葉の真ん中に、ころんとしたブロッコリーが育ってきました。そろそろ採れそうだけど、「もう少し大きくなるかな?」「どこを切ればいいの?」と迷いますよね。
せっかく育てた一株。おいしい時に収穫して、食卓で楽しみたいものです♪
採りどきは、大きさだけでなくつぼみが開く前かどうかを見るのがコツ。切る時は、中央の茎を切り、株の外側の大きな葉を残します。写真と図で、順番に確認してみましょう。
- つぼみが固く締まっているうちに収穫する。
- 中央の花蕾の下の茎を切り、外側の大きな葉は残す。
- 収穫後にわき芽も楽しめるかは、品種を確認する。

ブロッコリーの採りどきは、つぼみが開く前
まだ小さく見えるけど、大きくなるまで待った方がいい?
大きさだけで決めず、つぼみを見てみよう。開き始めたら、小さくても採るタイミングだよ!
普段食べている丸い部分は、小さなつぼみの集まりです。この部分を「花蕾(からい)」と呼びます。まずは株の真ん中を、近くでのぞいてみましょう。

- 粒がぎゅっと詰まり、つぼみが閉じている → 食べ頃の大きさに育っていたら収穫へ。
- まだ小さく、粒が詰まったまま育っている → 様子を見ながらもう少し待つ。
- 粒の間が広がる・黄色い花が見え始める → 大きさを待たず、早めに収穫する。
普通のブロッコリーは、花蕾の直径10~15cmほどが一つの目安です。ただし、品種や育ち方で大きさは変わります。苗のラベルや種袋に収穫の目安があれば、そちらも見てくださいね。
「15cmになるまで」と待ち続けると、その前に花が開いてしまうこともあります。つぼみがほぐれ始めたら、肥料を足して大きくしようとせず、今の食べ頃を逃さないようにしましょう。
収穫時期はいつ?春まき・夏まきの目安
- 春まき:春の終わりごろ、5月前後。
- 夏まき:秋から冬、10月~翌年2月ごろ。
同じ時期に植えても、早く採れる品種と、冬にゆっくり育つ品種があります。寒冷地や暖地でもずれるので、この月になったら必ず採るという意味ではありません。

苗のラベルの収穫時期が近づいたら、花蕾をこまめに確認しましょう。畑でもプランターでも、最後は今のつぼみの状態で決めます。
どこを切る?中央の茎を切り、大きな葉を残そう

葉を少しよけると、花蕾を支えている太い茎が見えます。切るのはこの中央の茎。外側へ伸びる大きな葉の付け根も、一緒に確認しておきましょう。
切る位置は、花蕾の10~15cmほど下が目安です。株の形に合わせて、外側の大きな葉を残せる場所を選びます。根元まで切り下げたり、葉を全部落としたりしなくて大丈夫ですよ。
残した葉は、収穫後も株の生育を支えます。わき芽の花蕾も採れる品種なら、その後のお世話にもつながります。
丸いところだけを切り落とすんじゃないんだね。
うん、茎を付けて採れるんだよ。先に切る場所を見つけると、落ち着いて作業できるね♪
収穫の手順|支える・切る・残った株を確認
太い茎を無理なく切れる、よく切れる園芸ばさみやナイフを用意します。刃をきれいにして、支える手に当たらない向きで使いましょう。

① 花蕾をそっと支える
片手で花蕾を支え、落ちないようにします。茎を折ろうと引っ張らず、もう片方の手で道具を持ちます。
② 決めた位置で、中央の茎を切る
支えている手と刃を離し、中央の茎を切ります。はさみで切れない太さなら、無理にねじらないように。太い茎に合う道具を使いましょう。
③ 株元と、大きな葉が残っているか確認
採った花蕾を取り出し、残った株を見てみましょう。外側の健全な大きい葉は、そのまま残します。
今のはさみで太い茎が切れるか不安な方は、切る物に合わせた道具の選び方をこちらで確認できます。
家庭菜園のはさみ選び|収穫・剪定に合うタイプと選び方小さいまま・黄色くなり始めた時はどうする?
小さいままなら、つぼみと株の育ちを見る

つぼみが締まったまま育っているなら、もう少し待てる場合があります。一方、花が開き始めたら、大きくなるのを待たず収穫します。
まだつぼみは閉じているのに、花蕾や株全体がなかなか育たない時は、日当たり・土の湿り具合・葉の状態などを見直してみましょう。原因別のお世話はこちらで確認できます。
ブロッコリーが大きくならない!小さい花蕾を育てる5つの見直し黄色い花が見え始めたら、大きさを待たない
ブロッコリーはつぼみを食べる野菜なので、開花が進むと食べ頃を過ぎてしまいます。「まだ小さいから」と待ち続けず、次はつぼみが固く締まっているうちに採ることを目指しましょう。
花蕾が見えてきたら、つぼみの変化をこまめに見てくださいね。大きさより先に花が開きそうなら、収穫を優先しましょう。
収穫後は、わき芽も採れる品種か確認しよう
中央の花蕾を採ったら、すべてのブロッコリーが終わりになるわけではありません。葉の付け根から伸びるわき芽に、小さい花蕾が付く品種もあります。

- 「頂花蕾専用」:中央の花蕾を採るタイプ。
- 「頂・側花蕾兼用」:中央の後、わき芽の花蕾も収穫するタイプ。
わき芽も採れるタイプなら、大きな葉を残し、土が乾いたら水やりを続けます。追肥は使っている肥料の量・間隔に合わせて。太い茎のすぐそばへ山盛りにせず、株から離れた土へ与えます。
わき芽の花蕾は、中央と同じ大きさにはなりません。品種の収穫サイズを目安に、つぼみが開く前に順に採っていきましょう。
追肥の量や、畑とプランターで違うまき方に迷ったら、こちらで写真と図を見ながら確認できます。
ブロッコリーの追肥はいつ?肥料の量・与える場所と大きく育てるコツ【初心者・プランター】まとめ|食べ頃を見つけて、落ち着いて収穫しよう
採りどきが近づいたら、まずは中央の花蕾をのぞいてみましょう。つぼみが開く前に、切る場所と残す葉を確認できれば、初めてでも作業の見通しが立ちます。
- つぼみは閉じている? 大きさだけで待ちすぎない。
- 切る中央の茎は見えた? 外側の大きな葉を残す。
- 収穫後もわき芽を採れる品種? ラベルで確認する。
自分で育てたブロッコリーを採る日は、うれしいものです。花蕾だけでなく茎も一緒に、おいしく楽しんでくださいね♪
まずは、つぼみと切る場所を見てみましょう。育てた一株の食べ頃を見つけて、収穫を楽しんでくださいね♪
























