カルスNC-Rを使ってみたいけど、米ぬかはどのくらい必要?石灰や肥料と一緒に使っても大丈夫なのかな?
量だけでなく、有機物・水分・混ぜ方・植え付けまでの時間が大切だよ。最初に基本条件をそろえて確認しよう!
カルスNC-Rは、収穫後の根や葉、もみ殻などの有機物を土へ戻しながら、土づくりを進めたいときに使う微生物資材です。
しかし、カルスだけを表面へまく、土と十分に混ぜない、水を与えない、すぐ苗を植える、といった使い方では本来の働きを引き出しにくくなります。
この記事では、メーカーの家庭菜園向け資料をもとに、畑とプランターの量、米ぬかの考え方、石灰との使い分け、植え付けまでの期間を初心者さん向けに整理します。
| 確認すること | 基本 |
|---|---|
| 何に使う? | 生の有機物や作物残渣を土へ混ぜ、分解を進めながら土づくりをする |
| 畑での量 | 約30g/㎡。1kgで約10坪(33㎡) |
| 一緒に必要なもの | 有機物・土・水分。次作に必要な肥料は通常どおり考える |
| 混ぜ方 | 表面散布で終わらせず、材料と土をよく混ぜる |
| 水分 | すき込み後にたっぷり水を与える |
| 植え付け | 1~3週間空ける |
| 石灰 | 苦土石灰・有機石灰などは別々に散布すれば同時使用可。同じ容器で混ぜない |
| 使わない組み合わせ | 石灰窒素との併用は避ける |
カルスNC-Rは、肥料の代わりに単独でまく商品ではありません。有機物と一緒に土へ混ぜ、水分を与え、植え付けまで1~3週間待つことが基本です。
カルスNC-R 1kg(粉状)を先に確認したい方へ
健康な作物残渣やもみ殻を畑へ戻しながら土づくりをしたい方には、リサール酵産「カルスNC-R 1kg(粉状)」が向いています。畑では1kgで約10坪(33㎡)がメーカー目安です。使う条件が合っている方は、下の商品カードから販売状況を確認できます。

カルスNC-Rとは?肥料・堆肥との違い
カルスNC-Rは、土の中で有機物の分解を進めるための複合微生物資材です。
肥料との違い
肥料は、野菜の生育に必要な養分を補うものです。カルスNC-Rは、次に育てる野菜の肥料をすべて置き換えるものではありません。元肥は作物に合わせて通常どおり考えます。
堆肥との違い
堆肥は、家畜ふん・落ち葉・植物残渣などをあらかじめ発酵・分解させた資材です。カルスNC-Rは、生の有機物を土へすき込んで分解を進めながら、土づくりをするために使います。
古い土の再生材との違い
市販の古い土リサイクル材は、製品ごとに使い方や植え付けまでの時間が違います。カルスNC-Rを使う場合は、メーカーが示す有機物・混和・水分・待ち時間をそろえます。
1㎡あたりの使用量と一緒に用意するもの
畑でのカルスNC-Rの目安は、1㎡あたり約30gです。1kg入りなら約10坪、33㎡分に相当します。
必要な材料は、次の4つです。
- カルスNC-R
- 作物残渣、もみ殻などの有機物
- 畑の土
- 水
次に育てる作物へ必要な肥料も、通常どおり用意します。
量が多ければ早く分解できるとは限りません。目安量を守り、カルスの粉が一か所へ固まらないように広げます。

米ぬかは必要?割合は固定ではない
「カルスNC-Rと米ぬかは何対何ですか?」という疑問は多いですが、すべての畑に共通する固定比率はありません。
米ぬかは、カルスNC-R本体ではありません。土へ均等にまきやすくする増量材や、微生物が利用する有機物として組み合わせます。一緒にすき込む残渣やもみ殻の種類、畑かプランターかによって必要量は変わります。
メーカーの家庭菜園向け資料には、次のプランター例があります。
| プランター例 | 使用量 |
|---|---|
| 約25×25×90cmのプランター | 1個 |
| カルスNC-R | 100g |
| 米ぬか | 200g |
| リン酸分肥料 | 50g |
これは、この大きさのプランターで古い土を再利用する一例です。畑の30g/㎡へ、100g対200gの比率をそのまま当てはめるものではありません。
米ぬかがない場合は、使う有機物と栽培条件に合う代替材料をメーカー情報で確認します。自己判断で大量の米ぬかや別の粉を足さないようにしましょう。

【米ぬかの基本】絶対に使いたくなる米ぬかの上手な使い方♪土作り~肥料・害虫対策まで。メリットと注意点を徹底解説!初心者・家庭菜園畑での使い方|まく・混ぜる・水を与える・待つ
1.有機物を広げる
収穫後の健康な葉・茎・根などを、扱いやすい大きさにして畑へ広げます。太く硬い茎や大きな根は、無理に混ぜ込まず別に処理します。
病気が出た株や、生きた害虫・卵が付いた株は、初心者さんは畑へ混ぜず持ち出す方が安心です。
2.カルスNC-Rをまく
1㎡あたり約30gを目安に、できるだけ均等にまきます。
3.肥料など必要な材料を加える
次作に必要な元肥は通常どおり使います。カルスNC-Rが肥料の代わりになるわけではありません。
4.土とよく混ぜる
有機物、カルス、肥料、土を速やかによくすき込みます。表面に有機物や粉が固まって残らないようにしましょう。
5.たっぷり水を与える
微生物が働くには水分が必要です。すき込み後は、土が乾いたままにならないようにたっぷり水を与えます。
6.1~3週間待つ
すぐに苗を植えず、1~3週間空けます。気温、水分、有機物の種類、混ぜ方で分解の進み方は変わります。強い腐敗臭や大きな未分解物が残る場合は、期間だけを見て急いで植え付けないでください。
石灰・堆肥・肥料との順番
苦土石灰・有機石灰など
メーカーは、酸度調整に使う一般的な石灰類とカルスNC-Rを同じ時期に使えると案内しています。ただし、石灰とカルスを同じ容器であらかじめ混ぜないでください。それぞれを別々に畑へまき、その後に土へすき込みます。
石灰窒素
石灰窒素との併用は避けます。 名前に「石灰」と付いていても、苦土石灰や有機石灰と同じ扱いではありません。

堆肥
カルスNC-Rは、生の有機物を土の中で分解する使い方ができます。すでに完熟した堆肥を必ず加えなければならない、ということではありません。土の状態や次作に応じて使い分けます。
肥料
次に植える野菜へ必要な元肥は通常どおり使います。カルスNC-Rだけで、野菜の肥料がすべて不要になるわけではありません。
家庭菜園の土作りの順番|石灰・堆肥・肥料はどっちが先?残渣・古い土・プランターで使う場合
健康な野菜残渣
病気や害虫が見られない葉・茎・根は、細かくして土へよく混ぜます。硬いものや量が多過ぎるものは、分解に時間がかかるため無理に全部入れません。

病気が出た残渣
初心者さんは、畑に混ぜず持ち出す方法を基本にします。
メーカーは、病気が付いた残渣について、もみ殻などの硬い有機物と組み合わせる条件付きの方法も案内しています。ただし、材料・量・混ぜ方の判断が必要です。慣れないうちは、安全を優先して分けて処理しましょう。
畑に混ぜてはいけない野菜残渣とは?安全な処理方法と堆肥化のコツプランターの古い土
プランターでは畑より土の量が限られるため、畑の30g/㎡から自己流で換算しません。メーカーの大きさ別の例を基準にします。
約25×25×90cmの例では、カルスNC-R 100g、米ぬか200g、リン酸分肥料50gを古い土や残渣とよく混ぜ、たっぷり水を与え、1~3週間空けます。

プランターの古い土を再生する方法|ふるい・消毒・再生材の使い方と簡単3ステップよくある失敗と防ぎ方
表面へまくだけ
カルスNC-Rは、有機物と土へよく混ぜて使います。表面散布だけで終わらせないでください。
水分が少ない
乾いたままでは微生物が働きにくくなります。すき込み後はたっぷり水を与えます。
有機物が大き過ぎる・多過ぎる
太い茎や大きな根を大量に入れると、土と混ざらず分解に時間がかかります。小さくし、無理のない量に分けます。
すぐ植え付ける
メーカー目安は1~3週間です。日数だけでなく、臭いや未分解物の状態も確認します。
カルスだけで肥料も不要と思う
カルスNC-Rは肥料の代わりではありません。次に育てる野菜に合う元肥・追肥は別に考えます。
石灰と同じ容器で混ぜる
苦土石灰や有機石灰などは別々に散布します。石灰窒素とは併用しません。
カルスNC-Rが向く人・別の方法が向く人
向く人
- 健康な作物残渣や根を土へ戻したい
- 生の有機物を使いながら土づくりをしたい
- すき込み、水やり、1~3週間の待ち時間を確保できる
- 畑や古いプランター土を繰り返し使いたい
別の方法が向く人
- 病気や害虫が付いた残渣を確実に処分したい
- すぐに植え付けたい
- 有機物を細かくしたり、土と混ぜたりできない
- 追肥のように、育っている野菜へすぐ養分を与えたい
カルスNC-Rを選ぶ前に、「何を分解したいか」「いつ植えるか」「水やりと混和ができるか」を確認しましょう。
カルスNC-R 1kg(粉状)がおすすめな人
健康な残渣を土へ戻したい方、土とよく混ぜて水を与えられる方、植え付けまで1~3週間待てる方には、カルスNC-R 1kg(粉状)がポコずおすすめです♪
商品名と「1kg・粉状」を確認してから、購入先へ進んでください。
よくある質問
カルスNC-Rと米ぬかの割合は?
すべての畑に共通する固定比率はありません。メーカーの約25×25×90cmプランター例では、カルス100gに米ぬか200gです。畑の使用量へそのまま当てはめず、有機物と栽培場所に合うメーカー情報を確認してください。
カルスNC-Rをまいたら何日後に植えられますか?
メーカー目安は1~3週間です。気温、水分、有機物の種類で分解の進み方が変わるため、強い腐敗臭や未分解物が残る場合は急がないでください。
苦土石灰と同時に使えますか?
同じ時期に使えます。ただし、同じ容器でカルスと混ぜず、それぞれを別々に散布してください。石灰窒素との併用は避けます。
カルスNC-Rだけをまいても使えますか?
カルス単独の表面散布では、目的とする有機物の分解を進められません。有機物と土へよく混ぜ、水分を与えます。
病気が出た残渣も混ぜられますか?
初心者さんは持ち出す方が安心です。メーカーには硬い有機物を組み合わせる条件付きの案内がありますが、材料・量・混ぜ方の判断が必要です。
カルスNC-Rを使えば肥料はいりませんか?
肥料は別に必要です。次に育てる野菜へ必要な元肥・追肥は通常どおり考えます。
まとめ|4つの条件をそろえて使おう
カルスNC-Rで失敗を減らすポイントは、次の4つです。
- 有機物と一緒に使う。
- 土とよく混ぜる。
- すき込み後にたっぷり水を与える。
- 植え付けまで1~3週間空ける。
畑では1㎡あたり約30gが目安です。米ぬかの割合は一律ではなく、畑とプランターでも条件が変わります。石灰類は別々に散布し、石灰窒素との併用は避けましょう。
使い方の条件をそろえれば、健康な残渣や生の有機物を土へ戻し、次の栽培へつなぐ土づくりに活用できます。
























