秋ジャガイモの芽が何本も出てきたよ。元気そうだから、全部残してもいいのかな?
芽が多すぎると、小さなイモが増えやすいんだ。まずは芽の高さと本数を一緒に見てみよう♪
こんにちは、ともです。
秋ジャガイモの芽が出そろうと、「芽かきは必要?」「何本残せばいい?」「引っ張ったら種イモまで抜けそう…」と迷いますよね。
芽かきは、すべての株で必ず芽を抜く作業ではありません。芽が約10cmに伸びたら本数を確認し、1~2本ならそのまま、3本以上なら元気な2本を残すと考えると簡単です。
この記事では、芽かきの時期と残す本数、元気な芽の見分け方、種イモを動かしにくい抜き方まで、初心者さんにも分かりやすく解説します。抜くのが怖い時のハサミを使う方法や、作業後の増し土も紹介するので、目の前の株と比べながら進めてみてください。

まず結論|約10cmになったら芽の本数を確認
- 芽が1本:芽かきせず、そのまま育てる
- 芽が2本:2本とも元気なら、そのままでOK
- 芽が3本以上:太く元気な芽を2本残す
- 抜く時は、株元を押さえて横へゆっくり1本ずつ
- 種イモまで動きそうなら、地際でハサミを使ってもOK
- 芽かき後は、株元へ約5cmの土を足す

秋ジャガイモの芽かきは必要?
芽かきは、1つの種イモから何本も出た芽を整理する作業です。
芽を全部育てると、茎葉が混み合い、できるイモの数は増えても一つひとつが小さくなりやすくなります。そこで、勢いのある芽へ養分を集めるために、余分な芽を減らします。
ただし、最初から芽が1~2本しか出ていない株は、無理に減らす必要はありません。「ジャガイモを植えたら必ず抜く」のではなく、芽が3本以上出ている株を見つけた時に行う作業と考えましょう。
まず芽の本数を数えてみましょう。1~2本なら、芽かきをしなくても大丈夫です。
芽かきはいつ?高さ約10cmが分かりやすい目安
秋ジャガイモの芽かきは、芽の高さが約10cmになったころが分かりやすい目安です。資料によって8~15cmほどの幅がありますが、定規で細かく測る必要はありません。
手のひらの横幅ほどに伸び、太い芽と細い芽を見分けられるようになったら、本数を確認してみましょう。
植え付けから約1カ月という日数も目安になりますが、秋は地域や残暑、植え付け時期によって芽の伸び方が変わります。カレンダーだけでなく、「約10cm」「3本以上」の2つを見て判断してください。

小さいうちに慌てて抜くと、どの芽が元気なのか選びにくくなります。反対に、株が大きく茂ってからでは、残したい茎や土の中の部分まで傷めやすくなります。迷った時は、芽が出そろい、太さの違いが見えてきたころに行いましょう。
芽は何本残す?初心者さんは「元気な2本」が基本
芽の残し方には、1~2本、2~3本など複数の考え方があります。芽を少なくすると大きなイモを狙いやすく、芽を多めに残すとイモの個数は増えやすい一方、小さくなりやすい傾向があります。
家庭菜園で初めて芽かきをするなら、迷ったら元気な2本を残すと覚えておけば大丈夫です。
秋植えは春植えより育てられる期間が短く、寒さや霜が来る前にイモをしっかり太らせる必要があります。芽を多く残しすぎず、元気な2本へ養分を集めることで、限られた期間でもイモを大きく育てやすくなります。
これが、秋ジャガイモで「2本残し」をおすすめする理由です。
| 今ある芽 | どうする? |
|---|---|
| 1本 | 抜かずにそのまま育てる |
| 2本 | 2本とも元気ならそのまま |
| 3本以上 | 元気な2本を残し、ほかを減らす |
| 全部が細く弱い | 急いで減らさず、少し生育を見る |
芽が3本あるからといって、必ず1本だけ抜かなければならないわけではありません。株の状態や育てたいイモの大きさに合わせて、3本残す選択肢もあります。ただし、初心者さんが混み合いを避けながら育てる基本は2本です。
残す芽はどれ?太さ・勢い・傷みを見る
芽かきで失敗しにくくする一番のコツは、抜く芽を探す前に残す2本を先に決めることです。
残したい芽は、次のような芽です。
- 他の芽より太い
- まっすぐ元気に伸びている
- 葉色がよい
- 茎や葉に大きな傷みがない
- 2本が同じ方向へ強く重ならず、少し離れている
細くて弱い芽、折れている芽、他の芽の下へ入り込んでいる芽は、取り除く候補です。ただし、「一番背が高い芽」だけで決めず、太さや葉の状態も一緒に見てください。

抜く芽を探すより、残す2本を先に決めるんだね!
そうそう♪先に決めておくと、大事な芽まで抜く失敗を防ぎやすいよ。
種イモを動かしにくい芽かきのやり方
残す芽が決まったら、不要な芽を1本ずつ取り除きます。
- 片手を株元へ置き、残す芽と周りの土を一緒に押さえる
- もう片方の手で、不要な芽をできるだけ根元近くから持つ
- 真上へ勢いよく引かず、横へ倒すようにゆっくり抜く
- 株元が動いたら一度止め、土を押さえ直す
- 1本抜くたびに、残した芽がぐらついていないか確認する

数本をまとめて引くと、残す芽や種イモまで動きやすくなります。必ず1本ずつ作業しましょう。
抜くのが怖い時はハサミでも大丈夫
芽を引くと種イモまで動きそうな時は、無理に抜かなくても大丈夫です。清潔なハサミを使い、不要な芽を地際から切ります。
引き抜く方法は芽を根元から取り除きやすく、ハサミは残す芽や種イモを動かしにくいのがよいところです。どちらか一つが絶対の正解ではありません。自分が安全に作業できる方法を選びましょう。

残す芽まで動きそうなら、無理に引っ張らず、清潔なハサミで地際から切ってくださいね。
芽かきでよくある失敗と対処
不要な芽が途中で切れた
途中で切れても、すぐに土を掘り返す必要はありません。そのまま育て、同じ場所から再び芽が伸びてきた時だけ、改めて地際から切りましょう。
残す予定の芽まで折れた
ほかに元気な芽が残っていれば、その芽を育てます。1本しか残っていない場合は、さらに減らさず、そのまま生育を見守りましょう。
種イモが少し動いた
それ以上引っ張るのをやめ、元の位置へそっと戻します。株元へ土を足し、ぐらつかないよう手で軽く押さえてください。強く踏み固める必要はありません。

うまく根元から抜けなくても、それだけで栽培失敗ではありません。芽かき後に株を何度も触るより、残った芽と株元を安定させることを優先します。
芽かき後は約5cmの土寄せ・増し土をしよう
芽かきが終わったら、株元へ約5cmを目安に土を足します。畑では周りの土を寄せ、プランターや栽培袋では新しい土を追加しましょう。
ジャガイモは、種イモより上に伸びる地下茎の先へ新しいイモができます。株元に土を足すことで、イモが育つ場所を確保できます。また、イモが地表へ出て光に当たり、緑色になるのを防ぐためにも土寄せは大切です。



葉まで埋める必要はありません。茎の下側を支えるように土を足し、手のひらで軽くなじませればOKです。
土がすでに湿っていれば、作業後にたっぷり水を与えなくても大丈夫です。乾いて土がなじまない時だけ、株を倒さないやさしい水流で与えましょう。
追肥の有無や2回目の土寄せは、使っている培養土や肥料によって変わります。肥料入りの増し土なら、追加の肥料が不要な場合もあります。
芽かき後の追肥量や、2回目の土寄せを詳しく確認したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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芽が1本しか出ていません。芽かきは必要?
必要ありません。その1本をそのまま育てましょう。芽かきは、出ている芽を決まった本数だけ必ず抜く作業ではありません。
芽が2本なら、1本に減らした方が大きくなる?
大きなイモを狙って1本にする考え方もありますが、2本とも元気なら無理に減らさなくても大丈夫です。初心者さんは2本を基本にすると、個数と大きさのバランスを取りやすくなります。
3本残しても大丈夫?
3本残して育てる方法もあります。ただし、芽が多いほど小さなイモが増えやすいため、大きさを重視するなら1~2本、迷ったら2本がおすすめです。
芽かきをしないと収穫できない?
芽かきをしなくても収穫できる場合はあります。ただし、芽が多すぎるとイモが小さく不揃いになりやすいため、3本以上で混み合っている株は整理しておくと安心です。
プランターや栽培袋も同じ本数?
芽かきの基本は畑と同じです。容器栽培は土の量が限られるため、芽を多く残しすぎず、増し土できる上部の余白も確認しましょう。
まとめ|迷ったら元気な2本を残そう
秋ジャガイモの芽かきは、難しい作業ではありません。
- 芽が約10cmになったら本数を見る
- 1~2本なら、そのまま育てる
- 3本以上なら、元気な2本を先に決める
- 株元を押さえ、不要な芽を横へ1本ずつ抜く
- 動きそうなら、ハサミで地際から切る
- 作業後は、株元へ約5cmの土を足す

完璧に根元から抜こうとしなくても大丈夫です。残す芽を先に決め、株元を押さえながら、できる方法で1本ずつ進めていきましょう。
























