最近、苗や種の値段が高くなってるね!
家庭菜園で、もとが取れるのかしら?
物価高騰に強い!
費用対効果が高い秋冬野菜がありますよ!
一度植えれば何度も収穫できて、もとが取れる野菜。
特に秋冬野菜には、「収穫期間が長く何度も収穫が可能!」といった品種がたくさんあります。
そこで今回は、家庭菜園で楽しく育てながら、何度も収穫できる「費用対効果の高い野菜6選」をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
豆知識

秋冬野菜を長い間収穫をするコツは、「株ごと抜かずに収穫する」ということ!収穫する際に株ごと抜いてしまうと、たくさん収穫することができません。
外葉を取ったり先端を摘心して収穫すると、収穫した後もわき芽や成長点が伸びていきます。すると、継続的に長く収穫することができるんです。
「外葉を取る。先端を摘心する。」が、
長~く収穫を楽しむポイントです!
もとが取れるおすすめ野菜① 春菊

もとが取れるおすすめ野菜の1つ目は、春菊です。お鍋に入れると美味しいですよね。秋まきの場合、9月上旬〜10月中旬に種をまくと11月頃から収穫が始まります。その後も先端を摘心しながらわき芽を育てることで、翌年の春まで収穫できるんです。
草丈が20〜25cmになった頃、下の葉を2枚〜3枚ほど残して、ハサミで摘み取り収穫をしていきます。すると、残した部分から新たにわき芽が伸び、長期間にわたって収穫を続けられますよ。
春菊の種は100円でも買えますよ!

もとが取れるおすすめ野菜② 水菜

もとが取れるおすすめ野菜の2つ目は、水菜です。サラダやおひたしなど、色々な料理に使える野菜です。水菜が育ってきたら中心の成長点を残して、外葉からはさみで切り取って収穫していきましょう。2~3ヶ月ぐらいは継続して収穫できます。
秋まきで長く収穫したい場合は、追肥を忘れずに。畑で育てる場合は、種をまいてから1か月後に化成肥料を1㎡あたり30g程度。プランターの場合は、草丈が10〜15cm程度になった頃から、20日に1回ほどのペースで化成肥料を10g程度与えてくださいね。
水菜は寒い冬の間でも新鮮な葉を供給してくれる、
頼もしい野菜です!
もとが取れるおすすめ野菜③ カラシナ

もとが取れるおすすめ野菜の3つ目は、カラシナです。栽培の手間も少なく、発芽も容易で比較的育てやすい野菜です。色もカラフルで少しピリッとして、野菜サラダにして食べると美味しいですよ。
水菜と同じように外葉から必要な分だけをこまめに収穫していくことで、1株でもおよそ2~3か月間にわたって繰り返し収穫できます。一株あればひと冬はカラシナを楽しむことができます。ただし、カラシナは一度にたくさん収穫してしまうと株が弱ってしまいます。食べる分だけを小まめに収穫すると株への負担を減らすことができ、長く収穫を楽しめます。
カラシナは害虫にも強いので、
一株植えておくと安心ですよ!
もとが取れるおすすめ野菜④ 茎ブロッコリー

もとが取れるおすすめ野菜の4つ目は、茎ブロッコリーです。「スティックセニョール」と呼ばれることもあります。アスパラガスに似たような食感の茎も、美味しく食べることができます。9月中旬ごろから定植すると11月ぐらいから収穫でき、翌年の4~5月まで収穫を継続できます。
1袋400~500円くらいで種が購入でき、たくさんの苗がとれるので非常に経済的です。ちなみに、茎ブロッコリーは株が大きくなるので、株間を60㎝以上開けるようにしましょうね。
1株から毎週10本くらいの収穫できる、
かなり経済的な野菜です!
もとが取れるおすすめ野菜⑤ ルッコラ

もとが取れるおすすめ野菜の5つ目は、ルッコラです。ピリッとした辛味とごまの風味があり、おひたしにして食べると美味しいですよ。栽培も比較的簡単で生育も早く、ちょっと珍しい野菜を育ててみたい方におすすめです。
種まき後3~4週間ほどで収穫が可能。5~10cmに成長した若葉を収穫していきます。株ごと抜かずに外側の葉っぱから順に収穫していけば、繰り返し新葉が出て1~2か月間にわたって収穫を楽しめます。また、ルッコラはハーブの一種なので、他の野菜と一緒に育てると害虫対策の効果も期待できますよ。
花が咲くと新しい芽が育たないので、
花芽は見つけたらすぐに取り除きましょう!
もとが取れるおすすめ野菜⑥ 小松菜

もとが取れるおすすめ野菜の最後は、コマツナです。色々な料理で食べることができる、家庭料理では人気の野菜です。外葉から収穫することで成長点が伸びて、新たな芽をどんどん収穫できます。3~4株ほど植えておくと、ひと冬の間は収穫できますよ。
コマツナは、基本的に追肥の必要はありません。でも、外葉を収穫して栽培期間を長くする場合は、本葉が3~4枚、草丈が7〜8cmぐらいに成長した頃に追肥をしてください。さらに、このタイミングで株間を5~6cm程度になるように間引きをしてあげると、より長く収穫を楽しむことができますよ。
季節ごとに小松菜の品種を変えて栽培すれば、
1年中栽培することも可能ですよ。

害虫には注意!

今回ご紹介した野菜は、キク科の春菊を除いてすべてアブラナ科の野菜です。アブラナ科の野菜は害虫がつきやすいので、防虫ネットでの害虫対策がおすすめです。苗の場合は植え付け直後。種の場合も種まき直後から防虫ネットを設置することがポイントです。
また、「コンパニオンプランツ」と言って、異なる野菜を一緒に栽培することで病害虫を抑えることができます。アブラナ科と相性のいい野菜は、キク科のレタスや春菊。セリ科のニンジンやセロリなど。また、シソ科のバジルや大葉なども相性の良い野菜です。
害虫の被害を予防して、収穫量アップ!
まとめ
今回紹介した6つの野菜は、いずれも外葉を摘み取る収穫方法で長く収穫を楽しめ、家庭の野菜不足を補ってくれる心強い存在です。これらの野菜をうまく活用して、家庭菜園を楽しみながら物価高騰の対策をしていきましょう。詳しいポイントは、こちらの動画でさらに詳しく説明しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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