そろそろ玉ねぎの植え付け時期だな~
去年は、玉が大きくならなかったのよね…
植え付け前の準備をしっかりすれば、
大きな玉ねぎを収穫できますよ!
栽培期間が長く「少し難しい野菜…」と感じがちな、「玉ねぎ」。
実は、植付けをした後には、そんなにお手入れは必要ありません。
でもその分、植え付け前にしっかり準備を行うことが、玉ねぎ栽培では重要なポイントになります。
そこで今回は、玉ねぎ栽培で重要な「植え付け前の3つの準備」について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
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玉ねぎ・植え付け前の準備 ① マルチ

玉ねぎを植え付ける前の準備、1つ目は「マルチ」です!
マルチの効果

玉ねぎは栽培期間が長く、冬を越して成長する野菜。そのため、「雑草・乾燥・低温」から守ることが重要です。
マルチをすることで雑草や乾燥を防止でき、玉ねぎの生育に適した地温を確保できます。
さらに、肥料の流失や泥はねによる病気のリスクなども軽減することもできちゃうんです。
玉ねぎが一気に大きくなる春先の大事な増大期にも、地温の上昇を助けてくれます。そのため、より大きな玉ねぎが収穫できるようになります。
玉ねぎは他の野菜と比べて、
「マルチの恩恵が大きい野菜」なんです!
「穴あき」マルチを最初から!

マルチは、「穴あき」マルチがおすすめ!少しお値段は高くなりますが、植え付けの際に自分で穴をあける手間がなく、その後の管理も楽になります。
玉ねぎを植え付けた後に、「やっぱりマルチをしたい!」と思っても、あとからの設置はなかなか困難…。後悔しないように、最初から穴あきマルチを準備しておいてくださいね。
また、プランター用のマルチも売っていますが、設置が少し難しいことが難点…。もみ殻やワラを表面に敷いても「マルチ」と同じ効果が期待できます。試してみてくださいね!
余ったマルチは他の野菜でも使えるので、
ぜひ試してください!
玉ねぎ・植え付け前の準備 ② 水につけてから植え付ける

玉ねぎを植え付ける前の準備の2つ目は、「水につけてから植え付ける」です!
水につけてから植え付ける理由

玉ねぎ苗を購入してきたら、必ず水につけてから植えるようにしましょう。苗が水分を吸収することで元気になり、植え付け直後の活着と根付きが格段に良くなります。
ホームセンターなどで売られている玉ねぎ苗は乾燥しがちで、水分が不足した状態になっています。植え付け前に水につけてあげると苗が十分に水分を吸収し、シャキッとした状態を取り戻してくれます。
水につけてから植え付けると、
生育のスタートをスムーズにできますよ!
玉ねぎ苗を水につける方法

玉ねぎ苗を水につけるやり方はとても簡単です。バケツなどに水を溜め、1時間ほど根っこの部分を水につけておくだけ!
これで根っこが水分を吸って、しおれた苗がシャキッと元気になります。植え付けもしやすくなり、新芽や葉っぱも生き生きとして、植え付け後の苗のストレスを軽減できます。
玉ねぎ苗が
「ピン!」と張りのある状態になりますよ!
玉ねぎ・植え付け前の準備 ③ 秘密兵器「リキダス」

玉ねぎを植え付ける前…と言うか、植え付け直後に必ず試して欲しいものが「リキダス」です。
リキダスの効果

玉ねぎを植えた後に「葉っぱの先が黄色くなる」「何だか元気がなくなっている」という経験をしていませんか!?これは「植え痛み」という症状です。根が活着するまでに時間がかかって、根から栄養や水分を吸うことができずに弱ってしまうことが大きな要因です。
リキダスには、根張りが不可欠な玉ねぎの根っこを丈夫に育てる効果があります。玉ねぎの植え付け直後にリキダスを株元に施すことで、有効成分が根の成長を助け、根の活着が格段に良くなるのです。
ちなみに、リキダスは「肥料」ではなく「活力剤」です。肥料が人間にとっての「お米」のようにエネルギーを生み出すものだとしたら、活力剤は「野菜や果物」などのように 体の調子を整える栄養剤のようなものになります。
「リキダス」の効果は、
「玉ねぎで一番実感しやすい!」と感じています。
肥料ではなく「リキダス」を使う理由

玉ねぎは、しっかり活着した状態で冬を向かえることが非常に重要です。でも、肥料で大きくなった状態で冬を迎えてしまうと、「トウ立ち」をしてしまいます。
そこで活躍してくれるのが、「リキダス」です。リキダスは肥料ではなく「活性剤」なので、必要以上に大きく生長してしまう心配がありません。
使い方は簡単!水1Lに対してリキダスを1ml、約1000倍に希釈します。植え付けたばかりの玉ねぎ苗の根元に、ジョウロなどを使ってたっぷりとかけてあげてください!
我が家で使っている「リキダス」!
ぜひ試してみてくださいね。
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お得な豆知識

去年育てた玉ねぎがトウ立ちをしてしまった」と言う方!今年は、植え付け時期を1週間から2週間ほど遅くしてみてください。
玉ねぎが「トウ立ち」をしてしまう大きな要因は、冬を迎える前に大きく育ちすぎてしまうことです。
冬を迎える前に玉ねぎをあまり大きくしてしまうと、病気にかかりやすくなってしまったり…。失敗する確率が高くなります。
近年は暖かい気候の影響もあるので、少し遅めに植え付けることがおすすめです。ただし、植え付け時期は地域や育てる品種でも変わってくるので、注意してくださいね。
こちらの記事や動画で詳しく解説しているので、
チェックしてみてください!

【関連動画】
玉ねぎは10月に植えるな!植え付け時期と品種選び
まとめ
今回は、玉ねぎ栽培で重要な「植え付け前の3つの準備」についてお話しました。どれも簡単なポイントですが、マルチやリキダスを使ったことがない人も多いのかもしれません。こちらの動画でさらに詳しく説明していますのでご覧ください。
また、今回ご紹介したポイントは「土作りがしっかりできている」ことが前提です。玉ねぎは栽培期間が長い野菜なので、植え付け前の土作りはとても重要な要素です。まだ土作りをしていなくても、今からでも間に合います。こちらの人気動画「玉ねぎはアレを入れるだけ!大きな玉ねぎを収穫する最強の土作り」もぜひ参考にしてみてくださいね!
※ 玉ねぎはアレを入れるだけ!大きな玉ねぎを収穫する最強の土作り