苗が全然大きくならない…
花が咲いたのに実がならない
今の育て方が合っているか心配になるよね。
実は全部”あるあるトラブル”なんだ。
今回はこんな初心者さんが最初にぶつかる”あるあるトラブル”に着目してQ&A方式でお答えします!
ナスの栽培を栽培しているふと思う「これで大丈夫?」という疑問もちょっとしたコツを知っておくだけで解消できます。
コツをつかめば栽培が一気に楽になりますよ!
Q1. 苗がなかなか大きくならないのはなぜ?

苗を植えて2~3週間たっても全然成長しないように見える…。
「水やりが足りないのかも」「育て方が悪い?」と不安になりますよね。
安心してください。植え付け直後は根が張るための準備期間なのです。
ここがポイント💡
- 根がしっかり張るまでは地上部の成長が遅い
- 追肥は一番果ができはじめてからでOK
- 水のやりすぎ・土が硬いと根が伸びにくい
特に5月中〜下旬は気温差もあり、成長が遅れて見えることも。
焦らず土の状態と気温をチェックしましょう。
枯れてなければ大丈夫!くらいに気軽に考えてね!
Q2. 葉っぱがしおれて元気がない

朝は元気だったのに昼には葉っぱがしんなり…。
もしかして、水やりが足りない?と心配になりますよね。
日中に萎れていても、夕方に元気が戻るなら心配ありません。
晴れた日の昼間に葉が萎れたようになるなら、水分の蒸発を抑えようしているだけなので問題ありません。
特に植え付け直後は、根が浅くこのような反応が起こりやすくなります。
ただし、朝から萎れている、夕方になってもピンと起きてこないなら、根から水分を吸収できていないかもしれません。
水やりや土の排水性に問題がないか見直してみましょう。
見直すべきポイント💡
- 水をあげすぎていないか
- 土が固くて、排水が悪くなっていないか
- 土が乾いていてしまっていないか
特に水はけが悪くなると根腐れの原因になります。水やりをしたときにスーと消えるなら、土の状態は問題なし!水が消えない場合は土が固くなっています。
次の植え付けの時は赤玉土や腐葉土を少し混ぜ込んで、水はけの良い土にしてあげましょう。
市販の培養土を使うのもおすすめですよ。
水やりのコツは土が乾いたらたっぷりと。毎日じゃなくても大丈夫だよ。
Q3. 花が咲いたのに実がならない!

「やっと花が咲いたのに、なかなか実がつかない…」 こ
実がつかないと不安になりますよね。この現象にはいくつかの原因があります。
考えられる主な原因
- 肥料のチッソ分が多すぎる(葉ばかり茂って実がつかない)
- 受粉が不十分(特に虫が少ない場所では起こりやすい)
- 気温の急な変化(高温多湿・寒暖差で生理障害が起こる)
では、どうすればしっかり実をつけられるのでしょうか?
対策ポイント💡
- 人工授粉を取り入れる
- 肥料はバランスよく適量にする
- 株の風通しを良くする
対策方法を順に解説します。
人工授粉をしてみよう
朝のうちに、咲いている花の中央を指先や綿棒でトントンと軽く触るだけで、受粉の成功率が上がります。
また、一番果がしっかりつけば、株が調子づいてその後の実付きが良くなってくる傾向があります。
肥料はバランス型を適量で与える
肥料のあげすぎ、特にチッソ成分が多くなると葉や花ばかりが大きくなり、実が付きにくくなってしまいます。
肥料はチッソ・リン酸・カリウムがバランスよく配合されたものを使用しましょう。
詳しくは追肥の項目で解説します。
株の風通しを良くする
ナスは暑さに強い野菜ですが、急激な温度変化が起きると実が付かずに落ちてしまうことがあります。
1つ実が付けば、株の調子が整いやすくなり実が付きやすくなりますので過剰に心配する必要はありませんが、高温多湿になりやすい梅雨の時期は風通しを良くしてあげるといいでしょう。
Q4. ナスの仕立てって必要?どうやるの?

「ナスの枝が伸び放題になってきたけど、どうすればいいの?」
「そもそも仕立てって必要なの?」と疑問に思う方も多いと思います。
結論から言えば、ナス栽培では仕立てがとても重要です。
仕立てをしないとどうなる?
- 枝が増えすぎて日当たり・風通しが悪化
- 栄養が分散しすぎて実がつきにくくなる
- 病気の原因にも
そこでおすすめなのが、基本の「3本仕立て」です。

ナス仕立ての基本ポイント💡
- 主枝+わき芽2本を選んで残す
- それ以外のわき芽は小さいうちに摘む
- 成長した枝は支柱にやさしく誘引
この仕立てをしておくことで、実が大きくなりやすく、株も長持ちします。整枝の手間はかかりますが、後々の実付きがまったく違ってきますよ。
仕立てのやり方は、下記の記事で詳しくご紹介しています!
参考動画
ナスの実がついたら必ずやるべき!収穫量を倍増させる3本仕立てのやり方 https://youtu.be/7SGB_aSWe_Q
Q5. 追肥はいつ・どれくらい与えたらいいの?

「追肥っていつ始めればいいの?」「肥料をやりすぎたらどうなるの?」
ナス栽培では、追肥のタイミングと量がとても大事なポイントになります。
実は追肥を早く与えすぎると、葉ばかり育って実がつきにくくなることがあるんです。
追肥の失敗あるある
- 一番果ができる前に肥料をやりすぎる
- チッソ分が多すぎてツルボケ状態に
- 根に直接肥料が触れて根腐れ
では、追肥の正しいやり方はどうすればよいのでしょうか?
正しい追肥のタイミングと方法💡
- 一番果が5〜6cmに育った頃が初回の目安
- 肥料は8-8-8などのバランス型がおすすめ
- 株元から10〜15cm離れた位置に20〜30gまく
- その後は2週間に1回が目安


肥料をうまくコントロールできれば、ナスの育ちがぐんと安定しますよ。
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液体肥料を併用する場合は、薄めて週1回程度でもOKです。
Q6. 実の収穫タイミングはいつがいいの?

「実は育ってきたけど、どのタイミングで収穫すればいいの?」と 収穫の時期に迷う方も多いですよね。
特に最初の実は「もう少し大きくしてから」と引き延ばしてしまいがちです。
でも実は、収穫が遅すぎると株が疲れて、次の実のつきが悪くなることもあるんです。
収穫を遅らせると…
- 実が硬くなって食感が悪くなる
- 株の栄養が実に取られすぎて次の実がつかない
- 夏バテ状態になって収穫期間が短くなる
適切なタイミングで収穫してあげることが、ナスを長く育てるコツです。
収穫の目安とポイント💡
- 中長ナス:10〜15cmになったら収穫
- 一番果は5cm前後で早めに収穫
- 収穫を繰り返すことで株が活性化!
収穫後は、不要な枝や葉を整理する「更新剪定」も取り入れると、長く実を楽しめますよ。
まとめ|「育たない」は通過点!コツをつかめばナスは応えてくれる
この記事のまとめ
- 苗が育たないときは根の成長を待つ
- 葉のしおれ・実付きの悪さには水やり・肥料の見直しを
- 人工授粉や仕立てで栽培が安定する
- 一番果の早採りと追肥のタイミングが重要!
初心者の方でも、ポイントを押さえてじっくり育てていけば、たくさんのナスが収穫できるようになります。
不安や失敗はつきもの。でも、その分だけ栽培の楽しさや喜びも深まります。
この記事であなたの家庭菜園が豊かになればうれしいです!
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タグ:
#ナス栽培 #家庭菜園 #ナスが育たない #追肥のコツ #仕立て方 #初心者向け野菜作り
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