植え付け前の土作り。これを成功させられるかどうかは、どんな資材をどの順番で入れるかによって決まってくる!と言っても過言ではありません。
「どれも一緒じゃダメなの?」と思う方も多いかもしれませんが、適切な順番で資材を入れると、野菜がぐんぐん育ち、病害虫にも強くなるんです!
逆に間違った順番で入れてしまうと、せっかくの栄養が流れ出たり、根っこが傷んだり…というトラブルも。
今回は、資材を入れる順番のメリット・デメリットを交えながら、初心者でもわかる土作りの基本をしっかり解説していきます!
豆知識 💡
「土作りって、順番なんて関係あるの?」と思っていませんか?
実は順番を間違えると、ガスが発生して根っこにダメージを与えることもあります!

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「どの資材をどの順番で入れるのが正解なのか?」これを知ってるか知らないかで、育ち方がぜんぜん違いますよ!
① 石灰を一番最初に入れよう!

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「最初は堆肥じゃなくて、石灰なの?」って思う方も多いかもしれませんが、理由があります!
石灰を入れる理由は、「酸性に傾いた土を中和して、植物が育ちやすい環境に整えるため」。
雨が降ると土が徐々に酸性に傾いてしまい、根っこが出にくくなったり、微生物のバランスが崩れたりして、病気の原因にもなってしまいます。
そこで役立つのが石灰!アルカリ性の性質をもっていて、土をちょうどいいバランスに整えてくれます。
豆知識 🌧
雨水は大気中の二酸化炭素が溶け込んで、pH5.6の弱酸性になります!
だから放っておくと土はどんどん酸性寄りになってしまいます。
石灰にはさまざまな種類がありますが、ポコずのおすすめは苦土石灰(くどせっかい)!
苦土石灰はカルシウムだけでなく、マグネシウムも含まれていて、野菜の健康維持や品質アップに効果的です✨

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ちなみに、苦土石灰はゆっくり効くタイプだから、初心者さんにも使いやすいですよ♪
石灰を一番最初に入れる理由
石灰は窒素分と反応してガスを発生させてしまいます。
堆肥や肥料には窒素が含まれているので、同時にまくとせっかくの栄養がガスになって逃げてしまいます…!
❗ 注意: 石灰と堆肥・肥料は同時に入れないのが鉄則です!
石灰を入れるタイミングは、植え付けの2週間~1ヶ月前がベスト。
特に消石灰・生石灰・石灰窒素は効き目が強いので、早めの散布が必要です。

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迷ったら苦土石灰か有機石灰を使うのが安心ですよ〜!
▼石灰の詳しい使い方はこちら
美味しい野菜を育てる石灰の使い方(YouTube)
② 堆肥は2番目に入れる

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土をフカフカにするには、やっぱり堆肥ですよね!
堆肥を土に混ぜ込む主な理由は、土の通気性・保水性を良くして根が伸びやすくなる環境をつくることです。
中でも初心者におすすめなのが「牛ふん堆肥」です。扱いやすく、お値段も手頃な資材になります。

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堆肥がフカフカだから土もフカフカになる、って思いがちですが、実は違いますよ!
堆肥は、土の中の微生物のエサになります。微生物が堆肥を分解することで、土をフカフカにしてくれる仕組みです。
豆知識 💡
堆肥は1年で約1/10の量に減ると言われています。毎年少しずつ補っていくのが理想です!
堆肥を石灰より後に入れる理由は、堆肥に含まれる窒素分が石灰と反応してガスが発生してしまうためです。

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石灰と堆肥を同時に入れると、栄養が逃げてしまうことがあります。順番は大事ですよ〜!
また、「石灰窒素」を使用する場合は特に注意が必要です。石灰窒素には分解過程で一時的に微生物を減らしてしまう毒性があります。
❗ 注意: 石灰窒素を使うときは、必ず堆肥よりも前に施してください!
ただし、この毒性は一時的なもので、長期的には土壌の酵素活動を活発にし、微生物を増やす効果もあることが研究で示されています。
③ 肥料は最後に入れる
基本的には、肥料は石灰・堆肥の後に入れるのが望ましいとされています。

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もちろん、肥料と堆肥を一緒に混ぜる分にはそこまで問題はありませんよ!
一般的な目安では、
- 石灰は植え付けの1か月前
- 堆肥は2週間前
- 肥料は1週間前
といった感じで段階的に施していくと、より効果的に土になじませることができます。
また、有機肥料で人気の「鶏ふん」は、ゆっくり効く肥料として非常におすすめです。

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うちでも鶏ふん、毎回使ってます!香りが強いけど効果は抜群ですよ〜!
鶏ふんは堆肥と一緒に、植え付けの2週間前に混ぜ込んでもOKです。段取りを簡単にしたい方にぴったりですね。
秘密兵器!微生物資材も活用しよう
土作りに慣れてきた方にぜひ取り入れていただきたいのが、「微生物資材」です。

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わたし、これ最近使ってみたんですが、土がふかふかになるのが早くてびっくりしました!
微生物資材は、粒状で肥料のように見えますが、土壌微生物を効果的に増やしてくれるサポート役になります。
使い方は簡単で、堆肥や肥料と一緒に混ぜ込むだけでOKです。

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ポコずチャンネルのおすすめは「カルスNC-R」!初めての方にも使いやすい微生物資材ですよ〜!
▼カルスNC-Rの購入はこちら
Amazon(アソシエイトリンク)
楽天市場
究極のやり方!全部いっぺんに混ぜる方法
ここまでお伝えしてきた「石灰 → 堆肥 → 肥料」の順番が基本ではありますが、
「時間がない!一気に済ませたい!」という方には、究極のやり方もあります!

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全部いっぺんに混ぜちゃう方法って、本当に大丈夫なんでしょうか…!?
コツさえ押さえれば大丈夫です!
ポイントは「相性の良い資材を選ぶこと」にあります。
- 石灰: ゆっくり効く苦土石灰
- 堆肥: 未熟堆肥ではなく完熟堆肥
- 肥料: ゆっくり効く鶏ふんなどの有機肥料
- 微生物資材:「カルスNC-R」など
この組み合わせなら、悪影響を与えず同時に混ぜてもOK!
植え付け2週間前にしっかり混ぜ込めば、土がふかふかになり、栄養もたっぷり整います。
裏技 🌟
苦土石灰・完熟堆肥・鶏ふん・カルスNC-Rの組み合わせは、まさに黄金バランス!迷ったらこのセットでOKです。
エンディング|土作りは順番が命!

ポコ1号
今回は、石灰・堆肥・肥料の順番についてお話ししてきました!
資材にはそれぞれ特徴や反応の違いがあるため、
間違った順番で混ぜてしまうと、逆に作物に悪影響を与える場合もあります。
でも、「石灰 → 堆肥 → 肥料」と基本の流れを覚えておけば安心です!

ポコ2号
石灰や堆肥って、似ているようで役割が全然違うのですね〜。初心者の頃は、全部一緒だと思っていました…!

ポコ1号
「時間が取れない!」という方は、究極のやり方もおすすめですよ〜!
しっかりと土作りができれば、栽培もスムーズになり、野菜が健康的に育ちやすくなります。
今回の内容を参考に、ぜひ美味しい野菜をたくさん育ててくださいね!

ポコ4号
資材の順番がこんなに大事だったなんて知りませんでした!すごく参考になりました!

ポコ1号
こちらこそ!また一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね〜!
📺 関連動画・おすすめ資材
- ▶ 美味しい野菜を育てる石灰の使い方
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