キュウリの成長は順調そうだけど…
この後はいったい何をすればいいの?
今の時期に必要な作業があるんですよ!
キュウリを植えてから1か月ちょっと
せっかく順調に育っていても、この時期に何もしないでそのまま育ててしまうと、「実がなかなかつかない…」「収穫が早く終わってしまう」なんてことにも…
そこで今回は、親づるの摘芯と、腰から上の子づるの管理、そして追肥と水やりについて、初心者の方にも分かりやすく解説します!今、この時期に必ずやってほしい大事な作業です。ぜひ参考にしてみてください。
まず結論
キュウリの収穫量を増やすには、親づるの摘芯、子づるの管理、下葉かき、追肥、水やりをタイミングよく行うことが大切です。
特に、親づるが支柱の上まで伸びてきたら、摘芯と子づる管理を始める目安になります。
キュウリの収穫量を増やす4つの作業

キュウリのツルが支柱のてっぺんまで届きそうなぐらいに成長してきている時期。必ずやってほしい作業が2つあります。
1つ目は、上へ伸びていく親づるの摘芯。そして2つ目は、腰から上に生えてくる子づるの管理です。
この2つの作業をしっかり行うことで株が疲れにくくなり、実のつき方も安定してきます。つまり、「長~くたくさん収穫できるようになる」ということなんですよ。
できる!美味しいキュウリ大収穫!!
キュウリの親づる摘芯

キュウリでは軸となる1本のツルがまっすぐ上に向かって伸びていきますが、このツルのことを「親づる」と言います。
そして、その親づるの先端をカットして成長を止めることを「親づるの摘芯」と言います。
親づるが1.8~2mくらいに伸びたタイミングで摘芯を行うと、子づるや実に栄養が回るようになります。実のつき方もぐんと良くなるんですよ。
自分の管理しやすい高さで行ってもOKです。
キュウリの親づる摘芯のやり方と注意点

キュウリの親づるの摘芯のやり方はとても簡単!ハサミなどでツルの先端を切ってあげるだけです。
しかし、注意点もあります。
まずは、親づるの先端をカットする前に、ツルをしっかりと固定してあげること。麻ひもなどを使って、ネットや支柱にツルの先端付近を2か所ほどやさしく固定します。それから、結んだ少し上の部分をハサミでカットしていきましょう。
さらに、作業を行うタイミングは、できれば晴れた日の午前中に。
カットした直後は、切り口から少し水分がにじむことがあります。でも、時間が経てばすぐに乾き、半日ほどでかさぶたのようにふさがってくれます。
使用するハサミは、
除菌シートなどで軽く消毒しておきましょう。
キュウリの子づるの管理

親づるの摘芯が終わったら、次に行ってほしい大事な作業が子づるの管理です。
まず、胸の高さあたりから生えている元気な子づる(力枝・遊びヅル)を2本選び、そのまま伸ばしていきます。
できれば、左右に1本ずつ選んであげましょう。株のバランスが取りやすくなって、しっかりと実をつけるようになってくれますよ。
子づるが折れてしまっても、
折れた部分から新たな力枝が生えてきます。
キュウリの子づるの管理:腰から上

次は、腰から上、つまり10枚目の葉っぱより上に生えてくる子づるの管理についてです。
腰から上に生えてくる子づるは葉っぱ2枚を残して、その先すべてを摘芯します。すると、それぞれの子づるから、それぞれ2こずつの実を収穫していけます。
さらに、摘芯した子づるのキュウリを収穫するころには、付け根あたりからまた新しいツル「孫づる」が生えてきます。
この孫づるも、同じように葉っぱを2枚残して摘芯していきます。すると、それぞれの孫づるからも2つずつのキュウリを収穫することができるんです。
さらに!この孫づるの実を収穫するころには、また新たなツル「ひ孫づる」が生えてくることもありますよ。
このやり方なら、
限られたスペースでも繰り返し収穫ができますよ!
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キュウリの下葉かき

キュウリの株元にある葉っぱがだんだんと色あせてきたら、古くなった葉っぱを取り除く「下葉かき」を行います。
一般的に、キュウリの葉っぱの寿命は60日ほど。役割を終えた株元の葉っぱに余計な栄養を使ってしまうと、上の元気な葉っぱや実に栄養が届きにくくなってしまいます。
また、下の方の葉っぱが残っていると株元に湿気がこもり、病気の温床にも…。特に梅雨時期は、灰色かび病やベト病などの発生リスクも高まるので注意が必要です。
下葉かきで注意してほしいことが、一度にたくさんの葉っぱを取らないこと。
株の負担にならないよう、1回につき2枚ほど。これを、数日間に分けて少しずつ行ってくださいね。
株元の風通しもよくなり、
元気に育ってくれますよ!
キュウリの追肥

たくさんのキュウリが収穫できるようになってきたら、次に大切になるのが追肥のタイミングです。
キュウリは成長がとても早く、実をつけ始めると水分だけでなく肥料もどんどん使います。追肥を始める目安は、1本目のキュウリを収穫し始めたころです。
そこからは、収穫が終わるころまで定期的に追肥を続けていきましょう。目安は、2週間に1回です。
肥料の量は、畑で育てている場合は1平方メートルあたり60gほど、プランターや鉢で育てている場合は1株あたり30gほどが目安になります。
追肥の目安
- 1本目の収穫が始まったころから追肥を始める
- その後は2週間に1回を目安に続ける
- 畑は1平方メートルあたり60gほど
- プランターは1株あたり30gほど
ただし、元気に育ってほしいからといって肥料を多くあげすぎるのは注意です。肥料過多になると、病気にかかりやすくなったり、害虫を引き寄せやすくなったりします。
特に、窒素成分が多い肥料を使いすぎると、葉っぱやツルばかりが大きく茂って、花や実がつきにくくなることがあります。
最初は目安より少し控えめにして、曲がったキュウリが増えてきた、以前より株の元気が落ちてきたと感じたら、少し多めに追肥するように調整していくと安心です。
キュウリは肥料が好きですが、
あげすぎより「様子を見ながら調整」が大切ですよ♪
キュウリの水やり

キュウリの実のほとんどは水分でできています。そのため、キュウリを長くたくさん収穫するには、水やりの量とタイミングがとても大切です。
畑で育てている場合、実の収穫が始まったころは、1株あたり5リットルを2日に1回くらいがひとつの目安になります。暑さが増して収穫の最盛期を迎えるころは、1株あたり5リットルを毎日あげることが必要になる場合もあります。
ただし、これはあくまで目安です。畝の高さ、マルチの有無、水はけの良さ、土の乾き方によって必要な水の量は変わります。
畑の水やりの目安
- 収穫が始まったころ: 1株5リットルを2日に1回くらい
- 暑さが強く収穫最盛期のころ: 1株5リットルを毎日必要とする場合もある
- 土の乾き方、株の様子、実の形を見ながら調整する
水が少ないと、曲がったキュウリが増えやすくなります。一方で、水が多すぎると根腐れや過湿の原因になります。常に土が湿った状態だと、株元に湿気がこもり、うどんこ病やべと病などの病気にもつながりやすいです。
目指したいのは、曲がったキュウリがぎりぎり出ないくらいの水やりを、株の様子を見ながら見つけていくことです。
プランターの水やり
プランターや鉢で育てている場合は、畑より土の量が少ないため、水を多く抱えておくことができません。基本は、早朝に1日1回、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり与えることです。
植物は午前中に盛んに光合成を行うので、できれば朝8時ごろまでに水やりを済ませておくと安心です。
真夏のプランター栽培では、朝に水やりをしても夕方には乾いてしまうことがあります。アスファルトの上など、日中の温度が上がりやすい場所では、朝と夕方の1日2回を目安に様子を見てください。
乾きやすい場合は、敷き藁やプランター用の簡易マルチで、土に直接日差しが当たらないようにしてあげると効果的です。
我が家では、引き抜いた雑草を2〜3日乾かして、
敷き藁の代わりに使うこともあります♪
専用の敷き藁やマルチを用意する時間がない場合でも、乾かした草を土の上にのせるだけで、土の乾燥をやわらげる助けになります。無理なくできる方法で、キュウリの水切れを防いでいきましょう。
キュウリの水やりで注意してほしいのが、葉っぱの上から水をかけすぎないことです。暑い日に葉っぱの上に水滴が残ると、葉焼けの原因になることがあります。水はできるだけ株元にたっぷり与えてください。
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まとめ
今回は、キュウリの収穫量を増やす「4つの作業」について解説してきました。以前の記事やYouTube動画を見返してもらえると、より理解が深まると思います。
動画で実際の作業を見る
この記事の内容は、動画でも実際の様子を交えて分かりやすく解説しています。
※2026年6月6日(13:00)以降に、上のリンクからご覧いただけます。
シャキシャキのキュウリをたくさん収穫できるよう、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね!





























