急に黄色い葉っぱが目立ってきたね…
いびつなキュウリも多くなったわ…
暑さを好むキュウリでも、
この時期には注意が必要です!
6月は順調に育っていた、キュウリ!
でも、キュウリにはダメージを受けてしまう“暑さの壁”というものがあります。
そこで今回は、暑くなってきたら必ずやってほしい「3つのお世話」について、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます!ぜひ参考にしてみてください。
豆知識

実は、キュウリは真夏の猛暑が苦手な野菜!生育の適正温度は20度~25度なんです。この温度を超えてくると、キュウリの育ちが少しずつ悪くなっていきます。
気温が30度くらいの日が続くと成長が鈍り始め、35度を超えると一気に成長が衰えます。温度に合わせたお世話をすることで、今までよりも収穫量をアップさせ、みずみずしいキュウリを長く収穫できるようになります。
目指せ!美味しいキュウリ、長~く収穫!
お世話① 摘芯で食い止める

猛暑対策として最優先でやってほしいお手入れが「摘芯」です。暑さが酷くなってくるとキュウリは根の働きが弱まり、栄養や水分が十分に吸えなくなります。そんな状況でつるを伸ばしっぱなしにすると、必要な栄養が分散されてしまうことに…。
伸びてきているつるの先を切ってそれ以上伸びないように摘芯すると、株のエネルギーを実に集中させることができます。今のうちに摘心をして株を一度リセットすることで、またしっかりとした実を収穫できるようになりますよ。
弱ってからだと、
復活が難しくなっちゃいますよ…。
摘芯の凄い所

株全体の摘芯は、少し乱暴なやり方に感じるかも知れません。でも、今ついている実だけでも確実に収穫できるという効果があります。
それに、一通り収穫が終わった後には、実に使われていた養分が今度は株の成長に使われるようになります。この後にご紹介するお世話をしっかり行っていくと、また新たなつるが伸びてきて収穫を続けていくことができるのです。
成長を一度ストップさせると、
株がリフレッシュするんです!
摘芯のやり方

摘芯で元気を取り戻した株からキュウリを収穫し終えると、また新たなつるが生えてきます。今度は、その生えてきたつるを2節、葉っぱを2枚残してその先でまた摘芯します。
この摘芯をしっかり行ってあげると、暑さが厳しくなってからでも株が疲れることなく、しっかりと収穫量をキープできます。今は元気なキュウリでも、35度を超えてくるとキュウリは成長しなくなってきます。そのタイミングで行ってみるのもおすすめです。
キュウリの「摘芯」に関しては、
こちらの動画と記事を参考にしてみてくださいね。
参考動画
「キュウリを長~くたくさん収穫する親づる摘芯・子づる管理」

お世話② 葉っぱを取ってリフレッシュ

次のお世話は、不要な葉っぱを取り除く「葉かき」です。余計な葉っぱを取って風通しを良くしてあげると、病気にかかりにくくなります。また、全体が黄緑色っぽく変色した葉っぱは力が弱くなっていて、病気やダニの被害も受けやすくなっています。取り除いてあげましょう。
ただし、葉っぱを一気に取ってしまうと、株にとっては大きなストレスに。多くても1日に2枚~3枚を目安に葉かきを行っていくことがポイントです。
キュウリの「葉かき」に関しては、
こちらの動画と記事を参考にしてみてください。
参考動画
「成功する人は必ずやっている!キュウリ栽培で重要な葉かきのやり方」

お世話③ 早めの収穫で株への負担を軽減

3つ目は、「キュウリは早めに収穫する」ということです。実を早めに収穫してあげることで、収穫を待つ小さな実に栄養が運ばれ、結果的に収穫量を増やすことができるのです。
35度を超えてくると、キュウリは暑さで根っこからの栄養が吸収しにくくなります。そんな時期にキュウリを取り忘れてしまうと、そこからの成長が一気に悪くなってしまう場合もあるので収穫を忘れないようにしましょうね。
気づけばヘチマのような大きさのキュウリに!
なんて、よくありますよね。
追肥も忘れずに

この時期のキュウリには追肥をしてあげてください。そこでおすすめしたい肥料が「液体肥料」です。葉っぱに葉面散布して、葉っぱから栄養を取れるようにしてあげます。
追肥によって暑さを乗り切り、株の勢いを持続できれば、8月まで収穫を続けることも可能です。5日~7日に1回のペースで液体肥料を葉面散布してあげましょう。
我が家でも使っている
オススメの液体肥料はこちらです!
「液体肥料 リキダス」
【Amazon】 https://amzn.to/3JQGMK6
【楽天市場】 https://a.r10.to/hNgGES
失敗は成功のもと!

この時期にキュウリを元気に育てる大事なポイントは、気温が30度を超す前に支柱の上までしっかりとつるを伸ばして、青々しく繁らせておくことです。
もしも、そこまで育っていなかったり、葉っぱ全体がもう黄色くなってしまっていたりする場合は、続く猛暑日によって一気に枯れてしまうこともあります。
でも、失敗しても気にしないでください。失敗は成功のもと!今年の経験を活かせば、来年はもっとキュウリが収穫できるようになります。もしも、もう株が弱ってきてしまっていたら、今年は早めに他の野菜にチャレンジしてみたり、秋取りキュウリを植えてリベンジするのもおすすめです。
こちらの人気動画も
良かったら参考にしてみてください。
人気動画
猛暑でキュウリが枯れる前に絶対やるべき3つのコツ!
まとめ
仮に暑さで株が弱ってしまっても、今日ご紹介した3つのお世話を心がけていけば、キュウリの株は元気を持ち直し、長く実をつけてくれるようになります。詳しいお世話のやり方は、こちらの動画でさらに詳しく説明していますのでご覧ください。液体肥料を使っての葉面散布も効果的ですので、できる方はぜひやってみてくださいね。
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。