トマトの育て方

【トマトの定植後にやるべき4つのポイント】初心者でも失敗しない育て方をやさしく解説!

トマトの苗を植えたあとに、「あれ?このあと何すればいいんだろう…?」と戸惑ってしまった経験、ありませんか?
せっかく元気な苗を選んで、がんばって植えたのに、その後の管理を間違えてしまうと、実が少なくなってしまったり、味がイマイチ…なんてことも。

実はトマト、ちょっとクセのある性格なんです。「水は好きだけど、あげすぎるとNG」「肥料は必要だけど、やりすぎると葉っぱばかり育つ」など、繊細な面があるんですね。

今回はそんなトマトをしっかり育てて、たくさん収穫するために、苗を植えた“そのあと”にやるべき大切な4つの管理ポイントを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます!

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トマトの苗を植えたあとが不安だわ…

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トマトは植えたあとの管理がカギ!水や肥料の加減など、繊細なポイントを押さえて、美味しい実をたっぷり収穫しよう♪

動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/v9LR4QT4XOQ

豆知識|定植後こそ育て方の分かれ道!

トマトの苗を植えたあと、「とりあえずしばらく放っておけばいいかな…?」と思いがちですが、定植してからの1〜2週間がとても大事な時期です。

この時期にしっかり管理できるかどうかで、実の数や味に大きな差が出てくるんです!

そこで覚えておいてほしい4つのポイントがこちら!
  • 水やりの基本
  • 支柱立てと誘引
  • 追肥のタイミングと方法
  • わき芽かき

これらを正しくおさえておけば、初心者の方でもきっと甘くておいしいトマトが収穫できますよ!

トマトくん

これらを正しくおさえておけば、初心者の方でもきっと甘くておいしいトマトが収穫できますよ!

水やりの基本とコツ


まず、最初に大切なのが、「水やり」です。みずみずしいトマトを想像すると、「水が大好きそうだから、たっぷり毎日あげればいいんでしょ?」と思ってしまうかも知れませんが、実はそれが1つ目の落とし穴です。

トマトは“乾燥気味”の環境を好む野菜。土が常に湿っていると、根が酸素を吸えなくなって根腐れを起こすことがあります。また、水分が多すぎると、実が割れたり、味がぼやけたりする原因にもなり得るのが2つ目の落とし穴です。

水やりのポイント

  • 土の表面が乾いてから、たっぷり水を与える
  • 頻度の目安:2〜3日に1回程度
  • 朝のうちに水やり(夜は避ける)
  • 雨のあとは様子を見る
  • プランター栽培では鉢の底から水が出るまで与える
  • 真夏は朝夕の「分割水やり」も有効

トマトの葉の元気さや土の乾き具合をよく観察して、水のあげすぎ・足りなさを調整しましょう。

トマトくん

水やりのポイント2つの落とし穴に気を付けよう!

支柱立てと誘引

次に大切なのが「支柱立て」です。支柱は、野菜の苗を支える“杖”のようなもので、ホームセンターや100円ショップでも手軽に購入できます。

トマトの苗は意外とデリケート。支柱がないと風雨にさらされて倒れてしまったり、茎が折れてしまうこともあります。


植え付け直後の時期は、強い風が吹くことも多いですので、支柱は植え付けと同時に必ず立てるようにしてください。最初に立てる支柱は、短いものでも大丈夫ですので、忘れず立ててくださいね!

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後悔をしてしまう前に忘れずに!

支柱・誘引のポイント

  • 支柱は定植と同時に立てる
  • 苗から5〜10cm離れた場所に支柱を立てる
  • 麻紐で支柱と苗を「8の字」にゆるく結ぶ
  • 強風対策として早めの設置を
  • 結び目はきつすぎないようにする(茎の傷を防ぐ)

追肥のタイミング

トマトは成長が早く、定植してしばらくすると栄養が不足してきます。そこで重要なのが「追肥」です。


苗が根付いて、ぐんぐん成長し始めると、トマトは栄養が足りなくなってきます。ここで適切なタイミングで追肥ができるかどうかで、収穫できるトマトの大きさや甘さを左右します。

追肥のタイミングの目安
  • 最初の花が咲いて、小さな実がつき始めた頃
  • 定植から約3週間後
  • その後は2週間に1回が基本

この時期はトマトが実をつける準備を始める時期。栄養補給のチャンスです!

追肥のやり方


一般的には、追肥のタイミングは、植え付けてから3週間後に最初の追肥を行い、それ以降は、2週間毎に1回ペースで追肥すると良い。とも言われています。ですが、育てている環境や苗の成長具合によっても変わってくることがあります。

追肥の方法

  • 化成肥料を使用
  • 根元から5〜10cm離れた場所にまく
  • 量の目安:1㎡あたり約40g(軽く一握り)
  • 肥料が根に直接触れないように注意
  • 肥料焼けを防ぐためにも控えめに

5. わき芽かき

最後に大切なのが「わき芽かき」です。わき芽とは、茎と葉の付け根から出てくる新しい芽のこと。このわき芽を放っておくと、株のエネルギーが分散して、実が大きく育たなかったり、数が減ったりする原因になります。

わき芽かきの基本

  • 小さいうち(5cm以下)に手で摘み取る
  • 大きくなる前に行う(茎を傷つけないため)
  • 晴れた日の午前中に作業する
  • 傷口が乾きやすく病気になりにくい
  • 雨の日や夕方の作業は避ける
  • 週1回の「わき芽チェック」を習慣に!

わき芽は次々に出てくるので、定期的にチェックしてあげてくださいね。

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以上が、トマトの定植後にやるべき4つの基本管理です!

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ありがとうございます!これでトマトの定植後も安心です♪

どれも地味な作業に見えるかもしれませんが、これらを丁寧に行うことで、トマトはしっかり応えてくれます。ぜひこの4つを押さえて、甘くておいしいトマトをたっぷり収穫してくださいね!

まとめ

今回は、トマトの苗を植えたあとにやるべき大切な4つの管理についてご紹介してきました。

どれも基本的なお世話ですが、やるかやらないかで、トマトの実のつき方が大きく変わります。まさに「植えて終わり」ではなく、「植えてからが本番」。これこそがトマト栽培の面白さです。

はじめは手間に感じるかもしれませんが、ひとつひとつの作業を丁寧に行うことで、トマトもしっかり応えてくれます。たくさんの実をつけて、甘くておいしいトマトが収穫できたときの喜びは格別ですよ!

これから気温も上がり、トマトの成長も加速する時期に入ります。管理のコツや失敗しやすいポイントなども、今後また動画や記事でお届けしていきますので、ぜひ一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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