オクラの育て方

オクラ栽培で後悔しないために!長く収穫するための3つの秘訣【追肥・下葉かき・収穫】

今回は、夏野菜の代表選手「オクラ」の育て方について、収穫・追肥・下葉かきという3つの大事な管理ポイントに絞って解説していきます。

ねばねば成分でおなじみのオクラは、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、夏バテ対策にもピッタリな優秀食材!せっかく育てるなら、できるだけ長く、たくさんの実を収穫したいですよね。

オクラの収穫時期は、地域や気候によって若干異なりますが、一般的には7月初旬から10月中旬ごろまで収穫を楽しめる野菜です。つまり、きちんと管理すれば3ヶ月以上も収穫できる可能性があるんです!

「収穫のタイミングがわからない」
「放っておいたら固くなっちゃった」
「追肥のタイミングが不安…」


そんな声もよく聞かれます。そこで今回は、初心者でも分かるように、これらを解説していきます!

収穫タイミングの目安
追肥の頻度とポイント
下葉かきの役割と方法


オクラってあっという間に育つので、管理を怠るとすぐに固くなるんです…。
こまめなチェック、忘れずに♪

オクラの豆知識

オクラは花が咲いてから4〜7日程度で、実が収穫できるサイズに成長します。そのスピード、驚きですよね!品種によって成長する長さ、収穫するタイミングが違うので10cmを越えたら収穫しましょう。

収穫サイズの目安は、品種によって異なりますが、

五角オクラ:6〜7cm
丸オクラ:12〜13cm

収穫の目安を覚えておくと良いですよ♪

とはいえ、初心者さんがセンチで測るのはなかなか難しいもの。そんな時におすすめなのが、「中指で長さを比べる方法」!

オクラの実と中指を並べてみて、同じくらいの長さになっていたら、それが収穫のタイミング。これなら感覚的に収穫のタイミングが掴みやすく、毎日観察するのも楽しくなりますね♪

また、オクラは花や蕾も食べられることをご存じでしたか?
家庭菜園で栽培していて、収穫のタイミングを逃してしまいそうなときは、蕾や花の状態で収穫して「天ぷら」にするのもおすすめ

余すところなく楽しめる野菜なんです♪

天ぷら美味しいですよね〜!
収穫のタイミングとっても参考になりました!

収穫のポイント

オクラの収穫タイミングは「長さ」だけでなく「硬さ」がポイント。柔らかく弾力があればベストです。早すぎるとネバネバが弱く、遅すぎると固くて食べられなくなるので注意しましょう。また収穫時は素手を避け、ゴム手袋や軍手の着用も。

オクラには細かいトゲがあり、肌に触れるとかぶれやかゆみ、痛みを引き起こすことがあります。腕まで保護するため、長袖もおすすめですよ。

下葉かきとは?

オクラを育てる上で、実の収穫後に下葉を取り除く作業(=下葉かき)はとても重要な管理作業です。

下葉かきをするメリット
  • 株元がすっきりし、日当たりと風通しが良くなる
  • 害虫病気のリスクを下げられる
  • 養分を若い葉や実に効率よく送ることができる

「実に虫が入っていた」「アブラムシがついていた」という経験がある方には、ぜひ下葉かきをおすすめします!

下葉かきのやり方

・基本は、収穫したオクラの実がついていた節の一つ下の葉を切る

・株全体の勢いが弱いときは、二つ下の葉を残して切る量を控えめに

・株が元気すぎて葉が大きく茂っている場合は、実がついていた葉も一緒に取り除く

どの葉を切ればいいのか迷っちゃいます…やりすぎたら枯れそうで怖いです

ポイントは、その都度株の様子を見て調整することです♪

「どれが成長点かわからない」という方は、株のてっぺんの新芽(どんどん伸びていく部分)を目印にしてみてください。

また、下の方の葉は光合成の効率も悪く、養水分のロスにもつながるので、こまめに下葉かきを行うことで、実のつきが良くなり、長く収穫が続くようになります。

追肥不足のサインと注意点

オクラは成長スピードが速く、肥料切れになるとすぐにサインを出してくれます。以下のような症状が見られたら、肥料が足りていない可能性大です!

肥料不足のサイン

  1. 花が咲かずに蕾のまま落ちてしまう
  2. 花が木の先端近くばかりで咲くようになる
  3. 葉の切れ込みが細く、深くなる
  4. 実が曲がる(曲がり果)
  5. 表面に小さな突起(イボ果)ができる

これらの症状が出たら、肥料や水が不足している、または与えすぎている可能性があるので調整が必要です。

「たくさん実をつけてほしいから」と追肥を多くしすぎてしまうのは逆効果。

  • 葉が茂りすぎて花が咲かなくなる
  • 実がつくはずの場所に脇芽が増える

こうなってしまうと、肥料が切れるまで待つ必要が出てきてしまいます。

追肥の基本ルール

・追肥は2週間に1回が目安
・1回につき1株あたり20g程度を株の周りに施す
・肥料不足のサインが出た場合は、少しだけ量を増やして調整

追肥は少なめ・こまめにが基本!葉や実の様子をしっかり観察しながら与えるのがコツですよ。

まとめ

オクラの収穫が始まると、株元からわき芽が出てくることがあります。このわき芽を放置してしまうと、株全体の養分が分散してしまい、実のつきが悪くなったり、成長が鈍ってしまう原因になります。特に収穫期に入ると、株が体力を使うタイミングでもあるため、不要なわき芽にまで養分が取られてしまうと、せっかく育ったオクラの実に十分な栄養が届かなくなってしまいます。

また、わき芽を伸ばしたままにしておくと、株元の風通しが悪くなり、病気害虫のリスクも高まってしまいます。健康で元気なオクラを長く収穫するためには、わき芽の管理もとても大切な作業のひとつです。

収穫が進む時期こそ、こまめにオクラの様子をチェックして、わき芽は早めに摘み取っておくようにしましょう。こうした小さなケアが、美味しいオクラをたくさん収穫するポイントですよ!

この記事を、動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/6rChBbobIEM

農家さん

収穫が始まったら、実と一緒にわき芽もチェック!これが長くたくさん収穫するコツです♪

この記事を読んで、わき芽の大切さがよくわかりました。ありがとうございます!

農家さん

こちらこそ♪一緒にオクラ栽培、楽しみましょう!

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