35℃を超えたら、トマトが急にぐったり…。このまま枯れちゃうの?
大丈夫。まずは日差し・葉っぱ・根っこ・水やりを整えよう。暑い時間の作業と、焦った追肥はストップだよ。
夏野菜の代表とも言える、トマト。
でも実は、35℃以上の気温が得意な野菜ではありません。猛暑対策をしないでいると、昨日まで元気だったトマトが一気に弱ってしまうなんてことにも…
そこで今回は、猛暑でトマトを弱らせないために今すぐやってほしい管理方法について、初心者の方にも分かりやすく解説します!ぜひ参考にしてみてください。
- 35℃以上の猛暑日は、まず日差しをやわらげます。
- 葉っぱを取りすぎず、実を守る葉を残します。
- 敷きわらやすのこで、根っこと土を熱から守ります。
- 水やりは朝の涼しい時間帯に。乾きすぎた土は数回に分けて湿らせます。
- 焦って追肥したり、暑い時間帯に作業したりしないことも大切です。
豆知識

6 月までは順調に育っていたのに、7月に入ってトマトの様子が急に変わることがあります。
水や肥料の不足が関係していることもありますが、35℃以上の猛暑日が続いている場合は、暑さそのものが原因なことがあります。
トマトは、暑くなりすぎると花粉の働きが弱くなります。すると、花が咲いたのに実にならない、せっかく咲いた花が落ちてしまうなんてことにも…。
また、強い直射日光で土の温度が上がると根っこが弱って、水分や肥料をうまく吸い上げることができなくなります。そして、株全体の元気もなくなってしまうんですよね。
目指せ!猛暑に負けない元気なトマト!
トマトの猛暑対策① 日差しをやわらげる

トマトの猛暑対策で最初にやってほしいのが、強すぎる日差しをやわらげることです。
朝は元気だったのに、お昼を過ぎた頃から葉っぱがぐったりしている。これは、強すぎる日差しでトマトが疲れているサインかもしれません。
特に強い西日はトマトにとってかなりの負担になります。プランターを移動できる場合、午後になったら強い西日を避けられる場所に移動してあげましょう。
でも移動できない場合は、遮光ネットを使うのも1つの方法です。遮光率が30~40%ぐらいの遮光ネットがおすすめですよ。
実の様子がおかしいときも、
強い日差しをやわらげてみてください。
トマトの猛暑対策② 葉っぱを取りすぎない

次に大切なことが、葉っぱの整理です。
果房の上に生えている葉っぱは、実の収穫が終わるまでは残しておきましょう。ちなみに、ここで言う「葉っぱ」は茎から枝のように伸びている葉っぱ全体のことです。
トマトを元気に育てるためは、下の方の古い葉っぱを取る「下葉かき」がとても重要です。普段であれば、収穫が近づいてきた実のまわりの葉っぱは順番に取っていきます。
でも、35℃以上の猛暑日が続く時期、葉っぱにはトマトの実を強い日差しから守る「日傘」のような役割もあります。葉っぱを取りすぎてしまわないように注意しましょうね。
下葉かきのやり方は、
こちらの記事を参考にしてみてください。
トマトの猛暑対策③ 根っこを守る

次に大切なのが、土を熱くしすぎないことです。
35℃以上の猛暑日に土の中が熱くなりすぎると、トマトの根っこも弱って水分や肥料をうまく吸い上げられなくなります。
敷きわらやバークチップなどで土の表面を覆って、直射日光や水分の蒸発を抑えてあげましょう。
また、プランターや容器で育てている場合、ランダやコンクリートの熱が容器にも伝わるので、コンクリートの上に直接置くことは避けてくださいね。
「すのこ」や「フラワースタンド」などで、プランターの下に少し空間を作ってあげることがおすすめです。
抜いて乾かした雑草を敷いても、
日差しを遮れますよ。
トマトの猛暑対策④ 実つきを助ける

35℃以上の猛暑日が続くと、トマトの花が咲いてもなかなか実にならないことがあります。
そんな場合は、「トマトトーン」などの着果促進剤を使うのも1つの方法です。トマトトーンが、花から実になるのを助けてくれます。
トマトは暑くなりすぎると花粉の働きが弱くなり、うまく受粉できなくなります。
特に7月中旬から8月にかけては、夜の気温も下がりにくくなりますよね。昼も夜も暑い状態が続くと、花や実を育てる力が落ちてしまうんです。
ただし、トマトトーンを使う場合は必ず商品の説明書を確認して、濃度や回数、使うタイミングを守ってくださいね。
トマトトーンについては
こちらを参考にしてみてください。
花が咲いても実になりにくい時の、着果を助ける選択肢です。使う時は、必ず商品の説明書で濃度・回数・タイミングを確認してください。
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トマトの猛暑対策⑤ やってはいけない注意点

ここで、35℃以上の猛暑日にやってしまいがちな、注意してほしい管理についてお伝えしていきます。
あせって肥料を与えない

トマトの元気がないからといって、あせって肥料を与えないでください。
猛暑で根っこが弱っている時に必要以上の肥料を与えてしまうと、かえって負担になってしまうことがあります。
暑い時間帯に作業をしない

トマトがぐったりしていても、暑い時間帯には作業をしないでください。
35℃以上の暑さは人間にとっても危険な暑さです。早く対策したいと焦ってしまうでしょうが、できるだけ朝か夕方の時間帯に行うようにしましょうね。
みなさんのペースで、
トマトが過ごしやすい環境を作っていきましょう♪
トマトの水やりの注意点

真夏のトマトに水やりをするときは、次の点に注意してください。
朝の涼しい時間帯にたっぷりと

トマトの水やりは、「朝の涼しい時間帯にたっぷりあげる」が基本です。
35℃以上のカンカン照りの時間帯は、鉢や土がかなり熱くなっています。その状態で水やりとすると土の中の温度が不安定になり、かえって根っこにダメージを与えてしまいます。
数回に分けて水やりをする

カラカラに乾いている状態の土は水を弾く性質があり、水をあげても土の中を素通りしてしまいます。
とくに夕方に水やりする際には、1度水をかけて土を湿らせた後、数分おきに2〜3回に分けて与えてあげましょう。
「水をあげれば良い」というワケではないんですね。
トマトを長~く元気に育てる方法

今回お伝えした対策の他にも、トマトを長~く元気に育てる「トマトのつる下ろし」という方法もあります。
さらに、「トマトの下葉かき」をすることによっても、健康でおいしいトマトを収穫できます。
ぜひ試してみてください!
こちらの記事や動画で確認してみてくださいね!
【関連動画】
下葉と葉かきで収穫量が3倍!トマトをたくさん収穫する最強の管理法
猛暑からトマトを守る!最強の「つる下げ」管理法
まとめ
今回は、猛暑でトマトを弱らせないために今すぐやってほしい管理方法について解説してきました。以前の記事やYouTube動画を見返してもらえると、より理解が深まると思います。
さらに、下にある動画ではこの内容を詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。猛暑に負けず美味しいトマトを収穫できるよう、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね!
この記事の動画
この記事の内容は、YouTubeでも詳しく解説しています。
※2026年7月12日 13:00より、上記の動画がご覧いただけます。























