玉ねぎって大きくなったら収穫していいのかな?
収穫したあとに腐ってしまった…
実は玉ねぎって、“収穫のタイミング”と“乾燥の仕方”で
保存期間がかなり変わるんですよ♪
玉ねぎは、収穫時期や保存方法を間違えると、せっかく大きく育てても腐りやすくなってしまいます。
特に初心者の方は、いつ収穫すればいいのか?また、どう保存すれば長持ちするのか?と迷いやすい野菜でもあります。
そこで今回は、玉ねぎの正しい収穫時期の見極め方から、腐らせない保存方法まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
「収穫した玉ねぎを長く美味しく楽しみたい!」という方は、ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
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玉ねぎの収穫時期は品種によって違う

玉ねぎの収穫時期は、一般的には春ごろと言われていますが、育てている品種や栽培地の気候によって大きく変わります。
そのため、まずは自分が育てている玉ねぎの品種を把握することが大切です。
玉ねぎの品種は、大きく「極早生・早生種」と「中生・晩生種」の2つに分けられます。
極早生・早生種の特徴と収穫時期
極早生種(ごくわせしゅ)や早生種(わせしゅ)は、スーパーなどで売られている「新たまねぎ」のことです。
収穫時期の目安は、極早生種が3月中旬〜4月頃、早生種が4月〜5月頃となっています。
極早生種や早生種の玉ねぎは、皮が薄くみずみずしいのが特徴です。
ただし、長期保存には向いていないため、収穫したあとは早めに食べるのがおすすめです。
中生・晩生種の特徴と収穫時期
中生種(なかてしゅ)や晩生種(おくてしゅ)は、茶色い皮が付いた、よく見慣れた玉ねぎのことです。
収穫時期は5月下旬〜6月下旬頃の初夏の時期となっています。
中生種や晩生種の玉ねぎは、長期間保存に向いているのが特徴です。
玉ねぎの収穫サインとベストなタイミング

玉ねぎは、収穫のタイミングを見極めることがとても大切です。
まだ早い段階で収穫してしまうと十分に玉が育っていなかったり、逆に長く放置しすぎると保存中に傷みやすくなったりしてしまう場合があります。
実は、玉ねぎは収穫のタイミングになると、自分で「収穫のサイン」を出してくれています。
そのサインを見逃さずに収穫することが
上手に保存するためのポイントです!
葉っぱが倒れたら収穫のサイン
玉ねぎの収穫サインは、「葉っぱが折れる・倒れてくること」です。
これは、食用部分である球が大きくなることで、葉っぱの中がスカスカになり、空洞化していくためです。
その結果、葉っぱを支えきれなくなり、根元から倒れてきます。
この状態は、「光合成した栄養がすべて球に溜まりましたよ」という玉ねぎからの大事な合図です。
そのため、葉っぱが倒れてきたら、収穫のタイミングが近づいているサインとして覚えておきましょう。
品種ごとの収穫タイミングの違い
葉っぱが倒れるサインの見極め方は、育てている品種によって少し違いがあります。
一般的には、全体の8割ほどの葉っぱが倒れた頃が収穫のタイミングと言われています。
ただし、収穫時期の早い極早生種・早生種の場合は、全体の7割ほど葉っぱが倒れたら収穫のタイミングです。
一方で、中生種・晩生種の場合は、葉っぱが全部倒れるまで待つのがベストのタイミングとなります。
品種によって収穫の目安が違いますので、間違えないようにしてくださいね。
中生・晩生種は1週間待つとさらに大きくなる
収穫時期の遅い中生種・晩生種は、葉っぱがすべて倒れたあとも、玉が生長しています。
そのため、葉っぱが倒れてすぐに収穫するのではなく、1週間ほど待つことで、さらに大きく育てることができます。
ただし、長く放置しすぎると、保存するときに傷みやすくなってしまいます。
玉を大きくしたい場合でも、長くても10日以内には収穫するようにしてくださいね。
玉ねぎを腐らせない収穫方法

収穫した玉ねぎを腐らせずに長期保存するためには、「乾燥させること」がとても大切です。
この乾燥が不十分だと、せっかく収穫した玉ねぎも腐りやすくなってしまいます。
また、収穫するときの天気や収穫方法によっても、保存のしやすさが変わってきますので、収穫前から準備しておくことが大切です。
収穫前は水やりを控えて乾燥させる
玉ねぎを長期保存したい場合は、収穫する1週間前から水やりを控えることが大切です。
水やりを止めることで、玉ねぎをしっかり乾燥させることができます。
乾燥が不十分な状態で収穫してしまうと、保存中に腐りやすくなってしまいますので注意してくださいね。
晴れた日に収穫する
玉ねぎの収穫は、よく晴れた日に行うことが大切です。
せっかく水やりを控えていても、収穫のタイミングで雨が降ってしまうと、乾燥が不十分になってしまいます。
また、「来週は雨が続きそう」という場合には、少し早めでも収穫してしまうという方法もあります。
収穫するときは、天気を確認してから行うようにしてくださいね。
傷を付けないように収穫する

玉ねぎを収穫するときは、スコップを使わないように注意してください。
スコップで傷を付けてしまうと、その傷から腐りやすくなってしまいます。
収穫するときは、茎の下の方を持って、そのまま引っ張るように抜くのがおすすめです。
傷を付けずに収穫することも、長期保存するための大切なポイントです。
玉ねぎを長期保存するための乾燥方法

玉ねぎを長期間保存するためには、「上手に乾燥させること」が重要なポイントになります。
乾燥がうまくできていないと、中から腐ってしまうことがあります。
そのため、収穫後はすぐに保存するのではなく、しっかり乾燥させることが大切です。
収穫後は2〜3日ほどしっかり乾燥させる
収穫した玉ねぎは、まず2〜3日ほど天日干しをします。
収穫後にしっかり乾燥させることで、長期保存しやすくなります。
収穫してすぐに保存するのではなく、まずは乾燥させることを忘れないようにしてくださいね。
葉や根を切る
2〜3日ほど乾燥させたあとは、葉っぱを15センチほど残して余分な部分を切り落とします。
根っこもすべて切り落としてください。
収穫してすぐに葉っぱを切ってしまうと、乳液のような白い液体が出て、カビの原因になってしまいます。
そのため、先にしっかり乾燥させてから切ることが大切です。
また、葉っぱや根を切ることで、空気中の水分を吸収しにくくなり、乾燥が早く進みます。
梅雨時期は室内で乾燥させる
収穫時期が梅雨と重なってしまうと、天日干しが難しい場合もあります。
そのようなときは、室内の風通しが良く、なるべく乾燥した場所で乾燥させます。
新聞紙を敷いて、その上に玉ねぎを並べておくのがおすすめです。
雨の日が続く場合でも、しっかり乾燥させることを意識してくださいね。
玉ねぎの保存方法と吊るし方

玉ねぎは、しっかり乾燥させたあとも、保存方法を間違えると腐ってしまうことがあります。
特に湿気の多い場所で保存してしまうと、せっかく乾燥させた玉ねぎも傷みやすくなってしまいます。
そのため、長期保存したい場合は、「通気性を良くすること」が大切です。
吊るして保存するのがおすすめ
玉ねぎの保存方法としておすすめなのが、「吊るして保存する方法」です。
吊るして保存することで、風通しが良くなり、湿気がこもりにくくなります。
長期保存するためには、しっかり乾燥した状態を保つことが大切ですので、通気性を良くすることを意識してくださいね。
ネット・ストッキング・ひもを使った保存方法
玉ねぎを吊るす方法には、いくつか種類があります。
例えば、
- ネットに入れて吊るす
- ストッキングに入れて吊るす
- ひもで縛って吊るす
などの方法があります。
ネットは百円ショップなどで購入できますし、ストッキングは使い古したものを使っても大丈夫です。
方法は違っても、共通して大切なのは「通気性を良くすること」です。

- まず玉ねぎを2つ用意し、葉っぱの部分を交差させる
- その裏側に、二つ折りにしたひもを通す
- ひもの端の輪っかに、もう一方のひもの端を通して、しっかり引っ張って締める
- 引き上げたひもを玉ねぎの間にくぐらせるように下から通し、上へ引き上げる
- 同じ手順でもう1セット作り、最後に上で結び合わせたら完成
吊るすときは、フックや物干し竿などに
引っかけて保存してくださいね♪
玉ねぎを長持ちさせる保存場所

玉ねぎは、風通しの良い明るい日陰で保存するのがおすすめです。
また、雨に当たらないことも重要ですので、軒下などで保存すると安心です。
このような場所で、2〜3週間ほど吊るして乾燥させます。
緑色だった葉っぱが、水分を失ってパリパリになった状態が、十分に乾燥した目安になります。
しっかり乾燥させたあとは、そのままでも保存できますが、さらに新聞紙に1つずつ包んで保存する方法もあります。
新聞紙に包み、風通しの良い日陰で保存することで、数か月ほど保存することができますよ!
玉ねぎは収穫時期と乾燥で保存期間が変わる

玉ねぎを長期保存するためには、収穫時期の見極めから始まり、正しいタイミングで収穫し、しっかり乾燥させることが大切です。
乾燥の手順を怠ってしまうと、玉ねぎが中から腐ってしまうこともあります。
今回ご紹介した「収穫時期の見極め」と「しっかり乾燥させること」を意識することで、収穫した玉ねぎを長く楽しめますよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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