【吹き出し:困った顔の男女】
植え付けた玉ねぎが全然育たないな…
なぜ?
植え付け方に問題があるのかもしれませんね…
比較的手間の少ない野菜である「玉ねぎ」
でも、植え付け方を間違えてしまうと、「玉が大きくならなかったり」「枯れてしまったり」。
そこで今回は、玉ねぎ苗を植え付けるときのポイントについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
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豆知識

今回の解説は、関東地域の中間地が基準になっています。寒い地域の方は2週間ほど早く、暖かい地域の方は2週間ほど遅く考えてもらえると嬉しいです!
玉ねぎは、「早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)」という3つの品種に大きく分けられます。
サラダにしたら美味しい極早生(ごくわせ)や早生と言った品種は、10月中旬から植え付けられます。
でも、11月以降に植え付けを行う場合は、スーパーなどでよく見かける中生・晩生の品種がおすすめです。
保存できる期間も長く、大きな玉ねぎが収穫できますよ!
目指せ!大きくて!立派な玉ねぎ!!
玉ねぎ苗の選び方

良い玉ねぎ苗の特徴は、草丈が25~30㎝ほどで葉っぱの枚数が4~5枚のものです。
また、根が白く、長く伸びていることも重要です。根の量が少ないと、うまく根づかないことがあります。
また、茎の太さも重要!茎が太すぎる苗は、「トウ立ち」と言って、春先に花を咲かせてしまいます。トウ立ちした玉ねぎは中心に硬い芯ができ、食べられない状態になってしまいます。
鉛筆の太さ以下の太さの苗を選んでくださいね!
玉ねぎ苗を植え付ける間隔と深さ

スーパーで売っているような「大きな玉ねぎを収穫したい」という場合、苗と苗の間隔を約15㎝にして植え付けましょう!
さらに、植える深さは「白い部分が隠れるように」「2〜3cm 程度」が一般的と言われています。でも、苗の大きさによっても変わってきます。
そこでおすすめなのが、「ポコず式!」。根の付け根から葉っぱが枝分かれしている部分までのちょうど半分までを埋めることがおすすめです。
どんな大きさの苗でも、
ちょうど良い深さで植え付けられますよ。
玉ねぎ苗を植えるときのポイント

苗を植える時のポイントは、2つ。「根っこが土の外に出ないようにする」と「苗が真っすぐになるようにする」こと。
人差し指などで穴を開け、割りばしなどを使って根っこがしっかり土の中に入るようにしてあげると、上手に植え付けできます。
茎の途中でくねくねと曲がっている苗や、葉っぱの部分がぐたっと倒れている苗でも大丈夫!
根元の部分が真っすぐになるように植え付けてみてください。2週間くらいで真っすぐに戻ってくれますよ。
根っこが伸びてしっかり活着してくれば、
心配しなくても大丈夫!
ポットやトレー販売の玉ねぎ苗はどうするの?

玉ねぎの苗がポットにまとまって植えられている状態の場合、根っこが切れないようにやさしく苗をばらしてあげましょう。
また、トレーで育っている玉ねぎ苗には、「根っこを傷めずに土ごと植え付けできる」といったメリットがあります。でも、トレーに入っている土の量が少ないため、トレーと同じ土の高さで植えてしまうと、浅植えの状態になってしまいます。
前の章で解説したように、根っこがしっかり土の中に入るように植えてあげましょうね。
これを知らないと、
失敗してしまうので注意してくださいね。
小さい苗はどうするの?

ポットで販売されている苗の中には、「爪楊枝?」と思うほど小さなサイズもあります。
このような小さな苗でも、すぐに畑やプランターに植え付けてOKです。
準備が整った畑やプランターに早く植えてあげることで、肥料や栄養を十分に吸収することができ、十分な大きさに成長させられます。
また、ワタシ的にですが!?
「大きすぎる苗」よりも、「少し小さいかな?」と感じる苗の方が、上手くいくことが多いと感じています。
小さな苗でも心配ご無用です!
玉ねぎ苗の葉っぱを切る!?

葉っぱの枚数が4~5枚、草丈が25~30㎝ほどの「いい状態」の玉ねぎ苗が手に入っても、葉っぱが長すぎて倒れてしまって、うまく植え付けができないことが…。
そんな場合は、苗の葉っぱを切ってしまいましょう。切ってあげることで背丈も低くなり、植え付けがとても楽になります。
不思議なことですが、比較的茎の細い苗はその後太く成長してくれます。反対に、太すぎる苗はいったん成長が緩やかになって、ちょうどいい太さに成長していきます。
「葉っぱを切る」なんて、びっくりしますよね。
「
玉ねぎ苗の葉っぱを切るときの注意点

玉ねぎ苗は葉っぱを切ることで根の伸びが促進され、植え付け後の活着が良くなるとも言われています。これは、葉っぱからの蒸散量が減り、水分ストレスが軽減できることが原因!
葉っぱを切る場所は、根っこが生えてきている部分から15〜20cm上の所。大体の場所で大丈夫。
でも、注意点が!切り口から病原菌が入る可能性もあるので、なるべく晴れた日に行いましょう。また、水やりの際も、切り口にあまり水がかからないようにしてあげることが大切です。
小さな玉ねぎ苗の場合は、
無理に切る必要はありません。
玉ねぎ苗の植え付けは“水”がポイント

玉ねぎ苗を植え付けた後は、たっぷりと水を与えてください。その際には、ジョウロなどで優しく。
根の乾燥を防ぐだけでなく、土と根を密着させるので、より苗を倒れにくくできます。
さらに、玉ねぎ苗の植え付け後の1〜2週間は、活着を助けるための水やりが欠かせません。
土の表面が乾いたなと感じたら、たっぷりと水やりしてあげましょう。
その後は、「雨が降らないで土の中まで乾いている」というとき以外は、基本的に水やりはしなくて大丈夫です。
また、植え付け前の苗を水につけておくことで、生育をよりスムーズに進められます。
玉ねぎの苗の植え付けは、
“水”がポイントなんですよ!
まとめ
今回ご紹介した3つのポイントに注意すれば、家庭菜園でも大きな玉ねぎを栽培できます。
でも、植え付ける深さや苗を切る位置は難しく、少し戸惑ってしまうかもしれません。こちらの動画でさらに詳しく説明していますのでご覧ください。今回ご紹介したポイントを意識した植え付けで、玉ねぎを大きく育てることができます。ぜひ、試してみてくださいね!
【玉ねぎの植え付け方】失敗しない3つのポイント!初心者でも大きく育つ正しい深さとコツ
【玉ねぎ栽培】植える前に必ずやって欲しい!大きく育てる3つの秘策
























