
こんにちは♪
今回は「土壌中の害虫5選」について解説していきます!
これから暖かくなるにつれて春野菜が始まり、植え付けシーズンがやってきます。楽しみにしている方も多いかと思いますが、家庭菜園で意外と見落としがちなのが『土の中の害虫』なんです。
せっかく苗を植えても育ちが悪い、途中で枯れてしまう……それ、もしかすると見えない害虫のせいかもしれません。地上の害虫は目で確認できるぶん対策も取りやすいですが、土中の害虫は見えにくく厄介です。
今回は初心者さんにもわかりやすく、代表的な5つの土壌害虫と、その対策法をご紹介します。記事の最後には、おすすめの殺虫剤「ダイヤジノン」についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧ください♪
① コガネムシの幼虫


まずご紹介するのは、コガネムシの幼虫です。
この幼虫は、カブトムシの幼虫にそっくりな姿をしていて、白っぽくて丸まった体が特徴的。筆者自身も、過去に間違えて育ててしまった経験があります(残念ながらカブトムシではありませんでした…)。このコガネムシの幼虫、実はとても厄介で、野菜の根っこを食べてしまうんです。

特に苗を植えてすぐの時期に被害を受けやすく、気づかずに放置してしまうと、せっかく植えた苗が枯れてしまうこともあるので注意が必要です。
虫が原因だとは思わず、水や肥料のせいだと思っていました。
土の中の害虫、見落としがちですね…
苗の定植前にダイアジノンなどの処理をしておくだけで、コガネムシの被害はかなり抑えられます。予防が第一ですよ♪
② ネキリムシ


次に紹介するのが、ネキリムシです。
ネキリムシとは、実は特定の虫の名前ではなく、苗の根元をかじってしまう複数の幼虫の総称です。
- カブラヤガ
- タマナヤガ
- オオカブラヤガ
- コメツキムシ など
こうした夜行性のガの幼虫などが該当し、苗の根元から茎を切るように食べてしまうため、まるでナイフで切ったように苗が倒れてしまうことがあります。
名前の通り「根を切る虫」=ネキリムシ。その被害は非常にわかりやすく、「朝起きたら苗がポッキリ倒れていた…」なんてことも少なくありません。被害に遭いやすいのは、キャベツや白菜、レタスなどの葉物野菜の苗や、ナス・トマトなど夏野菜の定植直後です。定植後すぐの時期に予防処置をしておくことが重要です。
朝になったら苗が全部倒れてて…原因が分からずショックでした。
ネキリムシのこと、もっと早く知っていればよかった…
ネキリムシは夜間に一気に被害を出すから厄介。定植前にダイアジノンなどを土に混ぜ込んで、最初から防除しておくのが基本ですね♪
③ キスジノミハムシ


次に登場するのは、キスジノミハムシです。
少し覚えにくい名前ですが、アブラナ科の野菜に寄生する害虫で、特にダイコン・カブ・小松菜・チンゲンサイなどが被害を受けやすいです。
特にダイコンを好む性質があり、せっかく育てた野菜が外見上ボロボロになってしまうため、出荷用にも家庭菜園にも厄介な害虫のひとつです。地上・地下の両方を攻撃してくる点が特徴的な害虫です。
朝になったら苗が全部倒れてて…原因が分からずショックでした。
ネキリムシのこと、もっと早く知っていればよかった…
ネキリムシは夜間に一気に被害を出すから厄介。定植前にダイアジノンなどを土に混ぜ込んで、最初から防除しておくのが基本ですね♪
④ タネバエ


続いて紹介するのは、タネバエの幼虫です。
名前の通り、種子そのものを食害するのがこの害虫の特徴。
「ちゃんと水やりしたのに発芽しない…」「土が合わなかったのかな?」と思った経験がある方、それはもしかするとタネバエの仕業かもしれません。発芽前の段階から対策が必要な厄介な存在です。
発芽しなくても種のせいだと思ってました。
虫のせいなんて、考えてもみなかったです。
ネキリムシは夜間に一気に被害を出すから厄介。定植前にダイアジノンなどを土に混ぜ込んで、最初から防除しておくのが基本ですね♪
⑤ ケラ


最後は、ケラの成虫です。
子どもの頃に捕まえたことがあるという方も多いかもしれませんが、実はこのケラの成虫も害虫の一種。ケラは土の中に巣穴を掘って暮らす昆虫で、植物の根を食べてしまうという特徴があります。
見た目は愛嬌がありますが、畑の中では油断ならない存在です。
ケラって子どもの頃によく見かけてたけど、
まさか家庭菜園に悪さをするとは…見た目だけじゃわからないですね!
ケラは意外と被害に気づきにくい害虫。
特に春先や植え付け直後は、根が傷つきやすい時期なので要注意ですよ!
害虫対策の強い味方「ダイヤジノン」とは?

こうした土壌害虫に効果的とされているのが、殺虫剤「ダイヤジノン」です。
・野菜の植え付け前に土に混ぜておくだけ
・コガネムシ・ネキリムシ・キスジノミハムシ・ケラなどに有効
・粒状なので扱いやすく、初心者でも使いやすいのが魅力
植物に直接触れることなく、土の中の害虫を防除できるので、家庭菜園のスタート時におすすめです。
「ダイアジノン粒剤・土の中の害虫対策資材」
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また、オルトランが主に地上の害虫に効くのに対し、ダイヤジノンは土中害虫に直接作用する点で使い分けができます。
エンディング

美味しい野菜をたっぷり収穫できるように、これからも一緒に頑張っていきましょう!
土の中の害虫対策は、被害が出てからでは遅いんです。だからこそ、種や苗を植える前のひと手間がとても大切。目に見えない敵だからこそ、あらかじめ備えておくことで安心して栽培をスタートできます。
土作りや植え付けの際にしっかり対策しておけば、ぐんぐん育つ健康な野菜たちと出会えるはず。これから家庭菜園を始める方も、もう始めている方も、ぜひ今回ご紹介した害虫対策を参考に、後悔しない土作りを意識してみてくださいね♪
まさか土の中にもこんなに害虫がいるなんて知りませんでした!
次はダイヤジノンでしっかり対策してみます!!
土中害虫の被害は一度出ると本当に大きいので、最初の土作りの段階で防げれば、あとはずっとラクになりますよ♪
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