冬【12月~2月】

【2025年】初心者もたくさん収穫できる♪2月に植える最強の冬野菜8選!プランターでもできる家庭菜園~植え付けカレンダー~

今回は、プランターでも栽培でき、初心者の方でも簡単に育てられるオススメの野菜をご紹介していきます。

育て方のポイントや収穫のコツをご紹介していきますので、

今回ご紹介する野菜の中からお気に入りの野菜を見つけて、美味しい野菜を育てて家庭菜園を楽しんでいきましょう!

動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/zEg05AIAMTY

豆知識 

皆さんに、知っておいて欲しいのが、2月に植える野菜を成功させるためには、気を付けて欲しいポイントがいくつかあます。

その中でも防寒対策。特に「温度管理」が重要です。

2月の家庭菜園は気温が低いので「種をまいても、なかなか発芽しない」と言うのが悩みのタネだと思います。

2月にオススメなやり方

ポコずブログ

そこで!おすすめなやり方が、

園芸用のポットに種をまき、ある程度大きく成長したら、プランターや畑に植え付けてあげる。と言うやり方です。

全体にビニールをかぶせてあげたり、家庭菜園用の小さな温室などで保温をしてあげると、発芽率が「ぐんっ」と上がってれます。

畑やプランターに直接種をまく場合でも、「ビニールや不織布シートなどで保温をしてあげる」だけでも成功の確率があがります。 

①ジャガイモ とも 

  • 植え付け時期:2月下旬~3月
  • 収穫時期:5~6月 

ジャガイモは、南米アンデス山脈の高地が原産の野菜で、寒さに強いため2月に植える野菜として適しています。

日本は雨が多い国ですので、酸性よりの雨によって、自然と土壌が酸性に傾きやすくなります。

他の多くの野菜は、石灰を使って弱酸性~中性の土壌に調整しますが

ジャガイモの場合、酸性の土壌を好むため「石灰で中和する」必要がない事がほとんどです。


畑で栽培する場合は、畝を高くして、排水性をよくしておくことがたくさん収穫するコツです。

「種芋」は植え付ける20日~30日前くらい前から、日光に当てて発芽させます。


ポコ1号

これを「浴光浴芽(よくこうよくが)」と言います。

ポコ2号

夜間や雨の日は、屋内に取り込こんであげると上手に発芽してくれるよ。


種芋を半分に切り、切り口に腐敗防止のための草木灰をつけて、2日~3日ほど乾燥させてから植え付けを行います。

植え付ける時は、30cmほど間隔を空けて切り口を下に向けて土をかぶせます。 


プランターで育てる場合は、深さ30cm以上。幅30~40cmのプランターに1株が目安です。


伸びてきた芽が5㎝程になったら、茎が太いものを2~3本残して間引いていきます。


高さが30cmほどに成長した頃に、株もとに土寄せを行い、

このタイミングで1株あたり20g~30gの肥料を与えてあげると、大きなジャガイモが収穫できるようになります。

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何で土寄せをするの?

ポコ1号

茎が強風などで倒れないようにするためと、

芋が日光に当たり緑化してしまう事を防いであげるためだよ!

ジャガイモは、適切なタイミングで追肥と土寄せをしてあげることで収穫量や品質が上がります。


花が咲いたら取り除き、茎と葉っぱが黄色く変色したら収穫のサインです。 

②ブロッコリー

  • 種をまく時期:2~3月
  • 植え付け時期:3~4月
  • 収穫時期:4~6月 

ブロッコリーは、地中海沿岸が原産でビタミンなどを豊富に含む緑黄色野菜です。

プランターで栽培するときは、茎が長めで幅を取らない「スティックブロッコリー」という品種がおすすめ。

ブロッコリーの発芽温度は20~25℃と少し高めですので、発芽をするまでは温室での栽培がおすすめです。


ビニールハウスは、ホームセンターなどで簡易的なものから本格的なものまで種類がありますので、

スペースや予算に合わせて購入してみるのもいいと思います。


園芸用のポットの淵一杯まで土を入れ、3粒を目安に種をまきます。

発芽したら2本に。本葉が2枚の頃に1本になるように、それぞれ間引きをしていきます。


本葉が4枚になった頃に、園芸用ポットから畑やプランターに定植していきしましょう。

植え付ける2週間ほど前に、1㎡あたり100gの石灰を混ぜて土壌の調整をしておき、

その1週間後に堆肥を1㎡当たり3ℓ。肥料を1㎡当たり100g加えて土づくりをしておきます。


畑での栽培の場合は、株間を40~50cmプランターで育てる場合は、幅65cmのプランターに対して2株を目安に植え付けます。

植えつけて1か月、茎の先端に小さなつぼみが見え始めてきた頃に、1㎡当たり50gの肥料を施します。


収穫後も、ブロッコリーの主茎から伸びたわき芽を伸ばせば、側花蕾(そくからい)と言って、

小さなブロッコリーが生えてきて、長く収穫を楽しむこともできます。

この 側花蕾の収穫まで楽しみたい方は、主となるブロッコリーの実を収穫した後に、追肥をしてあげるのを忘れないでくださいね。 

③ホウレンソウ

  • 種をまく時期:2~4月 
  • 収穫時期:4~6月 
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ホウレンソウは、ビタミンやミネラルが豊富な冬の緑黄色野菜です。

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一般的な品種は「アク」を多く含むため、下ゆでして調理するのがおすすめだよ!

サラダ用の品種を選んで育ててあげれば、そのまま食べることができます。 


畑やプランターに、直接種をまいて育てることができますので、初心者の方にも育てやすい野菜です。

ホウレンソウは酸性土壌を嫌うので、種をまく2週間前までに1㎡あたり100g〜150gの石灰を混ぜて土壌の調整をしておきます。

さらに1週間後、堆肥を1㎡あたり2kg。肥料を1㎡あたり100g〜150gほど施して土づくりをしておきます。


種をまく際は、深さ2cm。幅3cmの溝を作り、1~2cmの間隔でまいていきます。

発芽する温度が15~20℃ですので、ビニールや不織布シートなどを被せて保温をしてあげると発芽率が高まります。


発芽をしたら、本葉が1枚~2枚の頃に1回本葉が3枚~4枚の頃に2回目の間引きを行い、株間が6cmほどになるように調整していきます。


2回目の間引きのタイミングで追肥をしてあげると、美味しいホウレン草が収穫できるようになります。


高さが20cmほどに生長してきたら、生長が早いもから順番に収穫していきましょう。 

④コマツナ

  • 種をまく時期:2~10月 
  • 収穫時期:5~12月 

コマツナは暑さや寒さに強く、数時間しか日光の当たらない場所でも育てることができます。

また、畑やプランターに直接種をまいて栽培することができますので、この時期に育てるにはとてもおすすめな野菜です。 

種をまく2週間前に石灰。1週間前に堆肥と肥料を施しておくと元気に成長してくれます。


コマツナが発芽する温度は20~30℃くらいですので、1cmくらいの深さの溝に1cm間隔で種をまき

ビニールや不織布シートを被せて保温してあげると上手に発芽してくれます。


発芽をしたら、双葉(子葉)の後の本葉が1枚~2枚出たタイミングで3 cm ~4cmの間隔に1回。

本葉が3枚~4枚出たタイミングで5 cm ~6cm間隔に2回目の間引きを行います。


2回目の間引きのタイミングで「追肥」をしてあげると、立派に成長してくれます。

追肥は

「畑の場合」1㎡あたり約25g〜30g。

「プランターの場合」1株あたり3g〜5gの肥料が目安です。


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大きく育つ過ぎてしまうと、硬く食感も悪くなってしまいます。

ポコ2号

1ヵ月ほど過ぎて

高さが25cmくらいに成長したら、早めに収穫していくのがポイントだよ💞 

⑤ダイコン

  • 種をまく時期:2~4月 
  • 収穫時期:5~7月 

根の収穫部分だけでなく葉っぱも栄養価の高いダイコンは、胃腸の働きを助けてくれる働きもあります。

種をまく2週間前に石灰。1週間前に堆肥と肥料を施します。

ダイコンは、深く根っこを張る野菜ですので、30 cm ~35cmくらいの深さまで耕してあげるのが、立派なダイコンを収穫する大事なポイントです。


プランターの場合は、深さが25〜30cm以上の物がおすすめです。 


種をまくときは、びんの底などで深さ1.5cmくらいの平たい穴を作り、

1か所に4粒ほどの種を25 cm ~30cmの間隔を空けて撒いていきます。


ダイコンの発芽する温度は25℃くらいが適温ですので、

ビニールや不織布シートを被せて保温をしてあげるのがおすすめです。


発芽をして双葉が開いたら3本に。本葉が2~3枚の頃に2本にそれぞれ間引きをし、

1㎡あたり50 g 〜60gの肥料を与え追肥をします。追肥をしたあとは株が倒れないように根元に土を寄せてください。

土寄せをすることで、「根の色を白く保つ」や「味を良くする」と言った効果も期待できます。

本葉が6枚~7枚になったころ頃に、1本立ちにして育てていきます。


ポコ2号

収穫のタイミングは?

ポコ1号

外側の葉っぱが垂れ下がって、中心の葉っぱが横に開いてきた頃が収穫のタイミングだよ。 

⑥エンドウ

  • 種をまく時期:2~5月 
  • 収穫時期:3~10月 

エンドウには、

  • 新芽を食べる「豆苗」
  • 若いサヤを食べる「サヤエンドウ」
  • 生長した実とサヤを食べる「スナップエンドウ」
  • 熟した豆を食べる「グリーンピース」

など、色々な品種かあります。

 種をまく2週間前に石灰。1週間前に堆肥と肥料を施しておきます。


30cmの間隔を空けてびんの底などで深さ3cmほどの穴を作ったら、

1か所に4~5粒。30cmの間隔になるように種を撒いていきます。


発芽適温は20℃ほどですので、発芽をするまではビニールや不織布シートをかぶせて保温してあげるのがおすすめです。

また、エンドウは、植え替えに強い野菜ですので「ポットで育てて」

本葉が3枚ほどになった頃に、畑やプランターに植え替えてあげるのもおすすめです。


本葉が3枚くらいに成長したら2本に間引いていき、支柱やネットを設置してツルを誘引します。


ポコ1号

追肥のタイミングは花が咲き始めた頃と収穫の最盛期に、それぞれ1回ずつだよ

ポコ2号

1㎡あたり約30gほどが目安だね💞

スナップエンドウの場合、開花から20~25日ぐらいで収穫できるようになります。 

⑦キャベツ

  • 種をまく時期:2月中旬~3月 
  • 植え付け時期:3月下旬~4月 
  • 収穫時期:5~6月 

キャベツには、夏に種をまいて冬に収穫する「冬キャベツ」と、秋に種をまいて春に収穫する「春キャベツ」の2種類があります。


種まきの方法は、園芸用ポットを使うのがおすすめで、1つのポットに3粒~4粒の種をまきます。

発芽温度は15℃~30℃ですので、保温をするか温室で管理して発芽を促してあげます。

2週間前に石灰。1週間前に堆肥と肥料を施しておきます。


本葉が2枚に成長した頃に、発芽した芽が2本になるように1回目の間引きを行い、

最終的には1本になるように、本葉が4枚の頃に2回目の間引を行います。 


本葉が5枚~6枚に成長してきたタイミングで、畑やプランターに定植してあげると上手に育ってくれます。

キャベツは、葉っぱが広がって育つので、40 cm ~50cmくらいの少し広めの間隔で植えつけを行うのがポイントです。


プランターで育てる場合は、できるだけ大きいプランターを選ぶのがコツです。

1株を栽培する場合は直径30㎝、高さ30㎝、深さは25㎝以上のものがおすすめで、

2株栽培したい場合は、奥行き45㎝、幅80㎝、高さ40㎝の容量が76ℓほどあるタイプの物がおすすめです。


追肥のタイミングは、植えつけてから3週間後に1回と、キャベツが丸く結球し始める頃に2回目の追肥を行うと、

大きなキャベツが収穫できるようになります。


ポコ1号

大きくしようと収穫が遅れてしまうと、球が割れてしまう事があります。

ポコ2号

手で押して「葉っぱが固く締まってきたな」と感じたら、収穫してあげてね💞

⑧リーフレタス

  • 種をまく時期:2~3月 
  • 植え付け時期:3~4月
  • 収穫時期:4~7月 

リーフレタスはビタミンやミネラルが豊富で、種まきからおよそ60日で収穫できるため初心者の方におすすめの野菜です。

根元にマルチングをしてあげれば、土もつかずきれいな葉の部分が収穫できます。


この時期の種まきは、1つのポットに4粒ほどの種をまいて、その後、畑やプランターに定植するやり方がおすすめです。

日光を受けながら発芽するため、土を薄めに被せるのがポイントです。


温室またはビニールをかぶせて管理し、15~20℃くらいの温度を保つと元気に発芽してくれます。

順調にいけば、3日~5日ほどで発芽が始まります。


発芽までは1日1回、土が乾かないように水やりをしてあげるのがコツです。

また、種を1日水に浸してから種まきすると、発芽しやすくなりますので試してみてください。

発芽をして成長の悪いものから間引いていき、本葉が2枚ほどに成長した頃に1本立ちになるように間引いていきます。


植え付ける際は、15cm間隔で植えつけ、草丈が20~25cmに育ったら収穫のタイミングです。


ポコ1号

根元を切って収穫する事もできますが、

ポコ2号

外側の葉っぱを少しずつ収穫していけば、長い期間収穫を楽しむこともできるよ! 

まとめ

ポコ1号

最後に、注意してほしい点を1つ。お伝えして終わりにしますね。

それは!ビニールをかぶせて保温をする場合、昼間に温度が上がりすぎてしまう事がありますので、

ビニールに、通気用の小さい穴を開けておくのがポイントです。

また、発芽をした後は、土の上に敷きわらなどのマルチングをほどこし、霜の対策も行うと上手に育ってくれますよ。 


今回は、2月に植えるおすすめ野菜についてご紹介してきました。 

まだまだ寒さの残る2月ですが、保温や霜への対策をしてあげれば初心者の方でも始められる野菜があります。

いつもより少し手間暇もかかってしまいますが、

ポコ2号

苦労をした分、収穫した時の喜びは「ひとしお」だね💞


寒さも続きますので無理はせず、お気に入りの野菜をみつけて美味しい野菜を育てて、

これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね。 

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