ナスの育て方

ナスの葉が黄色くなる原因|しおれる・巻く時の症状別チェック

ナスの葉に黄色い変色やしおれが出た時の症状確認

ナスは「丈夫で育てやすい野菜」とよく言われますが、実際に育ててみると、葉っぱにさまざまなトラブルが起こることもあります。

「葉が黄色くなってきた…」「なんだか巻いている?」「枯れてきたかも…」 そんな症状を放っておくと、ナスの実がうまく育たず、収穫できないなんてことも。

黄色くなったり枯れたりするナスの葉のトラブル例


黄色くなったり枯れてしまったりとナスの葉っぱのトラブルは様々で、早めに対処しないとナスの実がうまく育たない。という事が起きてしまいます。せっかく育てたのに、実がならないのはとても残念ですよね。

そこで今回は、ナスの葉に起こるトラブルの症状別に、原因と対処法をわかりやすくまとめました。

ナスくん

初心者の方でも安心してナスを育てられるように、ぜひ参考にしてくださいね!

まず結論|ナスの葉が黄色い時の見分け方

ナスの葉に異変が出た時は、まず「黄色い」「しおれる」「巻く」「黒っぽい・斑点がある」のどれに近いかを見て、原因を絞ると考えやすいです。

ナスの葉が黄色い、しおれる、巻く、黒っぽい斑点が出る時に見た目で確認する症状別チェック図
症状の見た目を比べるための目安です。原因は1つとは限らないため、株全体・土の乾き・斑点の広がりも確認します。

一枚だけ黄色い場合は古い葉のこともありますが、株全体が黄色い、しおれる、斑点が広がる時は早めに原因を確認しておくと安心です。

動画で見たい方はこちら

📺ナスの葉が黄色い・しおれる・巻く原因と対策
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豆知識|葉っぱが黄色くなる原因は?

肥料切れでナスの葉が黄色くなる原因の解説

黄色くなる原因のひとつは「肥料切れ」です。

ナスは肥料をよく吸う野菜で、栄養が足りなくなると葉の色がどんどん薄くなり、やがて黄色くなってしまいます。

農家さん

ナスは肥料が大好きな野菜なので、ナスの栽培は肥料がとっても重要です!

対処法:追肥を行う
  • 実がつき始めた頃から追肥スタート
  • 2〜3週間に1回、化成肥料を1株あたり50g(ひと握り)
  • すぐに効果を出したい場合は、液体肥料を薄めて与える
  • 濃度が濃すぎないように注意(ラベル通りに希釈)

追肥をしっかり行うことで、葉の黄色化は改善しやすくなり、花も再び咲きはじめることが多いです。

葉が枯れる・しおれる原因と対策

ナスの葉が枯れる・しおれる原因と対策の解説

原因①:肥料焼け

肥料焼けでナスの根が傷み葉がしおれる原因

肥料を株元に与えすぎたり、根に直接触れてしまうと「肥料焼け」を起こし、根が傷んで水分や養分を吸収できなくなります。

対処法

  • 肥料は株元から少し離れた場所にまく
  • 追肥の際は株周りに浅くまいて土と混ぜるのがベスト

「えっ、もしかして私、肥料あげすぎてたかも…?」

原因②:根詰まり

プランター栽培のナスで根詰まりが起きる原因

鉢やプランターで育てている場合、容器の中で根がぎっしり詰まると、水や栄養が吸えなくなり、葉がしおれて落ちてしまいます。

根詰まりってどう見分ければいいの?

ナスの根詰まりを確認して植え替えや根切りを考える場面
対処法
  • 一回り大きな鉢に植え替える
  • 根切りを行う(7月下旬〜8月上旬が目安)
  • 根元から20cmほど離れた位置にシャベルを差し込んで根を切る

これにより新しい根が生え、株が再び元気になります。根切り後はしっかりと水を与えて様子を見ましょう。

葉っぱが巻くのはなぜ?

ナスの葉が巻く原因として水の過不足を確認する場面

葉が巻く原因の多くは「水の過不足」にあります。

水が少ないと根が乾燥し、逆に多すぎると呼吸できず、どちらも根を傷めてしまいます。その結果、葉が巻いてしまうんですね。

ナスの葉が巻いた時の水やりと土の乾き具合の確認
対処法
  • 土の表面が乾いたら、たっぷり水を与える
  • 夏場は特に注意し、朝の涼しい時間に水やり
  • プランターの場合は朝と夕方の2回に分けて水やりをする
  • 炎天下の水やりは避ける(根が傷む可能性あり)

農家さん

水やりの際は、葉の様子土の乾燥具合をこまめに観察することが大切です!

夏場の水やりで迷う方は、夏野菜を枯らしやすい水やりのNG例も確認しておくと安心です。

葉が紫や黒っぽくなる原因は?

ナスの葉が紫や黒っぽくなる時の原因確認
ナスの葉が紫色になるアントシアニンの症状例

ナスは「アントシアニン」を多く含むため、葉が紫色になるのは自然なこと。むしろ元気な証拠です。ただ、紫色を通り越して黒っぽい色に変色してきた時には注意が必要です。

ですので、元気だからといって様子を見るのを怠らないように注意しましょう。

原因:低温障害

寒さから株を守るためにアントシアニンが過剰に生成されると、葉が黒く変色します。これは気温の低下時期や、夜間の冷え込みが原因です。



対処法
  • 地植えの場合:黒マルチを使って地温をキープ
  • プランターの場合:支柱+ビニール袋で囲んでカバーする
  • 夜間冷え込む場合は、不織布などで覆って防寒対策をする
寒さでナスの葉が黒っぽく変色する原因の解説
気温低下で黒くなったナスの葉が回復する時の確認

農家さん

気温が安定し始めると、葉の色も自然に元に戻ることが多いです!

まとめ:ナスの葉の変化はトラブルのサイン!

ナスの葉の変化を見て早めに対策するまとめ

ナスの苗を植えた後、もし2週間以内に葉が黄色くなった場合は「植え傷み」の可能性があります。植え付けの際に根が傷ついたことで、栄養や水分をうまく吸えなくなってしまうことが原因です。

定植時は、根鉢を崩さず丁寧に扱い、仮支柱も細くて短いものを選ぶのがおすすめです。ただし、下の葉が黄色くなっても広がらない場合は、古い葉が役目を終えて自然に枯れたサイン。この場合は特に心配いりませんよ。

トラブルとその対応をまとめると

  • 葉が黄色い → 肥料不足 → 追肥で改善
  • 葉がしおれる・枯れる → 肥料焼け/根詰まり → 肥料の与え方・根の整理を
  • 葉が巻く → 水の過不足 → 朝の水やり・適切な量に調整
  • 葉が紫〜黒っぽい → 低温障害 → 保温対策を

今回は、ナスの葉が「黄色くなる・しおれる・巻く・黒っぽくなる」など、症状別に原因と対処法をご紹介しました。ナスは丈夫で育てやすい野菜ですが、日々の観察と早めの対応がカギです。

葉の異変が落ち着いて花が咲き始めたら、次はナスの花が咲いた後にやることも確認しておくと、実付きと収穫につなげやすくなります。

少しでも「おかしいな?」と感じたら、今日の内容を思い出して、ぜひ対策を試してみてくださいね!

農家さん

ナスは繊細な面もありますが、育てるうちに葉の様子を見て状態を読み取る「観察力」も自然と身についてきますよ♪

ナスくん

美味しいナスをたくさん収穫する楽しさを、ぜひ味わってくださいね!

これからも、皆さんの家庭菜園に役立つ情報をたくさん発信していきますので、どうぞよろしくお願いします🌱

この記事を書いている人

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元気に育ったナスを収穫する様子

おかげさまで重版が決定しました!

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