トマトの育て方

【トマト栽培1か月】初心者が悩みがちな6つの「不安」とその対策まとめ

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トマトの苗を植えて1か月…まだ大きくならないし、実もつかないけど大丈夫なの?

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大丈夫!原因が分かればすぐに改善できますよ!

トマトを植えて1か月くらいでは、見た目の変化が少ないですよね。

苗が大きくならなかったり、葉が黄色くなってきたりすると「これで合ってるのかな?」と心配になります。

でも、この時期は根がしっかり育つ大事なタイミング。焦らず、ポイントを押さえれば不安は解消していけます!

今回は初心者が不安に思うパターン6つを紹介しながら、その対策方法を解説します。


不安① トマトの苗が1か月経っても大きくならない

結論、見た目が変わらなくても大丈夫です!

トマトはまず「根」が優先的に育っていきます。

植え付け直後は、根をしっかり張ることにエネルギーを使っているため、地上部の変化は少なめになります。

対策ポイント!

  • 2〜3週間は変化が少なくてもOK
  • 追肥はまだ必要なし!
  • 水の与えすぎは根腐れの原因に

逆に、焦って追肥をしてしまうと、葉だけがついて実が付きにくくなってしまいます。

また、土が硬すぎると根が張れずに成長が止まってしまうので土の状態はよく観察しましょう。

植え付けて3週間くらいたつと、ぐんと伸び始めるのでのんびり待っていてくださいね!


不安② トマトの葉が黄色くなるのは病気?

これは病気?と心配になる葉の変色。植え付け時期から1か月後の5月下旬は、朝晩の冷え込みがまだある時期ですよね。

この時期は寒暖差によって、葉の先が黄色くなる「低温障害」が出ることがあります。

確認すべきポイント

  • 朝晩15℃以下が続いていないか
  • 肥料や水の与えすぎはないか

トマトは暖かい気候を好む植物なので、気温が15℃以下を下回る日が続くと、根の吸収力が落ちてしまいます。

寒さによるものなら、気温が上がれば自然に回復するので、まずは様子を見てみましょう。

黄色い部分が広がっていく、変色が進むようであれば、水分や肥料の見直してみてください。もしかしたら水分過多、肥料の与えすぎによるトマトからのSOSかもしれません。

【関連サイト】植えた直後の葉っぱが変?原因と正しい対処法を徹底解説!
https://pokozu.com/uetabakarinohappanoienn

【関連動画】 植えたばかりのトマト.ナス.キュウリの葉っぱに起こる異変と正しい対処法  https://youtu.be/QK9ULRtZopk 


不安③ 花が落ちる・実がならないのはなぜ?

「やっと花が咲いたのに、落ちてしまった」「いつまでたっても実がつかない」…そんなときの原因は主に2つです。

考えられる原因

  • 気温差によるストレス
  • 受粉がうまくできていない

5月下旬~6月上旬は朝晩の寒暖差が大きいため、花がダメージを受けて落ちてしまいます。

また、トマトは虫や風が受粉を媒介しますが、ベランダなどの風が通りにくいところで育てているとうまく受粉できないことがあります。

対策1.人工受粉のすすめ

人工授粉と聞くと難しそうに感じますが、手順はとても簡単です。

午前中に指先でそっと花を揺らすだけ。花粉がまって自然に受粉を助けられます。

対策2.トマトトーンの活用も◎

受粉を補助するスプレー「トマトトーン」もおすすめです。

花にスプレーすることで実のつきを助けてくれる着果促進剤です。

花の根元に軽く1回スプレーするだけでOK。ホームセンターや園芸店で購入できますよ。

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不安④ トマトのわき芽はどこ?正しい取り方がわからない

トマトは放っておくと、葉の付け根から「わき芽」がどんどん出てきます。

わき芽とは主枝から分岐して出てくる枝の芽のことです。初心者は主枝だけを残す「一本仕立て」がおすすめ。

一本仕立てにするにはわき芽を摘み取る必要があるのですが、どんどんわき芽が出てくると全部とってもいいのか不安になりますよね。

でも、大丈夫!わき芽は見つけたらすぐに摘み取るという判断で問題ありません!

わき芽を放置すると伸びた葉や枝に栄養が分散してしまい実が付きにくくなってしまいます。

わき芽の見つけ方

  • 葉と茎の間から斜めに出ている芽
  • 朝のうちに摘み取るのがベスト

慣れてくれば、下の方に出てきたわき芽を1本だけ残す「二本仕立て」にもチャレンジできるようになりますよ。

支柱の立て方など手間は増えますが、収穫量が上がって長く楽しめるようになります。


不安⑤ 水やりのタイミングって?どう判断する?

トマトは乾燥に強い植物です。水を与えすぎると、実が割れたり、甘みが薄くなる原因になることがあります。天候によっては毎日水やりをする必要はありません。

とはいえ、どのくらいの頻度や量の水やりをすればいいのか、初心者には難しいですよね。

水やりのポイント

  • 土の表面が乾いたら朝にたっぷり
  • 毎日同じ時間にあげなくてもOK!
  • 指で1〜2cm土を掘って乾燥しているか確認してから水やり

まだ土が湿っているときに水を与えると、根が傷みやすくなるので注意しましょう。

基本を押さえれば大丈夫!くらいで肩肘を張らず育ててあげるといいですよ!


不安⑥ 支柱はいつ立てる?結び方は?

支柱を立てるタイミングも悩みますよね。

「気づいたら苗が伸びて倒れそう…」という方、支柱は早めに立てておくのが基本です。

あとから支柱を挿すと、根を傷つける可能性があるため、できれば植え付けのときに設置しておきましょう。

支柱のポイント

  • 長さ150〜180cmの支柱を使う
  • 畑では斜めに、プランターでは行灯型が便利
  • 結ぶときは「8の字」でやさしく

茎がしっかりしてきたら支柱に結んであげましょう。


まとめ|トマトの育ちが不安なときこそ、観察が大事!

  • 植えて1か月は見た目の変化が少なくてOK
  • 葉の変色は気温・水・肥料のバランスを見直そう
  • 初心者は一本仕立てがおすすめ。わき芽が出たらすぐ摘もう
  • 水やりのタイミングは土が乾燥したら
  • 支柱は植え付けの時から立てれば安心

トマトは育て方のコツさえつかめば、ぐんぐん育って実をたくさんつけてくれる楽しい野菜です。

不安になりがちな5月下旬を乗り切って、夏には美味しいトマトをたくさん収穫しましょう!

動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/bK0GH_8eadw


タグ:
#トマト栽培 #トマト育たない #家庭菜園初心者 #プランター栽培 #わき芽の取り方 #水やりのコツ #支柱の立て方

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