ウリ科野菜の育て方

スイカの収穫時期の見分け方|巻きひげ・音・日数と玉返しのコツ

スイカの収穫時期を巻きひげで見分けるアイキャッチ画像

スイカが大きくなってくると、「もう収穫していいのかな」「まだ早いかな」と迷いますよね。

スイカは中を開けて確認できないので、外から見えるサインを組み合わせて収穫時期を判断します。

ポコ3号

せっかく大きくなったスイカ、早く取って失敗したくないな…。でも、待ちすぎて割れるのも心配。

ポコ2号

うん。スイカは一つのサインだけで決めずに、巻きひげ・音・日数を合わせて見ると安心だよ。

まず結論|スイカの収穫は巻きひげを先に見る
  • まず見るのは、実の近くの巻きひげです。茶色く硬く枯れてきたら収穫サインです。
  • 叩いた音は補助として使います。高い「ポンポン」は早め、低い「ボンボン」は熟した目安です。
  • 受粉からの日数も確認します。大玉は約40〜50日、小玉は約35〜40日が目安です。
  • 迷った時は、巻きひげ・音・日数を合わせて判断します。どれか一つだけで決めつけないのが安心です。

家庭菜園では収穫できる数が少ないので、試し割りしにくいですよね。だからこそ、外から見えるサインを順番に見ていきましょう。

スイカの収穫時期を巻きひげ、音、日数で見極める3つのポイント
収穫時期は、巻きひげ・音・日数を合わせて見ます。

スイカの収穫時期が分かりにくい理由

スイカは、ナスやキュウリのように「大きくなったら収穫」、トマトのように「赤くなったら収穫」とは判断しにくい野菜です。

品種や育てている環境によって、大きさや皮の色の濃さが変わるため、外見だけで判断すると早すぎたり、遅れたりすることがあります。

スイカの収穫時期は外見や大きさだけでは分かりにくいことを説明する画像
大きさや皮の色だけでは、収穫時期を判断しにくいことがあります。

特に家庭菜園では、スイカの実がたくさん取れるとは限りません。だから「一番おいしいタイミングで取りたい」と思うのは自然なことです。

一番見やすいサインは、実の近くの巻きひげ

最初に見るのは、スイカのヘタをたどった先にある巻きひげです。

実のヘタがついている近くの巻きひげが、まっ茶色に硬く枯れてきたら収穫のサインです。

スイカの実の近くの巻きひげを確認して収穫時期を見分ける画像
実の近くの巻きひげが茶色く硬く枯れてきたら、収穫サインです。

心配な時は、巻きひげが出ている近くの葉も見ます。巻きひげだけでなく葉も枯れてきているなら、収穫時期に近いと判断しやすくなります。

スイカの巻きひげと近くの葉の枯れ具合を見て収穫時期を判断する画像
巻きひげだけでなく、近くの葉も枯れていると収穫時期に近い目安になります。
ポコ3号

巻きひげって、どこの巻きひげを見ればいいの?

ポコ2号

スイカの実に近いところを見るよ。離れた場所の巻きひげではなく、ヘタの近くを確認しよう。

叩いた音は、巻きひげの後に参考にする

スイカを叩いた音で判断する方法もあります。ただし、音だけで見分けるのは初心者さんには少し難しいです。

目安としては、熟す前は高めの「ポンポン」、熟してくると低めの「ボンボン」、熟しすぎると重く鈍い「ドンドン」「ジャブジャブ」のように聞こえることがあります。

スイカを叩いた音でポンポン、ボンボン、ドンドンの違いを見る画像
音は参考程度に使い、巻きひげの状態と合わせて判断します。
音だけで決めつけない

叩いた音は便利ですが、慣れないうちは聞き分けが難しいです。まず巻きひげを見て、その後に音を参考にするくらいが安心です。

受粉からの日数もメモしておく

受粉日が分かる場合は、日数も大きな目安になります。

大玉スイカは受粉から約40〜50日、小玉スイカは約35〜40日が収穫の目安です。

大玉スイカは受粉後40から50日、小玉スイカは35から40日を目安にする画像
受粉日が分かる時は、日数も収穫時期の目安になります。

ただし、品種・天気・栽培環境によって前後します。日数だけで決めず、巻きひげの枯れ具合や音と合わせて判断しましょう。

見るところ収穫の目安注意すること
巻きひげ茶色く硬く枯れる実の近くを見る
低めのボンボンに近づく音だけで決めない
日数大玉40〜50日・小玉35〜40日品種や天気で前後する

迷った時の見方の順番

「巻きひげは少し茶色いけど、まだ全部は枯れていない」「日数は近いけど、音がよく分からない」ということもあります。そんな時は、あわてて一つだけで決めなくて大丈夫です。

迷った時はこの順番
  • まず、実の近くの巻きひげが茶色く硬く枯れているか見る
  • 次に、受粉日が分かるなら日数を確認する
  • そのうえで、叩いた音が高いか低いかを参考にする
  • 雨が続きそうなら、割れやすくなる前に早めに状態を見る

初心者さんほど、音だけで判断しようとすると迷いやすくなります。なので、ポコずでは巻きひげを主役にして、日数と音を補助にする見方がおすすめです。

熟しすぎると水っぽくなったり割れたりする

スイカは熟しすぎたからといって、すぐ食べられなくなるわけではありません。甘さが増すこともあります。

ただし、熟しすぎると実が割れたり、水っぽくなったり、粉っぽい食感になることがあります。

スイカが熟しすぎると水っぽくなり食感が変わることを説明する画像
熟しすぎると甘くなる一方で、水っぽくなったり食感が落ちたりすることがあります。

特に、乾燥が続いたあとに急な雨で水分を吸うと、スイカが割れやすくなることがあります。

乾燥後の雨でスイカが急に水分を吸い割れやすくなる説明画像
乾燥が続いた後の急な雨は、実割れの原因になることがあります。

梅雨明け後や真夏の晴天続きで土が乾いたあと、急に強い雨が降ると、実が一気に水分を吸って割れることがあります。

収穫サインがかなりそろっていて、これから雨が続きそうな時は、早めに収穫を考えるのも一つの判断です。

「もっと大きくしたい」と収穫を遅らせすぎるより、収穫サインがそろってきたら早めに確認してあげる方が安心です。

熟しすぎたスイカは内部の水分で割れることがある説明画像
収穫を遅らせすぎると、実が割れることもあるので注意します。
ポコ3号

大きくしたい気持ちはあるけど、割れちゃったら悲しいね…。

ポコ2号

そうだね。巻きひげが枯れて、日数も近くて、雨も続きそうなら、収穫を考えるタイミングだよ。

収穫前に玉返しをすると、色づきが整いやすい

スイカの実が大きくなってきたら、太陽の光がまんべんなく当たるように、時々向きを変える「玉返し」も役立ちます。

下になっている面に光が当たらないと、皮の色が薄くなったり、白い部分が多くなったりします。

スイカの光が当たらない部分に白い部分が多くなる説明画像
光が当たりにくい面は、白い部分が多くなることがあります。

やり方は、無理に一気にひっくり返さず、3〜4日ごとに少しずつ向きを変えるイメージです。

スイカの玉返しを2回から3回に分けて行うやり方の説明画像
一気に動かさず、数回に分けて少しずつ向きを変えます。
玉返しはやさしく行う

スイカのヘタはカボチャほど強くありません。持ち上げたり回したりする時は、ヘタやつるを傷めないようにやさしく扱いましょう。

玉返しは、収穫直前に一度だけ行うより、実が大きくなってきた頃から少しずつ行う方がきれいに整いやすいです。作業する時は、暑い昼間を避けて、朝や夕方の涼しい時間に行うと安心です。

スイカマットを使うと、固定と玉返しがしやすい

地植えでスイカを育てていると、丸い実を思った向きで固定するのが難しいことがあります。

そんな時は、スイカマットを使うと実を安定させやすくなります。

スイカマットを使ってスイカの実を支える説明画像
スイカマットを使うと、実を安定させやすくなります。

スイカマットは、地面との接触を減らし、湿気や害虫被害を防ぎやすくする助けにもなります。光が反射して、お尻側の色づきが整いやすいのもメリットです。

ただし、スイカマットを敷いたからといって、収穫時期そのものが早く分かるわけではありません。収穫判断は、あくまで巻きひげ・音・日数を中心に見てください。

スイカ収穫前にあわせて確認したい記事

収穫時期だけでなく、つるの管理やスイカ全体の育て方も確認しておくと、来年以降の栽培にもつながります。

まとめ|スイカの収穫は、巻きひげから順番に見る

スイカの収穫時期は、外から一発で分かるものではありません。だからこそ、巻きひげ・音・日数を組み合わせて見ることが大切です。

  • 実の近くの巻きひげが茶色く硬く枯れているか見る
  • 音は補助として確認する
  • 受粉からの日数を目安にする
  • 収穫前は玉返しやスイカマットで形と色づきを整える
  • 熟しすぎ・急な雨による割れにも注意する
ポコずポイント

スイカの収穫は、迷って当然です。まず巻きひげを見て、音と日数を合わせて確認していきましょう。みなさんのスイカが、おいしいタイミングで収穫できますように。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
家庭菜園は、
「ちゃんとやっているつもりなのに、うまくいかない」
そんな場面が意外と多いものです。

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