タマネギの育て方

農薬なしで収穫アップする最強の秘訣とは!にんにく・玉ねぎ栽培のサビ病対策【初心者・家庭菜園】

今回は、ニンニクと玉ねぎのサビ病対策について解説したいと思います。

4月になると、ニンニクや玉ねぎも大きく成長してきますが!ニンニクや玉ねぎ栽培では、4月~5月にかけてサビ病が出る可能性があります。

今回は、その対策について分かりやすく解説していきますので、もし良かったら少しだけ見てみてください。

動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/GKiHq81LwuI

豆知識

サビ病はカビの1種で、ニンニク、ねぎ、玉ねぎにもでる病気です。

一般的な病気は高温多湿でよく出ると言われていますが、

サビ病の場合は、高温ではなく「低温」でなおかつ「多湿」の状況で出やすい病気になっています。

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ですので、6月や7月よりも4月~5月にかけて発生しやすい病気になっています。

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他にも、窒素過多や風通し・排水性が悪いと出やすい病気なんだよ。

4月~5月にかけて発生しやすい

この4月~5月にかけて発生しやすいサビ病ですが、ちょうどその頃は、にんにくや玉ねぎも大きくなってくる時期になってきます。

ですので、

やっと厳しい冬を越えて、ここまで大事に育ててきたのに、春になって大きくなる大事な時期にサビ病になってしまうと、

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あまり大きく育たずに、収穫期を迎えてしまいます。

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ショックだよね・・・

最悪、枯れて全滅してしまう事も

我が家でも去年、にんにくと玉ねぎをプランターで育てていたのですが、同時にサビ病にかかってしまい、

なんとか収穫できたニンニクや玉ねぎも、小さな物しか収穫できませんでした。

サビ病は最悪の場合、すべて枯れて全滅してしまう事もあります。

このサビ病をどう対処するかで「収穫量が大きく変わってしまう」と言ってもおかしくない病気です。

さび病の対処法

サビ病の対処法ですが、こちらの殺菌剤のダコニールのような農薬を使って対応するのが一般的ですが、

農薬を使うのは抵抗がある!と言う方や、有機栽培で育てたい。と言う方は↓


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市販で販売されている、「かき殻の石灰」とい物を使った対策が有効です

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農家さんでも「石灰防除」と言って、石灰を農薬代わりに使って対策をしています💞

有機栽培をしている農家さんでは、このかき殻石灰を使ったやり方を採用している方も多いそうです。

サビ病対策は、かき殻石灰

サビ病は、かき殻石灰を散布することで、予防効果やまん延を防止する効果が期待できます。

農薬を使っても同じことが言えますが、

サビ病を完全に防ぐことは残念ながら難しいです。

サビ病を出にくくすることや、もしも出てしまっても「これ以上広がらないようにする」事はできますので、心配しないでください


ではなぜ、

このかき殻石灰がサビ病に効果があるかと言いますと、

サビ病の元になるカビの菌は、アルカリ性を嫌います。

アルカリ性のかき殻石灰を上から散布することで、サビ病が出にくくなるという効果が期待ができます。

そもそも「サビ病」とは?

サビ病というのは、最初のころはオレンジ色の斑点ができてきます。

症状が進行いてくると、このオレンジ色の斑点が次第に黒い斑点に変わっていきます。

最初は、このオレンジ色の斑点がサビ病の目印になってきます。

このオレンジ色の斑点が出てきたら、かき殻石灰を上から散布していくのがサビ病対策にはとても有効です。

消石灰ではアルカリ成分が強い

粉末状の石灰と言うと、消石灰という石灰でも効果はあります。

ですが、

この消石灰は、アルカリ成分が強く「素手で触ると手が荒れてしまうこともある」とても取り扱いの難しい石灰です。

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そうなんだ~。

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家庭菜園で使うのであれば、有機でもあるかき殻石灰の方が、取り扱いも簡単で安心して使えますよ。

かき殻石灰は、株の上から撒いても大丈夫

また、消石灰と違って、

かき殻石灰はアルカリ成分がマイルドですので、株もとだけではなく株の上から撒いても大丈夫ですので、対策をするのが簡単です。

撒くときに葉っぱにかかっても平気ですので、サビ病に直接効く!という効果も期待できるんですよ。

散布のやり方

かき殻石灰は粉末状ですので、

一つかみ手で掴みましたら、株の上から全体にかかるように撒いていきます。

細かいことは気にせずに、

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1㎡あたりかるく1握り 約50g程度を株全体にかかるように撒いていくのがポイントです。

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大胆にやっても、心配ないんだね💞

オススメの撒くタイミング

また、おすすめの撒き方・タイミングとしましては

「3月下旬~4月にかけて1度撒く」ということです。

これは、サビ病が出るのを防ぐ予防的な意味合いがあります。

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その後に!

サビ病は4月~5月頃に本格的に出やすいですので、

葉っぱを確認して、仮にオレンジ色の斑点が出始めたら、もう一度撒く。

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このやり方、おすすめの撒き方だよ💗

サビ病は、完全に防ぐと言うのは難しいですので、それ以上広がるのを防ぐ。という事が大切な対策になってきます。

まとめ

今回は、サビ病対策としましてかき殻石灰をご紹介しました。

玉ねぎなどは、かき殻石灰を撒くことで「甘みが増して美味しくなる」とも言われています。

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さらに、収穫後も腐りにくいという効果もあります。

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もちろん!ニンニクも食味がよくなり「保存性が良くなり腐りにくくなる」と言う効果が期待できるんだよ!

サビ病は、一度発生してしまうと一気に広がる

サビ病は、一度発生してしまうと一気に広がってしまいます。

一度広がってしまうと収穫量が激減してしまったり、最悪の場合は枯れてしまい全滅してしまうこともある厄介な病気です。

ニンニクや玉ねぎだけではなく「ねぎ」にもサビ病は広がりますので、予防も兼ねてぜひやってみてくださいね。

石灰の使い方や効果

石灰の使い方や効果に関して「もう少し詳しく知りたい」「使ってみたい」と言う方は、

こちらの動画!

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で、分かりやすく解説しています!

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もし良かったら!こちらも見てみてください💞

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