店頭でキュウリの苗が売っていたけど!
今から植えて間に合うの?
「秋キュウリ」は今が植え付けの時期ですよ!
夏の終わりから秋にかけて収穫を狙える、秋キュウリ。
まだ、暑さが厳しいこの時期に植え付けを行う秋キュウリは、「ただ苗を買ってきて、そのまま植えればうまくいく」というワケではありません…。
そこで今回は、「秋キュウリを枯らさずに上手に育てるポイント」について、初心者の方にも分かりやすく解説します!ぜひ参考にしてみてください。
- 秋キュウリは、植え付け前の土作りと元肥の準備が大切です。
- 植え付け前にポットへ水を吸わせ、根鉢を崩さず植え付けます。
- 植え付け後は支柱を立て、暑さと乾燥から苗を守りましょう。
YouTube動画で詳しく解説
動画で見たい方は、下のリンクから確認できます。
この記事の内容は、動画でも分かりやすく解説しています。
秋キュウリの肥料選びから、土作り、苗の植え付け、暑い時期の乾燥対策まで、実際の作業を見ながら確認できます。
※2026年7月26日 13:00公開予定です。公開時刻以降にご覧いただけます。
豆知識

7月の後半頃からお店に並び始める秋キュウリの苗を植え付ける目安は、8月から9月の上旬頃。ただし、適期は地域や品種によって前後します。苗のラベルや地域の栽培暦も確認してください。
苗を選ぶ時は、葉っぱの色が濃く、茎がしっかりしているものを選びましょう。さらに、本葉が3~4枚出ていて、全体的にがっしりしている苗がおすすめです。
反対に、葉っぱが黄色くて茎がひょろひょろと細長く伸びている苗は、生育環境が良くなかった可能性があります。できれば避けた方が安心です。
また、病気に強い台木にキュウリを接いだ「接木苗」は失敗が少ないので、初心者の方には特におすすめです。
目指せ!美味しい秋キュウリ!!
秋キュウリの育て方

秋キュウリの育て方について、順を追って説明していきます♪
秋キュウリの育て方① 土作り

まずは、土の準備です。
キュウリは酸性に傾きすぎた土が苦手です。畑の場合、植え付けの2週間ほど前には1㎡あたりに100gほどの苦土石灰をまいて、よく耕しておきます。
さらに、植え付けの1週間ほど前。1㎡あたり2〜3kgほどの完熟堆肥を入れて、よく耕しておきましょう。
そして、このタイミングで元肥も入れておきます。化成肥料なら1㎡あたり150gほど、有機肥料やぼかし肥料なら1株あたりだいたい40gぐらいを土に混ぜ込んでおきましょう。肥料によって成分量が異なるため、使用量は商品の表示を優先してください。
また、 秋キュウリは乾燥が苦手な野菜ですが、水はけが悪い状態も好きではありません。台風や秋雨などに備え、地面から15~20㎝ぐらいの高さの畝を作っておくことも重要です。
プランターで育てる場合は深さ30㎝以上、横幅65㎝程の大きめのプランターを使いましょう。元肥入りの野菜用培養土を選べば失敗が少ないので、初心者の方でも安心です。
暑さに気を付けて作業してくださいね!
秋キュウリの育て方② 植え付け

植え付ける1~2時間くらい前、ポットに入ったキュウリの苗に水をしっかりと吸わせておきましょう。
植え付けたばかりの苗はすぐに根を伸ばせず、うまく水を吸い上げられない場合があります。
このひと手間をしておくだけで、植え付け後の「しおれ」を防ぎやすくなりますよ。
そして、いよいよ植え付けです!
植え穴が小さいと根っこに負担がかかってしまいます。植え穴はポットより少し大きめに掘り、根鉢をできるだけ崩さないように、やさしく植え付けていきます。
また、ポットの土の表面と植える土の高さが同じ高さになるように植え付けてくださいね。
キュウリの根はとてもデリケートなんですよ。
秋キュウリの育て方③ 植え付け後の管理

植え付けが終わったら、たっぷりと水やりしてあげます。根っこと土がなじみやすくなり、秋キュウリが新しい根を伸ばしやすくなりますよ。
その後の1週間ほどは、キュウリの苗が根を伸ばし始める大事な時期です。土の乾き具合をチェックして、乾きすぎないように管理してあげましょう。
また、 秋キュウリは成長がとても早いので、早めに支柱を立てておきます。急な雷雨や台風でも倒れないように、180㎝以上の支柱を使うことがおすすめです。
支柱は根鉢を傷つけないように苗から少し離した場所に差し込み、麻ひもなどを使って苗を軽く支えてあげます。8の字を作るようにして、支柱と茎の間に少し余裕を持って結んであげることがポイントですよ。
支柱の立て方は、
この記事や動画を参考にしてみてください♪
秋キュウリの育て方④ 乾燥対策

秋キュウリを育てるうえで必ずやって欲しいのが、乾燥対策です。
キュウリは実のほとんどが水分で葉っぱも大きく育つため、暑い時期はどんどん水分が失われていきます。さらに、キュウリの根っこは比較的浅いところに広がるので、土の表面が乾くと一気に水切れを起こしてしまいます。
畑で育てる方には、黒マルチを使った対策がおすすめです。でも、敷き藁で土の表面を覆ってあげることでも、水分の蒸発を防ぎやすくできます。
ただし、敷き藁を厚く敷いてしまうと、逆に蒸れやすくなってしまうデメリットもあります。厚さ2~3㎝ぐらい、土が少し見えるくらいに「ふわっと軽く」敷いてあげましょう。
風通しをよくするために、株元から3~5㎝ほどの場所には敷き藁を敷かないようにしてくださいね。
秋キュウリには、
乾燥対策が本当に重要です!
秋キュウリの育て方⑤ その後の管理

ここまでできれば一安心ですが、秋キュウリを植え付けてからの1週間ぐらいは土を乾かしすぎないようにしてください。
特にプランターの場合は畑よりも土が乾きやすいので、注意が必要です。
苗がしっかり育ってきたら、わき芽摘み、子づるの摘芯、追肥といった管理も必要です。わき芽摘みや子づるの摘芯で株の負担を軽くでき、結果的に多くのキュウリを収穫できるようになります。
最初の実を収穫する頃から1回目の追肥も始めましょう。化成肥料を使う場合は1株あたり15g程度、10日から2週間に1回くらいのペースで与えていきます。ただし、肥料の種類や株の状態によって量と間隔は変わるため、商品の表示も確認してください。
これを続けていくと、夏の終わりから秋にかけて、キュウリの株を元気に保てますよ。
詳しいやり方は、
記事や動画を参考にしてみてください♪
連作障害に気を付けて!

秋キュウリを育てるときには、連作障害に気を付けてください。
ゴーヤやメロン、スイカなど、キュウリと同じウリ科の野菜を育てた後に秋キュウリを植えると、生育が悪くなってしまうことがあります。
畑の場合はウリ科の野菜の後への植え付けは避けてください。プランターの場合は、新しい培養土に入れ替えてから育ててあげることがおすすめです。
相性の悪い野菜ってあるんですよね…
まとめ
今回は、秋キュウリを枯らさずに上手に育てるポイントについて解説してきました。以前の記事やYouTube動画を見返してもらえると、より理解が深まると思います。
さらに、記事冒頭の動画ではこの内容を詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。秋になっても美味しいキュウリをたくさん収穫できるよう、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね!
秋キュウリは、植え付け前の準備と、植え付け後の乾燥対策が大切です。暑い時期こそ、一つずつ整えて育てていきましょう♪























