寒くなったら、玉ねぎ苗の元気がないな…
何か対策できないかしら!?
12月にやるべき3つのポイントを解説していきますね!
「寒さにも強い!」というイメージもある、玉ねぎ。
でも、一気に寒さが訪れると、まだ根っこがしっかり張っていない苗は、そのまま冬を越せずに枯れてしまうことがあります。これを知らないで玉ねぎ大倍を失敗している方も多いはず。
そこで今回は、玉ねぎの冬越しを成功させる「今やっておきたい3つのポイント」を、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。
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豆知識

玉ねぎが冬に枯れてしまう原因は、根っこの量が少ないこと。根っこが弱い苗ほど、寒さのダメージを受けやすくなります。
根っこは暖かい時期にグンと伸びますが、気温が下がり始めると一気に伸びにくく…。
12月のまだ暖かさが残っているこのタイミングが、冬越し前の最後のチャンスになります。
今の時期に根っこの量を増やしておくと、寒さにビクともしない強い玉ねぎを育てられ、春の成長をスムーズに進めることができます!
目指せ!寒さに負けない立派な玉ねぎ!!
玉ねぎの寒さ対策 「もみ殻」と「敷きわら」

冬越し前に玉ねぎの根っこをしっかり活着させるためには、少しでも暖かい環境をつくってあげることが重要です。
そのためには、「もみ殻」と「敷きわら」を活用しましょう。
「もみ殻」

もみ殻は、マルチを使って育てている方におすすめです。
もみ殻をマルチの穴に2~3cmほどの厚さで敷くだけで、保温や保湿、雑草の抑制までしてくれます。
ただし、もみ殻はとても軽いので風で飛ばされやすいという弱点が…。軽く水を撒いて落ち着かせたり、腐葉土を少し混ぜてあげたりすると、しっかり馴染んでくれます。
「敷きわら」

敷きわらは、プランターで育てている方や、マルチを使わずに育てている方におすすめです。
3~5cmほどの厚みで玉ねぎ苗の根元を覆うように敷き詰めてあげます。霜の影響を和らげて地温を安定させてくれるほか、雑草の抑制効果も期待できます。
どちらも、家庭菜園で手軽にできて効果が高い対策です!
玉ねぎ苗へのプラスアルファ対策 リキダス

「玉ねぎの根が弱いなら肥料をあげれば元気になるだろう!」と考えてしまいがち…。でも、12月の時期に肥料を多く与えすぎてしまうと、失敗の原因になってしまいます。
この時期に必要なのは「栄養」ではなく「根を元気にする力」です。そこで効果的なのが活力剤「リキダス」です。
「リキダス」は、まだ苗が小さい方や植え付け後の苗が少しぐったりしている方にとくにおすすめです。
12月のタイミングで一度活力剤「リキダス」を与えておくと成長しすぎることなく、 根の量をグッと増やすことができます。
おすすめの活力剤「リキダス」!試してみてくださいね!
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玉ねぎの冬越し 水の管理

冬の玉ねぎは、乾燥気味に育てるのがポイントです。冬で成長が止まっている玉ねぎに水を与えすぎてしまうと根が呼吸しづらくなり、弱っている苗ほど傷みやすくなってしまいます。
畑で育てている場合は、雨が長期間降らない場合を除いては水やりをほとんどしなくても大丈夫です。でも、「2週間以上雨が降らない」「土の数センチ下まで乾いている」という場合には、水やりをしてあげましょう。
一方、プランターの場合は畑に比べて乾きやすいので、定期的にチェックしてください。土の中まで乾燥している場合には、しっかりと水やりをしてくださいね。
土が凍らないよう、
水やりは午前中に行ってくださいね。
玉ねぎの根浮き対策

玉ねぎの冬越しで意外と見落としがちなのが、根が浮いてしまう「根浮き」による失敗です。
これは、「霜柱」が原因で起こる現象です。土と一緒に玉ねぎの根が地表に押し上げられてしまい、冷たい外気に直接さらされてしまい、どんどん根が弱っていきます。
特に、朝の冷え込みが厳しい場所や、霜が降りやすい地域で育てている方は、注意してくださいね。
もみ殻や敷きわらなどで株元をしっかり守ってあげることで、根浮きは対策できます。
万が一、根が浮いてしまったら、 手で優しく土を抑え込んで、根が再び土に密着するようにしてあげましょう。
きっと、回復に向かってくれますよ!
まとめ
玉ねぎは栽培期間が長く、冬を乗り越えなければいけない野菜です。でも、本格的な冬に入る前の12月のうちにしっかりお世話をしてあげると、玉ねぎ栽培を成功させられます。
詳しいポイントはこちらの動画でさらに詳しく説明しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
また、「苗がまだ小さくて少し心配…」という方には「リキダス」もおすすめです!ぜひ試してみてください♪
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