トマトの育て方

【初心者向け】トマトの隣に植えると相性が良い野菜と花|収穫量アップの組み合わせを解説

初心者さん

トマトって意外と上手く育たないんですよね…

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トマトの栽培には実は、多くの初心者の方が
知らないポイントがあるんですよ!

トマトは家庭菜園でも定番の野菜ですが、実際に育ててみると
「思ったより実がつかない」
「途中で株が弱ってしまう」

といった、ちょっとした失敗を感じることも多い野菜です。

ですが実はこれ、育て方が間違っているというよりも、“あるポイント”を知らないだけで起きてしまうケースがほとんどなんです。

トマトはそのまま単体で育てていると、害虫や病気の影響を受けやすく、「葉っぱが弱る」「花が落ちて実がつきにくくなる」といった状態になりやすい特徴があります。

そこでおすすめなのが、トマトの隣に“ある野菜や花”を植える方法です。

そこで今回は、トマトと一緒に植えると相性が良い野菜や花について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

【YouTube(ユーチューブ)動画で詳しく解説】

この記事の内容をさらに分かりやすく、図解や画像で解説しています!

https://youtu.be/9YKm508ArSs

※2026年4月4日(13:00)より、上記のリンク(青い文字)を押すと動画がご覧いただけます。

トマトは「組み合わせ」で育てると強くなる

ここでひとつ、トマト栽培で知っておいてほしい考え方があります。

それは、トマトは“単体で育てる”よりも、“相性の良い植物と組み合わせて育てる”ほうが元気に育ちやすいということです。

「野菜は1種類ずつ育てるもの」と思われがちですが、実は植物にも相性の良い組み合わせ・悪い組み合わせがあります。

相性の良い植物を近くに植えることで

  • 害虫がつきにくくなる
  • 病気を防ぎやすくなる
  • 土の環境が整いやすくなる

といった、うれしい効果が期待できます。

このように、一緒に植えることでお互いに良い影響を与える植物のことを、「コンパニオンプランツ」といいます。

なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、やることはとてもシンプルです。

特別な道具や技術が必要なわけではなく、トマトの近くに相性の良い野菜や花を植えるだけなので、初心者の方でもすぐに取り入れられます。

実際に、トマト栽培で悩みやすい

  • コナジラミなどの害虫
  • 土の中からくる病気
  • 株の弱りや乾燥

といったトラブルに対して、植物の組み合わせが役立つことも少なくありません。

つまり、トマトを元気に育てたいなら、「どう育てるか」だけでなく、「何と一緒に育てるか」も大切ということです。

次からは、トマトと特に相性が良いおすすめの植物を、ひとつずつご紹介していきます。

トマトのコンパニオンプランツ|マリーゴールド

まず最初にご紹介するのが、マリーゴールドです。

「トマトの隣に何を植えたらいいの?」と聞かれたら、まず名前が挙がるほど、相性の良い定番の組み合わせです。

マリーゴールドの大きな特徴は、トマト栽培で悩まされやすい害虫対策になることです。

特に注意したいのが、「コナジラミ」と呼ばれる小さな白い虫。
見た目は小さいですが、葉っぱの栄養を吸って株を弱らせたり、病気を運んできたりする厄介な害虫です。

しかもこのコナジラミ、一度発生するとどんどん増えてしまい、完全に防ぐのが難しいのもやっかいなポイントです。

葉の裏など見えにくい場所に集まりやすく、気づいたときには広がっていることも少なくありません。

マリーゴールドをトマトの近くに植えておくことで、害虫を寄せつけにくくなり、結果としてトマトの株を守ることにつながります。

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マリーゴールドは育てやすい花なので
初心者でも扱いやすいのも嬉しいポイント!

マリーゴールドをトマトの隣に植える際の注意点

マリーゴールドはとても便利な植物ですが、植え方には少しコツがあります。

まず大切なのが、トマトの株のすぐ横に植えないことです。

目安としては、トマトの株から30〜50cmほど離して植えるのがおすすめです。

こうすることで、風通しを確保しながら、マリーゴールドの効果をしっかり発揮させることができます。

また、複数植える場合は、マリーゴールド同士の間隔も60〜80cmほどあけておくと、全体にバランスよく効果が広がりやすくなります。

もうひとつのポイントが、咲き終わった花をそのままにしないことです。

枯れた花を放置してしまうと、湿気の多い時期にはカビの原因になることがあります。

特に梅雨時期などは注意して、咲き終わった花は軽く摘み取ってあげると安心です。

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マリーゴールドはトマト栽培の心強い味方になってくれます!

トマトのコンパニオンプランツ|葉ネギ・ニラ

次にご紹介するのが、葉ネギやニラといったネギ類の野菜です。

この組み合わせは、昔からよく知られている定番のコンパニオンプランツで、トマトの病気予防に役立つ組み合わせとして知られています。

トマトは、見た目には元気そうに見えていても、ある日突然しおれてしまったり、株全体の元気がなくなってしまうことがあります。
その原因のひとつが、土の中にいる病気です。

代表的なものとしては、青枯病(あおがれびょう)などがあり、こうした病気にかかると、せっかく順調に育っていたトマトが急に弱ってしまうこともあります。

そんなときに役立つのが、葉ネギやニラです。

ネギ類の根には、土の中の病気を抑える働きが期待できる菌が共生しているといわれています。
トマトの近くに植えることで、根まわりの環境を整え、病気に負けにくい状態をつくるサポートにつながります。

さらに、葉ネギやニラには、アブラムシなどの害虫を寄せつけにくくする効果も期待できるため、病気対策とあわせて害虫対策にもつながるのがうれしいポイントです。

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葉ネギやニラはスペースを取りにくいため
プランター栽培でも取り入れやすいのも魅力!

葉ネギ・ニラをトマトの隣に植える際の注意点

葉ネギやニラをトマトと一緒に植えるときは、植える位置がとても大切です。

ポイントは、トマトの株元から5〜10cmほど離した位置に、2〜3本ほど植えることです。

「病気予防なら、少し離して植いた方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、ネギ類は根の近くで効果を発揮しやすいため、あまり離しすぎてしまうと十分な効果が得られにくくなります。

とはいえ、近すぎてもトマトの成長を邪魔してしまう可能性があるため、株元から5〜10cm程度を目安にするとバランスが取りやすいです。

また、プランターでも基本的な考え方は同じです。

トマトの苗を植えるときに、横に葉ネギやニラを数本添えるように植えておくと、スペースをうまく使いながら育てることができます。

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葉ネギやニラは見た目こそ地味ですが
トマト栽培を支えてくれる心強い存在です!

トマトのコンパニオンプランツ|バジル

次にご紹介するのが、バジルです。

この組み合わせは「王道中の王道」ともいわれるほど有名で、家庭菜園でもとても人気の高い組み合わせです。

バジル特有の香りには、アブラムシやハダニといった害虫を寄せつけにくくする働きが期待できます。

トマトはこうした害虫の影響を受けやすい野菜でもあるため、バジルを近くに植えておくだけで、株を守るサポートにつながります。

さらにもうひとつのポイントが、土の乾燥をやわらげる効果です。

バジルは葉が大きく広がるため、地面を覆うような形になり、直射日光による土の乾燥を防いでくれます。

これによって、トマトの根まわりの環境が安定しやすくなります。

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トマトと一緒に育てると見た目も華やかになり
収穫の楽しみも増えるのが魅力!

バジルをトマトの隣に植える際の注意点

バジルをトマトと一緒に育てるときも、植える距離に注意しましょう。

目安としては、トマトの株元から10〜15cmほど離して植えるのがおすすめです。

バジルはネギ類のように「根の働き」で効果を発揮するというよりも、香りや葉の広がりによって効果を発揮する植物です。

そのため、近づけすぎてしまうと、お互いの生育スペースを奪い合ってしまい、かえって成長の妨げになることがあります。

また、プランター栽培の場合は、同じ鉢に植えなくても問題ありません。
別のプランターにバジルを植えて、トマトのすぐ隣に置くだけでも、しっかり効果が期待できます。

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バジルは手軽に取り入れやすく
見た目・実用性ともに優れた植物ですね!

トマトと相性が良い植物は全部一緒に植えてもいい?

ここまで、トマトと相性の良い野菜や花をご紹介してきました。

そこで気になるのが、「全部一緒に植えたら、もっと効果があるのでは?」という点ですよね。

たしかに、どれも良い効果があるので、すべて取り入れたくなる気持ちはよくわかります。

ですが実は、植えすぎるとかえってトマトが育ちにくくなることもあるため注意が必要です。

コンパニオンプランツは便利ですが、「バランスよく取り入れること」が大切になります。

植えすぎると根・水・肥料の取り合いになる

植物は土の中で根を広げながら、水分や養分を吸収して育ちます。

そのため、たくさんの植物を近くに植えすぎてしまうと、根のスペースを取り合ったり、水や肥料を奪い合ったりする状態になってしまいます。

結果として、トマトに十分な栄養が行き渡らず、生育が悪くなったり、実つきが悪くなってしまうこともあります。

風通しが悪くなると病気の原因にもなる

もうひとつ注意したいのが、風通しの悪さです。

植物を密集させてしまうと、葉や茎が混み合い、空気の流れが悪くなります。

すると湿気がこもりやすくなり、カビや病気が発生しやすい環境になってしまいます。

せっかく病気対策としてコンパニオンプランツを取り入れても、逆に病気を招いてしまっては本末転倒ですよね。

おすすめは「病気対策+害虫対策」で1〜2種類の組み合わせ

では、どのくらいのバランスで植えるのが良いのでしょうか。

おすすめは、「病気対策」と「害虫対策」を意識して、1〜2種類を組み合わせる方法です。

たとえば、

  • 病気対策として「葉ネギやニラ」
  • 害虫対策として「バジル」や「マリーゴールド」

といったように、目的ごとにバランスよく取り入れるのがポイントです。

このくらいの組み合わせであれば、スペースや風通しも確保しやすく、トマトにも無理なく効果を取り入れることができます。

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ちなみに、隣に植えると相性の悪い組み合わせもあるよ!
以下の動画をチェック!

▼記事はこちら

トマトは相性の良い野菜や花を組み合わせると育てやすくなる

トマトはそのまま単体で育てるよりも、相性の良い野菜や花と一緒に育てることで、ぐっと育てやすくなる野菜です。

今回ご紹介したように、

  • マリーゴールド → 害虫対策
  • 葉ネギ・ニラ → 病気予防
  • バジル → 害虫対策+乾燥対策

それぞれ役割が異なるため、目的に合わせて取り入れることで、より効果的にトマトを育てることができます。

ただし、たくさん植えれば良いというわけではなく、バランスよく組み合わせることが大切です。

まずは1〜2種類から取り入れてみるだけでも、トマトの育ち方に違いを感じられるはずです。

ぜひ今回の内容を参考に、トマトと相性の良い植物をうまく組み合わせて、元気でおいしいトマト栽培を楽しんでみてください。

【YouTube(ユーチューブ)動画で詳しく解説】

この記事の内容をさらに分かりやすく、図解や画像で解説しています!

https://youtu.be/9YKm508ArSs

※2026年4月4日(13:00)より、上記のリンク(青い文字)を押すと動画がご覧いただけます。

家庭菜園で迷った時の1冊

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
家庭菜園は、
「ちゃんとやっているつもりなのに、うまくいかない」
そんな場面が意外と多いものです。

ポコずチャンネルの家庭菜園の本 表紙

この本は、
「上手に育てる方法」よりも、
「失敗しにくくする考え方」
大切にまとめました。

ポコずチャンネル(このサイトの運営者)が、実体験の失敗と成功をもとにまとめた家庭菜園の教科書!
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