足は、葉・つる・実の形をセットで見ます。
- 葉が薄い、巻きひげや子づるが弱い、真ん中がへこんだ実が増えた時は要確認です。
- 追肥は株元に固めず、少し離した場所へ適量をまきます。
- 今ついている実より、この後に出る葉や実を見て判断します。
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キュウリは7月以降に肥料不足になりやすい
あれ?キュウリが曲がってきた…。
葉っぱも薄いし、肥料不足かな?
その可能性はあるよ。
でも、曲がりだけで決めずに、葉・巻きひげ・実をセットで見よう。
キュウリの肥料不足は、実の曲がりだけでは判断しません。葉の色、巻きひげの勢い、実の形をあわせて見ると、追肥が必要かどうかを判断しやすくなります。
曲がった実を見つけると、つい「すぐ肥料をあげなきゃ」と焦りたくなりますよね。でも、まずは一呼吸おいて、キュウリ全体の様子を見ていきましょう。

まず最初に、なぜきゅうりは肥料不足になりやすいのか?についてお話ししていきます。きゅうりは夏野菜の中でも、かなり成長が早い野菜です。
ツルがどんどん伸びていき、葉っぱも増え、次々と実も大きくなっていきます。しかもこの時期は、毎日のように収穫でき、朝には小さかったきゅうりも、夕方には「あれ、もう食べ頃じゃない?」というくらい、大きくなっていることもあります。
ただ、それだけ「成長が早い」ということは、その分、「土の中の栄養もどんどん使っている」ということです。

特に7月以降は収穫量が増える時期になりますので、きゅうりの株は、葉っぱを育てながらツルを伸ばし、さらに実も大きくしていきます。これにはかなりのエネルギーが必要になります。
さらに、夏は水やりの回数も増えます。「水をたくさんあげる」これ自体は大事な事ですが、「水をたくさん与える」と言う事は、それと一緒に、肥料分が流れ出てしまいやすくなります。
つまり、ちゃんと追肥しているつもりでも、キュウリは「思ったほど肥料を吸えていない」ということが起こります。
7月以降のキュウリは、実を育てる力をたくさん使います。収穫が増えてきた時ほど、葉・つる・実の変化をこまめに見てあげましょう。
肥料不足サイン1 葉っぱの色・大きさ・ツヤを見る

きゅうりを長~くたくさん収穫するためには、株が出している肥料不足のサインを見逃さず、「適切なタイミングで適切な量の追肥をしてあげる」これがとても重要です。そこで、まず最初に注意してほしいのが、葉っぱの状態です。
元気に育っている葉っぱは、しっかりとした大きさがあり、色も濃い緑色で、ツヤがあります。
そして、葉っぱの大きさの目安としては、手のひらくらいの大きさに育っているかをチェックしてください。もちろん、それ以上大きくなっていれば問題ありませんが、あまりにも小さかったり、「全体的に色が薄くなってきている」と感じた時は、肥料不足を疑うサインです。
- 今までより葉の色が薄い
- 黄緑色っぽく見える
- ツヤがなくなってきた
- 新しく出てくる葉にも勢いがない

ここで知っておいて欲しいのが、「黄色い葉っぱ=肥料不足ではない」と言う事です。
きゅうりの葉っぱは、一般的に60日ほどが寿命と言われていて、時間が経つと共に役目を終えて、だんだんと黄色くなっていきます。ですので、黄色くなった葉っぱだけを見て「肥料不足だ!」と判断するのではなく、株全体の葉っぱの色や、新しく出てきた葉っぱの様子も一緒に見て判断する。これも忘れないでくださいね。
- 古い葉だけで判断しない
- 新しい葉の色と勢いを見る
- 株全体で、色・大きさ・ツヤを見る
肥料不足サイン2 巻きひげと子づるの勢いを見る

次に見てほしいのが、巻きひげと子づるの伸び方です。
きゅうりは、肥料がしっかり効いていている時は、巻きひげや子づるが元気に伸びていきます。その中でも、注目したいのが、子づるが伸びていく方向です。
元気なきゅうりは、子づるは上の方に向かって、勢いよく伸びていきます。
反対に、肥料が足りなくなってくると、横向きに伸びたり、下の方に向かって伸びてしまうこともあります。

もちろん、全部の子づるが必ず上に向かって伸びる、というわけではありません。
全体的に子づるの勢いが弱く、「横向きや下向きのものが増えてきたな」と感じた時は、肥料不足のサインです。
また、子づるだけでなく、巻きひげの状態でも判断する事ができます。元気なきゅうりは、巻きひげもしっかり上に向かってピーンと力強く伸びていきます。そして、先の方もくるくるとしっかり巻いています。
ですがこの巻きひげが、弱々しく細くなっていったり、途中で枯れてしまうような状態になっていたら、肥料不足を疑うサインです。
肥料不足サイン3 実の形を見る

そして、肥料不足が1番強く出るサインが、きゅうりの実の形です。
肥料が足りなくなってくると、実の真ん中あたりが細くなり、上の方と下の方だけがふくらんだ形になることがあります。
この症状が出ると肥料不足の事が多く、「お腹がすいて、お腹がへこんでいる。」と覚えておくと分かりやすいと思います。
こういう実を見つけたら、追肥を考えるのはもちろんですが、株を休めるために、少し小さいうちに収穫してあげるのもポイントです。
曲がったキュウリの原因をもう少し詳しく確認したい方は、こちらの記事も参考になります。

また、実の先が細くなる尻すぼりのような形も、肥料不足や株疲れの時に出ることがあります。
最初はまっすぐ育っていたのに、最近になって曲がった実が増えてきた時も、肥料不足を疑うポイントです。
ただし、キュウリが曲がる原因には、肥料不足だけでなく、水不足や日当たり、暑さによる株の疲れなども関係してきます。
- 肥料不足
- 水不足
- 暑さによる株疲れ
- 日当たりや生育バランス
曲がった実だけで判断せず、葉・つる・実をセットで見ます。
サインが出た時の追肥のやり方
早く元気にしたくて、多めに追肥したくなる…。
焦らなくて大丈夫。株元から少し離して、適量を入れて様子を見よう。

ここまで、キュウリの肥料不足のサインについてお話ししてきました。基本的に、キュウリの追肥は2週間に1回くらいを目安に行います。
ですが、今回お伝えしたような「葉っぱの色が薄い」「子づるの勢いが弱い」「お腹がへこんだ実が増えてきた」といったサインが出てきたら、早め早めに追肥をしてあげることも大切です。
ここで大事なのは、一度にたくさんの肥料をあげすぎないことです。
「肥料が不足しているなら、たくさんあげた方が早く元気になるだろう!」と、ドバッと一気に与えてしまうと、逆に根を傷めてしまう事があります。
また、追肥をする時のポイントは、きゅうりは成長してくると、株元だけではなく、株のまわりにも根っこが広がっていきます。
ですので、追肥をする時は「株元に」ではなく、株から少し離した場所にまいてあげるのがポイントです。
具体的には、株元から20cmから30cmくらい離した場所に円を描くようにまいていきます。
プランターで育てている方は、プランターの端に沿ってまいてあげると安心です。
化成肥料を使う場合は、1株あたり20gから30gくらいが目安です。ただし、商品によって量が違うため、必ず袋の表示も確認します。

肥料不足のサインが強く出ている時は、液体肥料を使うのもひとつの方法です。
液体肥料は水で薄めて使いますので、きゅうりが吸収しやすく、固形肥料よりも早く効いてくれます。これも、「濃いものをあげれば元気になる」という訳ではありませんので、商品に書かれている倍率をしっかり確認してから使うようにしてくださいね。
| 見るところ | 目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| タイミング | 基本は2週間に1回くらい | 葉・子づる・実のサインが重なったら早めに確認 |
| まく場所 | 株元から20cmから30cmくらい離す | 株元に固めず、根が広がる範囲を意識 |
| プランター | 端に沿ってまく | 株元へ集中させない |
| 化成肥料 | 1株あたり20gから30gくらい | 商品によって量が違うため、必ず袋の表示も確認 |
| 液体肥料 | 商品に書かれた倍率で薄める | 濃くすれば元気になる、ではありません |
プランターなら端に沿って、畑なら株元から少し離して。キュウリの根が広がる場所を意識して追肥しましょう。
追肥後は今の実ではなく次の葉と実を見る

最後に、肥料不足のサインが出た後に追肥をしても、今ついている曲がったキュウリや、真ん中が細くなっているキュウリが、そこから急にまっすぐに戻るわけではありません。
ですので、追肥の効果を見る時は、「今ついている実」ではなく、このあとに出てくる新しい葉っぱや、次に育ってくる実の形を見てあげるようにしてください。
すぐに変わらなくても失敗ではありません。きゅうりは次々に育つので、「次に出てくる葉と実」を見るのがポイントです。
- 新しい葉の色が少しずつ戻ってきたか
- 子づるや巻きひげに勢いが出てきたか
- 次に育つ実の形が整ってきたか
このあたりを数日からしばらく見ていくと、追肥が効いてきたか判断しやすくなります。
まとめ 葉・つる・実をセットで見て早めに整える

キュウリの肥料不足は、ひとつの症状だけで決めつけず、葉っぱ・巻きひげと子づる・実の形をセットで見ます。
見る順番は、次の3つです。
- 葉っぱの色・大きさ・ツヤを見る
- 巻きひげと子づるの勢いを見る
- 実の形を見る
葉の色が薄くなり、子づるや巻きひげの勢いが弱く、さらに真ん中がへこんだ実が増えてきた時は、肥料不足を疑います。
サインを見つけたら、早めに追肥を考えます。ただし、一度にたくさんあげすぎず、株元から少し離した場所へ、適量を守ってまきます。一段と暑い日が続いてきますので、あまり無理はせず、美味しいキュウリがたっくさん収穫できるように、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね♪
- 葉の色とツヤを見る
- 巻きひげと子づるの勢いを見る
- 実の真ん中や曲がりを見る
- サインが重なったら追肥を考える
迷った時は、曲がった実だけで決めず、葉っぱ・巻きひげ・子づる・実の形をセットで確認しましょう。サインが重なった時は、一度にたくさん追肥しすぎず、キュウリの様子を見ながら少しずつ整えていきましょうね。
あわせて見たい関連動画

曲がったキュウリについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画も合わせて見ると判断しやすくなります。
暑い時期のキュウリ栽培は、収穫が楽しい反面、株もたくさんの栄養を使います。無理なく様子を見ながら、おいしいキュウリを長く収穫していきましょう。

























