キュウリの育て方

キュウリがたくさん採れる!子づるの摘芯・初心者でもできる簡単テクニックとは

初心者さん

キュウリのつるがあちこちに伸びているけど…

このままで大丈夫かな?

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子づるや孫づるの摘芯をする必要がありますよ!

畑やプランターのキュウリがぐんぐん伸びてくる時期。

ここで欠かせない作業が「摘芯」!キュウリをたくさん収穫するためには、絶対に欠かすことのできない作業です。そこで今回は、キュウリ栽培の摘芯について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

キュウリの豆知識

キュウリ栽培の成功は、「つるの管理で9割決まる」と言っても過言ではありません。

株の中心からまっすぐ伸びてくる「親づる」は、メインとして育てて行くつるとなります。親づるの葉っぱの付け根から出て「子づる」や、子づるからさらに生えてくる「孫づる」は摘芯する必要があります。

子づるや孫づるをしっかり整えてあげれば株の調子が整い、実をつける力がグッとアップするのです。

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目指せ!美味しいキュウリ大収穫!!

キュウリの摘芯が重要な理由

キュウリの摘芯が重要な理由は、3つあります。

親づるに栄養を集中させて株そのものをしっかり育てるため

摘芯をしてエネルギーの流れを整えてあげることで、太くて元気な親づるを育てることができます

風通しをよくして病気を予防するため

風と光がよく通るようになり、うどんこ病やべと病などの発生をぐっと抑えることができます

栄養を実に集中させてたくさんのキュウリを収穫するため

葉っぱで作った栄養が実にしっかりと届くようになり、キュウリの実の収穫量を増やせます

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子づるの摘芯は、

キュウリ栽培で一番大事なキモとなる作業です!

キュウリの子づるを摘芯・ひざ下編

親づると葉っぱの間の節の所からピョコンと出てくるのが、子づるです。

一般的に5枚目の葉っぱより下の小づるは摘み取るとされていますが、ひざから下の高さに生えてきた子づるや花は、小さなうちに全て摘み取ってしまいましょう

この位置に子づるや葉っぱが密集してしまうと、風通しが悪くなり、うどんこ病やべと病などが発生しやすくなります。

キュウリの栽培初期は、実をつけるよりも株をしっかり育てることが大切です。無理に実をつけずに、栄養をしっかり親づるに集中させてあげることで、のちのちたくさんの実をつけられる丈夫な株を育てることができます。

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摘芯は、

収穫が終わるまでずっと繰り返し行います!

キュウリの子づるを摘芯・膝から腰まで編

一般的に「6枚目~10枚目の葉っぱの所」と表現されている部分の摘芯です。膝から腰の高さに出てくる子づるは、葉っぱを1枚残してその先をカットします。

この高さから生えてくる子づるは、一枚目の葉っぱの所に実をつける習性があります。1つだけ実を収穫して、残りの栄養は親株の成長に使っていくことで、株への負担を少なくできます。

摘芯して少数精鋭にすることで収穫のリズムが整い、結果的に長く安定してキュウリが採れるようになるのです。

また、株をコンパクトに保つことで、枝が混み合わず風通しも良くなるため、病気にも強い株に成長していきます。

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栄養が分散すると、

株が早くにバテてしまうことになります…

キュウリの摘芯をするタイミング

キュウリの摘芯は、晴れた日の朝に行いましょう。

「子づるの先を切る」ということは、株に傷口ができるということです。この傷口をそのままにしているとカビや細菌が入り、病気につながりやすくなります。

しかし、朝のうちであれば太陽の光で傷口がしっかりと乾き、病気のリスクをぐっと下げることができるのです。

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栄養が分散すると、

夕方や雨の日、曇りの日などは避けた方が無難です!

キュウリの収穫を増やす追肥と水やり

キュウリの追肥

キュウリはとても成長が早く、実もどんどん収穫できる野菜です。元肥だけではすぐに栄養が足りなくなってしまいます。最初の実を収穫したころから、追肥をスタートさせましょう。

使う肥料は、窒素・リン酸・カリウムがバランスよく含まれた8-8-8の化成肥料がおすすめです。

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1株あたり10〜15g程度を目安に株元から30cmほど外側の位置にまき、まいた周辺の土と軽く混ぜてから水をたっぷりと与えてあげます。プランターの場合も、株の根元ではなく、鉢のふちにそってまいてあげることがおすすめです。

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10日前後を目安に追肥を続けていきましょう!

キュウリの水やり

キュウリは水をとても必要とする野菜です。乾燥に弱く、水不足になるとすぐに実が曲がったり、先端だけが細くなり不格好な形の実がなったりします。

水やりの基本は、朝のうちにたっぷりと与えること。朝しっかり水分を吸わせておくことで、日中の強い日差しにも耐えられるようになります。

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プランターの場合は、

特に土が乾きやすいので注意です!

まとめ

この時期の摘芯によってキュウリの株はぐんぐん成長し、実も大きく育ってくれます。しかし、子づるの摘芯は見た目以上に奥が深く、慣れるまでは少し戸惑ってしまうかもしれません。こちらの動画でさらに詳しく説明していますのでご覧ください。今回ご紹介したポイントを意識するだけで、「思ったよりキュウリがたくさん採れた!」と感じてもらえます。これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょう!

動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/BASsDQM5RgM

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