ピーマンの育て方

【初心者向け】ピーマンの育て方7つのコツ|プランターでも50個以上収穫できる方法

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初めての野菜栽培、失敗しない作物ってなに?

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それならピーマンがおすすめ!

ピーマンは病害虫も少なく、収穫時期も長く楽しめるので初心者にはおすすめの作物なんです。

今回は家庭菜園でピーマンを上手に育てる方法を植え付けから収穫まで全て解説します!

「思ったより実がつかない…」「枯れてしまった…」そんなお悩みも、7つのコツを押さえるだけで、1株から50個以上の収穫も夢ではありません。

この記事が美味しいピーマン作りにチャレンジのきっかけになればうれしいです。

動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/7MgHqO3CxF8


ピーマンってどんな野菜?

ピーマンはナス科トウガラシ属の夏野菜です。

中南米原産なので暑さに強く寒さに弱いのが特徴ですね。
ナスやトマトと同じ科なので、連作障害に注意しましょう。

畑で栽培するときにはナス科の作物を育てた後2~3年開けてから栽培するといいですよ。

ピーマンと連作障害を起こすナス科の作物

  • ナス
  • トマト
  • ジャガイモ

プランターで育てる場合は、新しい培養土を使ってくださいね。

もともとは観賞用としてヨーロッパに渡ったピーマン。

品種改良がすすみ食用としては昭和に入ってから普及しました。面白いですね。

【栽培準備】必要なものリスト

プランターで育てる場合

  • プランター(深さ30cm以上・容量15L以上の大型タイプ)
  • 野菜用培養土
  • 軽石(プランターの鉢底にネットがない場合)
  • 支柱(1m~1.5m程度、仮支柱と本支柱)
  • 誘引用のひも(麻ひもなど)
  • 肥料(追肥用)
  • 移植ごて(小型シャベル)
  • 園芸用ハサミ

畑で育てる場合

  • 支柱(1m~1.5m程度、仮支柱と本支柱)
  • 誘引用のひも(麻ひもなど)
  • 肥料(追肥用)
  • 移植ごて(小型シャベル)
  • 園芸用ハサミ
  • 黒マルチまたは敷き藁(必要に応じて)


ピーマン栽培|7つのコツ

1. 良い苗を選ぶ

成功のカギは苗選びにあり

以下のポイントをチェックしましょう。

  • がっしりしていて節間が詰まっている
  • 葉にツヤと厚みがあり、濃い緑色
  • 蕾や花がついている
  • 茎が太い(これが特に大事)

迷ったら茎が太い方を選びましょう!


2. 植え付けのタイミングと方法

植え付けは5月中旬以降の暖かくなった時期がベスト。

プランターへの植え付け

深さ30cm以上・容量15L以上の大型タイプを選ぶのがポイントです。小さなプランターですと、根が大きく伸びる事ができず、生育が悪くなってしまいます。

ポットから根鉢を崩さずに土がついたまま植え付けましょう。

鉢底にネットがないタイプのプランターでしたら、軽石を敷いて水はけを良くしてくださいね。

畑への植え付け

株間を30cm 〜40cmほど空けるのがポイントです。株間が狭すぎてしまうと、風通しが悪くなり病気の原因にもなります。

根が大きく張ることで株が大きく育ちます。

地面からの泥はねや乾燥を防ぐために、黒マルチを張ったり、敷き藁をするのもおすすめです。

根鉢は崩さずそのまま植え、水をたっぷりあげて定着させます。


3. 支柱立てと仕立て方

成長に伴い枝が広がるので、早めに支柱を立てて支えます

植え付け後すぐに、苗から5㎝ほど離したところに支柱を立てて麻ひもで結びます。結ぶ時はゆるめにして茎を傷めないようにしましょう。

苗が本格的に育って来たら、仕立てをしていきます。

一番目に咲く花を「一番花」と言います。この一番花の下にある脇芽は摘み取りましょう。株の栄養が集中し、実付きが良くなります。


4. 水やりのポイント

ピーマンは「乾燥にやや強く、過湿に弱い」野菜です。

  • 表面が乾いたら、株元にやさしく水やり
  • 葉に水をかけると病気の原因になるので注意

小さな苗には、水の勢いにも気をつけてくださいね。


5. 追肥のやり方

追肥のタイミングと量も重要です。

  • 一番花を収穫したら、1回目の追肥
  • その後は2週間おきに定期的に

化成肥料であれば、1株あたり10g、1㎡あたり約50gが目安です。


6. 収穫のタイミング

実が5〜7cmくらいになったら収穫OK。
少し早めかな?というくらいで収穫してくださいね。

実を大きくし過ぎると、固くなり株の元気もなくなってしまいます。早めの収穫をすることで、株に負担をかけず次々と収穫することができ長く楽しめます。

ちなみにピーマンは熟すとパプリカのように赤くなります。甘味もましておいしくなりますが、時間がかかり株への負担も大きくなりますのでお好みで試してみてくださいね。


7. 切り戻しで秋まで収穫

6月後半~7月ごろには枝が分岐し株が混み合ってきます。

風通し日当たりのために切り戻し作業を行いましょう。

切り戻しのポイント

  • 混み合った枝をカットし
  • どこか見ても光が届くようにしよう
  • その後は追肥と水やりを忘れずに!

これを定期的に行えば、株が元気を取り戻します。

夏の暑い時期から秋まで長〜く収穫できます。


まとめ|楽しいピーマン栽培を

ピーマンは、正しい育て方さえ覚えれば、初心者の方でもたくさん収穫できる野菜です。

ピーマン栽培7つのコツ
  • 太くで葉の色の濃い丈夫な苗を選ぶ
  • 暖かくなり切った5月中旬ごろに植え付け
  • 根が大きく張れるように株間を開けて植え付ける
  • 水やりは過剰にならないように、土が乾いてきたら株元へ
  • 支柱を立ててしっかりとした苗を育てる
  • 追肥は一番花のタイミングを忘れずに!
  • 6月後半~7月ごろの切り戻しで長く収穫しよう

ぜひ今年は、家庭菜園で美味しいピーマンを育ててみてくださいね!


📺 動画で見たい方はこちらもどうぞ!
YouTubeで詳しく解説しています。実演つきでよりわかりやすいですよ。

👉 ピーマン育て方のコツ|動画を見る

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