白菜を種から育てたいけど、プランターへどうやってまけばいいの?
穴の深さ、種の数、水やり、防虫ネットの順番が分かれば大丈夫。動画の作業どおりに進めましょう!
白菜を大きく育てるには、最初の種まきと発芽までの管理が大切です。種が小さいため、深く埋めたり強い水で流したりすると、発芽がそろいにくくなります。
この記事では、プランターへ白菜を直播きする方法を、実際の作業順に解説します。直播きとポットまきの違い、約1cmの穴への種まき、やさしい水やり、防虫ネットの掛け方まで確認できます。
- プランターで少ない株を育てるなら、植え替えがない直播きが取り組みやすい
- 1株を育てる場所につき、深さ約1cmの穴を4つ作る
- 種は穴へ1粒ずつ入れ、軽く覆土してやさしく押さえる
- 水は強く当てず、染み込むのを待ってからもう一度与える
- 害虫対策は、芽が出てからではなく種まき直後に始める
白菜は種まきから育てられる?

白菜には、種まきから収穫までの日数によって早生・中生・晩生の品種があります。動画で使った「郷秋60日」は、順調に育つと60〜65日ほどで収穫を目指す早生品種です。
家庭菜園では、栽培期間が比較的短い早生から中生の品種が取り組みやすいです。ただし、種まき時期や収穫までの日数は地域と品種で変わります。購入した種袋の栽培暦を優先してください。

白菜の種はとても小さいので、風の弱い場所で袋から少量ずつ出すと扱いやすくなります。
直播きとポットまきはどちらがいい?
白菜は、育てる場所へ直接種をまく「直播き」と、ポットで苗を育ててから植え付ける「ポットまき」のどちらでも始められます。

ポットまきのメリットとデメリット
ポットまきは、発芽する場所をまとめて管理できるため、害虫や乾燥の影響を確認しやすい方法です。一方、苗が育った後に植え付ける手間があり、作業中に根を傷める心配があります。
直播きのメリットとデメリット
直播きは、苗の植え替えがありません。根を動かさず、そのまま育てられるのがメリットです。一方、発芽しない穴へ備えて複数の種をまくため、ポットまきより種を多く使います。また、発芽から収穫までプランターの場所を使い続けます。
動画では、少ない株をプランターで育てるため、手間が少なく根を傷めにくい直播きを選びました。
ポットまきの方が、必ず成功しやすいわけではないの?
どちらにも長所と注意点があります。少ない株をプランターで育てる今回は、植え替えのない直播きを選んでいます。
白菜の種まき前に用意するもの
- 白菜の種
- 土を入れたプランター
- じょうろ
- 曲がる支柱3本
- 防虫ネット
- ネットを留めるクリップ
動画では、使っていた土へ資材を混ぜ、種まきの2週間前に準備しています。再生土へ加える資材や量は、土の状態と商品の表示で変わるため、同じ種類・同じ量を一律に加えないでください。新しい培養土を使う場合も、袋の説明を確認して準備します。
- 種まき直前に何となく資材を足さない
- 再生土は、使う資材の説明に従って早めに準備する
- 新しい培養土は、野菜用か、元肥入りかを袋で確認する
白菜をプランターへ直播きする5つの手順
1.育てる場所を決める
動画では、1つのプランターで白菜を2株育てるため、2か所へ種をまきました。まず、最終的に株を残す位置を決めます。
2.深さ約1cmの穴を4つ作る

1株を育てる場所につき、穴を4つほど作ります。穴の深さは約1cmです。深さがばらばらにならないよう、指先で同じくらいの穴を作ります。

3.1つの穴へ種を1粒ずつ入れる

4つの穴へ、白菜の種を1粒ずつ入れます。小さな種を一度にたくさん持たず、一粒ずつ確かめながらまきましょう。
4.軽く土をかぶせる
種が入ったら、穴を埋めるように軽く土をかぶせます。約1cmの穴へまいているため、厚く土を盛る必要はありません。
5.土をやさしく押さえる

最後に、土がめくれないよう手でやさしく押さえます。強く固めるのではなく、種と土がなじむ程度に軽く押さえましょう。
- 育てる位置を決める
- 1か所につき深さ約1cmの穴を4つ作る
- 1つの穴へ種を1粒ずつ入れる
- 軽く土をかぶせる
- 手でやさしく押さえる
種まき後の水やりは、やさしく2回に分ける

種まき後は、じょうろを使ってプランター全体へやさしく水を与えます。強い水を一か所へ当てると、土がめくれて種が表面へ出てしまいます。
動画では、まず全体へ1回水を与え、土へ染み込むのを待ってから、もう一度水を与えています。一度に勢いよく流し込まないことがポイントです。
発芽するまでは、土が乾いたら水を与えます。動画では朝1回を目安にしていますが、天候、置き場所、プランターの大きさで乾き方は変わります。回数だけを固定せず、土の表面を見て判断してください。
水やりは「毎日必ず同じ量」ではなく、土が乾いているかを確認してから行いましょう。
防虫ネットは種まき直後に掛ける
白菜は虫が付きやすい野菜です。芽が出てから対策を始めると、その前に虫が卵を産み付けることがあります。動画では、種まきが終わった直後に防虫ネットを掛けています。
曲がる支柱を3本取り付ける

プランターの片側の穴へ曲がる支柱を差し、反対側の穴へ差してアーチを作ります。動画では3か所へ支柱を取り付けました。
ネットをかぶせて四隅を留める

支柱の上へ防虫ネットをかぶせ、クリップで四隅を留めます。ネットの端に大きな隙間があると虫が入りやすいため、プランターとの間を確認しましょう。
防虫ネットの細かな選び方や張り方を詳しく確認したい方は、記事の最後にある関連記事も参考にしてください。
芽が出てからネットを掛けても間に合う?
虫は小さな芽へ早く集まります。種まき直後に掛けると、発芽前から守れます。
1週間後に発芽を確認

動画では、種まきから1週間後にネットを開けると、2か所とも白菜の芽が出ていました。
発芽までの日数は、気温、土の湿り方、品種で変わります。1週間は動画の実例であり、すべての環境で同じ日に発芽するとは限りません。まずは種袋に書かれた発芽日数も確認しましょう。
芽が出た後も、防虫ネットは害虫対策として使えます。葉がネットへ強く当たらないよう、生長に合わせて内側の余裕を確認します。
白菜の種まきで失敗しない5つのコツ
- 穴を深くしすぎず、約1cmにそろえる
- 種は穴へ1粒ずつ入れ、位置を確認する
- 覆土後は軽く押さえ、強い水で流さない
- 水やり回数を固定せず、土の乾きを見る
- 防虫ネットは発芽後ではなく、種まき直後に掛ける
深まきにしない
穴が深すぎると、芽が地上へ出るまでに時間がかかります。動画と同じ約1cmを目安に、穴の深さをそろえます。
強い水を当てない
種まき後の土は動きやすいため、じょうろでやさしく水を与えます。水が染み込むのを待ってから2回目を与えると、土を流しにくくなります。
乾き方を見て水を与える
晴天、風、置き場所でプランターの乾き方は変わります。朝1回という言葉だけで決めず、土の状態を確認します。
防虫対策を後回しにしない
白菜は小さな芽の時期から虫に食べられることがあります。種まき作業と防虫ネットの設置を同じ日に終わらせましょう。
種袋の栽培暦を優先する
動画と同じ品種でなければ、種まき時期や収穫までの日数が異なります。地域差もあるため、購入した種袋を基準に進めます。
まとめ|白菜の直播きは深さ・水・防虫がポイント
プランターへ白菜を直播きする時は、育てる位置へ深さ約1cmの穴を4つ作り、種を1粒ずつまきます。軽く覆土して押さえたら、土を流さないようにやさしく水を与えます。
そして、白菜は虫が付きやすいため、種まき直後から防虫ネットを掛けることが大切です。発芽までは土の乾きを確認し、回数を固定せずに水やりしましょう。
約1cm・1穴1粒・やさしい水・すぐ防虫。この順番を守って、プランターで白菜の発芽を目指しましょう!
この記事を動画で見たい方はこちら
種を手に取る様子や、穴の開け方、水やり、防虫ネットの取り付け方は動画でも確認できます。
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