大きく育った最初のブロッコリーを収穫すると、「これでこの株は終わりかな?」と思いますよね。
でも、収穫後の株をすぐ抜くのは、ちょっと待ってください。わき芽が育つ品種なら、切る場所と収穫後のお世話を変えるだけで、同じ株から小さなブロッコリーを何度も収穫できます。
真ん中の大きなブロッコリーを切ったら、株ごと片付けるんじゃないの?
葉の付け根を残しておけば、そこからわき芽が伸びるよ。最初の収穫後に追肥して、次の収穫につなげよう♪
この記事では、最初のブロッコリーを切る場所、収穫後の追肥、わき芽の採りどきまでを、初心者さんにも分かる順番で紹介します。

まず結論|最初の収穫後は株を抜かず、わき芽を育てよう
- わき芽も収穫できる品種か、苗札や種袋を確認する
- 真ん中のブロッコリーだけを切り、健康な葉と葉の付け根を残す
- 収穫後は、肥料の表示量を守って追肥する
- 土が乾いたら水を与え、わき芽が育つのを待つ
- わき芽のつぼみが締まっているうちに順番に収穫する
ブロッコリーには、真ん中の大きな頂花蕾を収穫した後、葉の付け根から側花蕾と呼ばれる小さなブロッコリーが育つ品種があります。

すべての品種で同じ量のわき芽が採れるわけではありません。苗札や種袋に「側花蕾も収穫できる」「わき芽がよく出る」などの記載があれば、長く収穫しやすい品種です。
まだ最初のブロッコリーを切るか迷っている方は、先につぼみの締まり方と収穫時期を確認してください。最初の一個を採り遅れないことが、次のわき芽を育てるスタートになります。
ブロッコリーの収穫時期の見極め方!いつ採る・どう採る?食べ頃を逃さない収穫方法何度も収穫するコツは、葉の付け根を残して切ること
わき芽は、茎と葉の付け根にある芽から伸びてきます。最初のブロッコリーを収穫する時に、株元近くまで全部切ってしまうと、わき芽が出る場所まで失うことがあります。
大切なのは、真ん中のブロッコリーだけを切り、下にある健康な葉と葉の付け根を株へ残すことです。

最初のブロッコリーを切る手順
- ブロッコリーの下にある健康な葉と、小さなわき芽の位置を探す
- 残したい葉やわき芽より上へ、清潔な包丁やはさみを当てる
- 周りの葉を傷つけないよう、茎を斜めに切る
- 切り口に水がたまりにくい向きになっているか確認する
茎を斜めに切るのは、雨や水やりの水が切り口へたまり続けるのを防ぐためです。切れ味の悪い道具で何度も挟むと茎がつぶれるため、清潔でよく切れる道具を使いましょう。
大きなブロッコリーと一緒に、下の葉も全部切った方が片付けやすいよね?
健康な葉は次のわき芽を育てる大切な部分だよ。傷んだ葉だけを整理して、葉の付け根は残そう!
太い茎を無理なく切れる道具を選びたい方は、収穫用と剪定用の違いも確認できます。
家庭菜園のはさみ選び|収穫・剪定に合うタイプと選び方最初の収穫後に追肥して、わき芽の成長を助ける
最初の大きなブロッコリーを育てた株は、土の中の栄養も多く使っています。株を残しただけではわき芽が大きくなりにくいため、頂花蕾を収穫した後は、次のわき芽を育てるために追肥します。

収穫後の追肥方法
- 株の周りに生えている雑草を取り除く
- 茎へ直接触れないよう、株の周りへ肥料をまく
- 商品に書かれた量を守り、土の表面へ軽く混ぜる
- 土が乾いている時は、追肥後に水を与える
動画では一株につき一握りほどの肥料を使っていますが、肥料は商品によって濃さが違います。「一握り」を共通の量にせず、使う肥料の表示量を優先してください。
プランターは土の量が限られるため、肥料の与え過ぎによる根傷みが起こりやすくなります。たくさん収穫したい時ほど、一度に多く与えず、表示された量と間隔を守りましょう。
追肥の量や与える場所まで詳しく確認したい方は、次の記事を続けて読むと迷いにくくなります。
ブロッコリーの追肥はいつ?肥料の量・与える場所と大きく育てるコツ【初心者・プランター】わき芽は小さくても、つぼみが締まっているうちに収穫する
最初のブロッコリーを収穫してしばらくすると、残した葉の付け根からわき芽が伸び、その先に小さなブロッコリーができます。

この葉の付け根を傷つけずに残すことが、次のブロッコリーを育てる大切なポイントです。
わき芽の先につぼみがまとまり、動画では花蕾が3~5cmほどになった頃を収穫の目安にしています。

ただし、品種や気温によって大きさは変わるため、数字だけで待ち続けないでください。
- つぼみが細かく、しっかり締まっている
- 黄色い花びらが見えていない
- 花蕾がばらける前である
- 食べやすい長さの茎を付けて切れる
わき芽は最初の頂花蕾ほど大きくならなくても正常です。大きくなるのを待ち過ぎて花が開く前に、食べ頃のものから順番に切り取りましょう。
収穫する時は、次に育ちそうな小さな芽や葉を傷つけないよう、食べる茎を付けて切ります。一度に全部採るのではなく、大きくなったわき芽から選べば、同じ株で収穫を続けられます。
最初のブロッコリーは大きさも見ますが、わき芽は「小さくても、つぼみが締まっている今」を逃さないことが大切です♪
わき芽を長く収穫するための管理
わき芽を一度採った後も、株が元気なら次の芽が育ちます。何度も収穫するには、採ることだけでなく、残した株を元気に保つことも大切です。

土が乾いたら水を与える
ブロッコリーは乾燥が続くと、わき芽の成長が鈍くなることがあります。特にプランターは畑より乾きやすいため、土の表面を触って確認し、乾いていたら鉢底から流れるまで水を与えます。
毎日と回数を決めるのではなく、土の乾き具合を見て判断しましょう。
傷んだ下葉と害虫を確認する
黄色く枯れた下葉や、土へ触れて傷んだ葉は取り除きます。ただし、まだ元気な葉まで全部取ると、わき芽を育てる力が弱くなるため、必要な葉は残してください。
葉の裏にはアオムシやヨトウムシなどが隠れることがあります。わき芽を確認する時に、葉の裏と茎の付け根も一緒に見ておくと、被害を早く見つけられます。
株を片付ける時期も見極める
気温が上がって花がすぐ開く、株全体が弱る、病害虫の被害が広がる、新しいわき芽が出なくなる。このような変化が重なったら、長く収穫した株を片付ける時期です。
「何回採れたら終わり」と回数だけで決めず、株の元気と新しい芽の動きを見て判断してください。
ブロッコリーが紫色でも、寒さによる変化なら食べられる
寒い時期に育てていると、ブロッコリーの表面が紫色になることがあります。これは低温に当たったことで、アントシアニンという紫色の色素が増えて見える場合があります。

紫色になっただけで、腐敗臭やぬめりがなければ、病気とは限りません。加熱すると緑色へ戻ることもあり、そのまま食べられます。
ただし、黄色い花が開いている、つぼみがばらけている、触ると溶けるように柔らかい、嫌なにおいがする場合は、紫色とは別の変化です。色だけで決めず、つぼみと傷みの状態も確認しましょう。
まとめ|最初の収穫後に残す場所が、次のブロッコリーにつながる
最初の大きなブロッコリーを切った後も、わき芽が育つ品種なら、同じ株から収穫を続けられます。
- 株をすぐ抜かず、健康な葉と葉の付け根を残す
- 残したいわき芽より上で、茎を斜めに切る
- 最初の収穫後は、肥料の表示量を守って追肥する
- わき芽は3~5cmを一つの目安に、つぼみが締まっているうちに採る
- 水切れ、傷んだ下葉、害虫を確認して株を元気に保つ
- 新しい芽が出なくなったら、株の片付けを考える
最初の一個を収穫しても、ブロッコリーはまだ終わりではありません。葉の付け根を残して追肥し、育ったわき芽から採れば、同じ株でもう一度、もう一度と収穫を楽しめますよ♪
動画では、切る場所、追肥の様子、わき芽の大きさを実際の株で確認できます。作業前に手の動きも見ておきたい方は、動画と一緒に進めてみてください。
切る場所とわき芽の育ち方は、動画でも確認できます。
YouTubeで見る























