キュウリの育て方

キュウリが実らない人必見!収穫量が何倍にも増える摘芯と栽培管理のコツ【親づる・子づる・追肥・水やり】

初心者さん

キュウリを植えてから1か月ちょっと。

順調だけど、このあと何をすればいいの?

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今のタイミングのお手入れは重要ですよ!

キュウリのつるがどんどん伸びてくるこの時期。

順調に感じるころかも知れません。でも、何もせずに育ててしまうと、「実がつかない…」「収穫が早く終わる…」なんてことにも!

そこで今回は、「親づるの摘芯」と「腰から上の子づるの管理」について、初心者の方にも分かりやすく解説します!今このタイミングで必ずやるべき重要作業です。ぜひ参考にしてみてください。

豆知識

キュウリのつるがぐんぐん伸びて支柱のてっぺんまで届きそうになったら、必ずやってほしい大事な作業が2つあります。
1つ目は、上へ上へと伸びていく「親づるの摘芯」。そして2つ目が、腰から上の高さに生えてくる「子づるの管理」です。この2つをしっかりやると株が疲れにくくなり、たくさんのキュウリを長い間収穫できるようになります。

「腰から下の子づるの管理」は、以下の記事やYouTubeでご紹介しています。しっかり分かるようにまとめてあるので、こちらもぜひご覧ください。


📺キュウリの実が何倍にもなる!腰から下の子づる摘芯 
https://youtu.be/BASsDQM5RgM 

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目指せ!美味しいキュウリ!大収穫!!


親づるの注意点

親づるが1.8m〜2mぐらいに伸びてきたら、その先端をカット(摘芯)します。すると、上へ伸びるために使われていた栄養が子づるや実に回るように!キュウリの実のつき方がぐんと増えてくれるのです。

もしも親づるの摘芯をしないと、手の届かない高い位置にキュウリの実が付いたり、おいしい実がつかなくなったりします

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摘芯を行うタイミングは、

自分の管理しやすい高さでOKです!

親づるの摘芯

親づるの摘芯をする前に、麻ひもなどを使って親づるをネットや支柱に2か所くらいで固定してください。

摘芯では、固定した場所の少し上の部分を、アルコールで軽く消毒したハサミでカット!切り口から菌が入るのを防ぐことができます。

また、作業は晴れた日の午前中にすることがおすすめ!切り口がすぐに乾いて、半日ほどで“かさぶた”のようにふさがってくれます。

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心を鬼にして摘芯しちゃいましょう!

残す子づる(力枝)とは

次は、子づるも摘芯します。でも!胸の高さ辺りにある、左右に分かれる元気で勢いの良い2本の子づる(力枝)は、そのまま伸ばしていきます

株のバランスが取りやすい位置に「力枝」を残してあげることで、株が安定します。そして、長く収穫が楽しめる力強い株に成長していくことができるのです。

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この作業が、

収穫量を増やすための“勝負どころ”ですよ!

子づるの摘芯

残す2本の子づる(力枝)が決まったら、それ以外の腰から上に生えてくる子づるはすべて摘芯します。子づるは葉っぱを2枚残して、その先を摘芯してください。

この時期のキュウリは、根っこもしっかり張ってきて、株全体も丈夫に!腰から上に生えてくる子づるならば、2つのキュウリが実っても大丈夫なのです。

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1本の子づるから、

それぞれ2つずつの実を収穫していけますよ!

孫づるの摘芯

摘心した子づるのキュウリを収穫する頃には、付け根あたりから「孫づる」が生えてきます。この孫づるも子づると同じように、葉っぱを2枚残して摘芯します

さらに、この孫づるの実を収穫する頃には、新たなわき芽「ひ孫づる」が生えてきて…。それを摘芯すれば、まるで“リレー”のように次々と収穫を繰り返していけます…

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と!言い切りたいところですが、

それには「追肥と水やり」の管理が必要です。

追肥と水やり

この時期のキュウリは栄養が足りなくなって、株全体が疲れています。ここで必要なのが、追肥と水やりです。


化成肥料ならば7日から10日おきに、1株あたり10〜20グラム程度を目安に!株元から30センチほど離れた所に、ぐるっと一周するようにあげてください。

さらに、水やり!キュウリの実のほとんどは水分でできていて、水分が足りなくなると、実が曲がってしまったり、硬いキュウリが育ってしまったり…。プランターの場合は、朝と夕方2回の水やりがおすすめです。

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この時期のキュウリは、まさに“食べ盛り”です!

下葉かき

一般的に、キュウリの葉っぱの寿命は60日ほど。古い葉っぱをそのままにしておくと、上の元気な葉っぱや実に栄養が届きにくくなります。

さらに、株元近くの葉っぱは湿気がこもりやすく、病気の温床になりがち…。このタイミングで、古くなった下の方の葉っぱから下葉かきをしていきます。

ただし、多くの葉っぱを一気に切ってしまうと、株に大きな負担がかかります。2枚ずつ、数日間に分けて、少しずつ整理していってください。

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下葉かきのひと手間で、

キュウリはより元気に育ってくれますよ!

この時期の注意点とは

この時期、伸びてきた力枝が途中でポキンと折れてしまう場合も…。でも、慌てなくて大丈夫です。折れた部分から生えてくる孫づるを、そのまま新たな力枝として伸ばしていくことで、役目を引き継いでくれます。

また、水やりの際は、株全体に水をかけないようにしましょう。葉っぱに残った水滴がレンズのようになり、日差しによって「葉焼け」を起こすことがあります。また、葉っぱや茎に湿気が残ると、うどんこ病やべと病などの病気を引き起こす原因にもなってしまいます。

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株元の土に水をたっぷりあげてくださいね!

まとめ

今回は、キュウリの収穫量を増やす「4つの作業」について解説してきました。以前の記事やYouTube動画を見返してもらえると、より理解が深まると思います。

さらに、下にある動画ではこの内容を詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。美味しいキュウリがたくさん収穫できるよう、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね!

動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/BASsDQM5RgM

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