株が混み合ってきたな…
このままでも大丈夫かしら?
剪定と追肥で、ピーマンの収穫量が激変しますよ!
グングン育って、もう最初の実を収穫できるようになった「ピーマン」。
でも、安心は禁物です!
この時期に何もしないと、「病気になってしまった…」「小さなピーマンしか育たなかった…」という悲しいことにも…。
そこで今回は、この時期に必ずやって欲しい作業である「剪定や追肥」について解説していきます!ぜひ参考にしてみてください。
豆知識

ピーマンの「剪定や追肥」の前にやってほしい作業に、「芽かき」があります。茎と葉っぱの間から生えてきている小さな芽「わき芽」を摘み取ることです。
一番果より下に生えてきているわき芽は、すべて摘み取ってあげてください。このわき芽を育ててしまうと栄養が分散してしまうだけでなく、病気の原因にも…。立派な実を収穫しにくくなってしまいます。
まだ「芽かき」をしていない方は、
こちらの動画と記事を参考にしてくださいね!
【関連動画】
【ピーマン栽培の重要作業】収穫量を増やす仕立てとわき芽かきのコツ
https://youtu.be/7BPJrSmjMlo

ピーマンの剪定の重要性

ピーマンは、最初の花「一番花」が咲いたところから、いくつかの枝に分岐していきます。2本~3本に分岐することが多いですが、分岐したそれぞれの枝は、花を咲かせるたびに次々と枝分かれをしていきます。
この枝分かれを放置すると実に行くはずだった栄養が葉っぱや枝の成長に使われ、実がうまく育たなくなってしまいます。また、枝数が増えて葉っぱ同士が重なり合ってしまい、光合成の効率が落ちたり病気が発生しやすくなったりします。
湿気が多くなる梅雨時期は特に注意が必要です。
ピーマンの剪定のタイミングとやり方

初心者の方にもわかりやすいように、簡単にできる「ポコず式」の剪定方法をお伝えします。
選定を始めるタイミング
・草丈が40〜50cmほどになった頃 が、剪定を始めるタイミングです。
剪定のやり方・切っていく枝
株の内側に向かって伸びている枝を切っていきます。とくに、次のような枝を優先的に切っていきましょう。
- 重なっている枝
- ひょろひょろの細い枝
込み合った枝を間引くと光や風が通って、
株全体が元気に育ってくれます。
ピーマンの支柱の誘因

剪定と一緒にやって欲しい作業が、支柱の誘因です。特に梅雨の時期は風や雨が強まり、夏には台風もやってきます。
支柱をしっかり立てていないと、風で株が傾いてしまったり、枝が折れてしまったり…。プランターでも倒れにくい支柱の立て方があるので、参考にしてみてください。
先ほどご紹介した過去動画の中で解説しているので、
チェックしてください!
【関連動画】
【ピーマン栽培の重要作業】収穫量を増やす仕立てとわき芽かきのコツ
https://youtu.be/7BPJrSmjMlo
ピーマンの追肥のタイミング

ピーマンは実を付けるごとに、少しずつ栄養を必要としていきます。ですから、大きなピーマンの実を収穫するためには、適切なタイミングで追肥を行うことも大切です。
ピーマンの追肥のタイミングは、「1回目」「2回目以降」「夏場(7〜8月)」の3つに大きく分けられます。
1回目
植え付けからしばらくして、最初の実である一番果の収穫をする頃あたりに、最初の追肥を行います。
2回目以降
夏が来る7月中旬ごろまでは、2週間〜3週間おきに1回のペースで追肥を行います。
夏場(7〜8月)
ピーマンの生育がいっそう盛んになるこの時期は、10日〜2週間に1回のペースで追肥を続けていきます。
追肥は“少なめを定期的に”が基本です。1株あたり10gほどを、株元から30cmほど離れた所に。円を描くように与えてあげることがポイントです。
過剰な肥料は逆効果になるので、注意してくださいね!
ピーマンの水やり

せっかく肥料を与えても、水がないと肥料の栄養分を吸い上げることができません。追肥をした後には、たっぷりと水を与えてあげましょう。
ポイントは、土の表面がしっかりと乾いてから水やりすること。プランターの場合は、土の乾き具合を確認してから朝のうちにたっぷりと、地植えの場合は雨が少ないときに与えてあげることがおすすめです。
ピーマンは比較的「乾燥に強い野菜」ですが、
水やりは必要です!
ピーマンの水やりの注意点

でも、水のあげすぎは厳禁です。ピーマンは、酸素を含んだふかふかの土を好む野菜です。土の中に空気が入る時間を確保してあげることで上手に育ってくれます。
さらに、水のあげすぎは根腐れの原因に…。その日の気温や天気に合わせて調整してあげましょう。
特に梅雨が明けるまでは注意が必要です!
まとめ
ピーマンは、この時期のお世話をしっかりすることで、長~くたくさんの実が収穫できる株へと成長してくれます。「剪定と追肥」の詳しいやり方は、こちらの動画でさらに詳しく説明していますのでご覧ください。美味しいピーマンがたくさん収穫できるように、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね♪
【関連動画】
【ピーマン栽培の重要作業】収穫量を増やす仕立てとわき芽かきのコツ
https://youtu.be/7BPJrSmjMlo
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