「ブロッコリーが育ってきたけれど、もう肥料をあげた方がいい?」「どのくらい、どこにまけばいいの?」と迷っていませんか。
追肥は、育っている途中で肥料を補うお世話のこと。難しい計算より、時期・量・まく場所の3つを押さえると、作業を進めやすくなります。
この記事では、秋に苗を植えた普通の玉ブロッコリーを中心に、写真と図で追肥の手順を紹介します。プランターで気をつけたい違いも、一緒に見ていきましょう♪
- 最初は、植え付けから約2週間が目安。根づいて新しい葉が伸びているか見よう。
- 畑で8-8-8の化成肥料を使うなら、1回・1株に約10gが基本例。
- 茎から離れた土へ散らし、軽く混ぜて土寄せしよう。
ここでは元肥を入れた畑の例を紹介します。長く効く肥料を使っている場合や、苗・肥料に別の指定がある場合は、その育て方に合わせてくださいね。

ブロッコリーの追肥はいつ?最初は植え付け約2週間
植えてから少したったよ。もう追肥してもいいのかな?
まずは真ん中から新しい葉が伸びているか見てみよう♪ 日数と株の様子を一緒に見ると分かりやすいよ。
1回目は、根づいて葉が伸び始めたころ
最初の追肥は、植え付けから10〜15日後、約2週間をひとつの目安にします。苗が根づき、葉を伸ばしていく時期のお世話です。
見るのは、植えた日だけではありません。葉の中心から新しい葉が伸びてきているか、株がしおれたままになっていないかを確かめましょう。元気がない苗へ、日数が来たからと肥料を足す前に、土の乾き具合も見てくださいね。

次は、小さなつぼみができるころを確認
葉が大きくなってきたら、中心ものぞいてみましょう。食べる部分の花蕾は、小さなつぼみが集まったものです。
次の追肥は、花蕾ができる少し前から、見え始めるころが目安になります。収穫する大きさになるまで待たず、葉の中心の変化を見ておくとタイミングをつかみやすいですね。
この基本例は、タキイの栽培資料と家庭菜園向けのブロッコリー栽培案内を参考にしています。
品種によって収穫までの長さは違います。すべての品種を同じ回数に固定せず、苗ラベルの追肥時期も参考にしてください。すでに与えた直後なら、つぼみを見つけるたびに追加する必要はありません。
肥料の量はどれくらい?8-8-8なら1株に約10g
ここで使うのは、袋に「8-8-8」と書かれた粒状の化成肥料です。畑では、1回の追肥で1株に約10gを基本例にします。
「10gと言われても、見た目が分からない…」という方は、最初に一度量って、手のひらにのせてみてください。「このくらいね♪」と量感を覚えると、次から用意しやすくなります。

大きく育てたいから、多めにあげたくなるね。
気持ちは分かるよ。でも、たくさん入れれば大きくなるわけではないんだ。まずは基本の量でお世話しよう♪
手の大きさや肥料の粒によって重さは変わるので、「ひとつかみなら何でも10g」とは考えません。ひと山をどさっと置かず、用意した量を周りの土へ散らします。
違う種類の肥料を使う時は、袋の「追肥量」と「与える間隔」を見てください。濃い成分の肥料や長く効く肥料へ、同じ10gをそのまま当てはめないようにしましょう。
肥料はどこにまく?茎から離れた土へ
肥料は、ブロッコリーの真上からかけず、茎から離れた、土が見えている場所へパラパラと散らします。
初回なら、茎から10cmほど離すのがひとつの目安。きっちり円を描く必要はありません。茎のすぐ横に固めず、葉にも粒をのせないようにまきましょう。

株が大きくなった後は、最初と同じ狭い場所だけでなく、株の外側の土へ広げていきます。茎の付け根に肥料を集めないことが大切です。
追肥の作業は、3つの動作で進めよう
マルチを張っていない畑なら、次の順番で進めます。
- まく:用意した肥料を、茎から離した土へ少しずつ散らす。
- 軽く混ぜる:小さな園芸道具で、表面の土となじませる。
- 土寄せする:株がぐらつかないよう、周りの土を株元へ軽く寄せる。

力いっぱい掘る作業ではありません。根を傷めないよう、浅く、やさしく進めてくださいね。水やりは土の乾き具合に合わせて行います。
プランターの追肥は、培養土の元肥とまく場所を確認
プランターでも、育ちを見て肥料を補う考え方は同じです。ただし、使った培養土の「肥料が効く期間」を先に見ておきましょう。元肥が長く効く土もあります。

量は、肥料の袋にある「鉢・プランター向けの追肥量」が目安になります。土の量に対する指定なら、植え付けに使った土の量に合わせます。畑の例だけを見て、どんな容器にも同じ量を入れるのは避けてくださいね。
まく場所は、茎から離れた、容器の内側の土です。株のすぐ横を掘ったり、狭い容器で無理に10cmを測ったりせず、空いている土を使いましょう。
植え付け自体で迷っている方は、ブロッコリー苗の植え付け方も参考になります。
ブロッコリー苗はいつ植える?植え付け後に枯らさない5つのコツ【初心者・プランター】葉が黄色い・育たない時は、肥料を足す前に見てみよう
「あまり大きくならない」「葉が黄色い」と、肥料を追加したくなりますよね。でも、元気がない原因が、いつも肥料不足とは限りません。
まずは、次の3つを見てみましょう。
- 土:乾ききっていないか、反対にずっと湿っていないか。
- 葉:裏側や中心に虫がいないか、食べられた跡がないか。
- 最近の天候:急に寒くなって、育ちがゆっくりになっていないか。

葉が黄色いと、つい肥料が足りないのかなって思っちゃう。
まずは土と葉の裏を見てみよう。前に肥料をあげた日も思い出すと、足しすぎを防ぎやすいよ♪
虫食いがある場合は、ブロッコリーの虫食いと対策を確認してください。虫が原因なら、肥料を増やすだけでは解決しません。
ブロッコリーの葉が虫食いだらけ!切る?復活できる?害虫の見分け方と今すぐできる5つの対策【初心者・プランター】ブロッコリーの追肥でよくある質問
追肥を忘れていたら、まとめて多く与える?
忘れた分を倍量にして取り戻すのはやめましょう。今の育ちを見て、通常の追肥量を基本にします。すでに収穫間近なら、急いで追加すれば大きくなるとは考えず、収穫のタイミングを見てくださいね。
液体肥料でも育てられる?
野菜に使える液体肥料でも管理できます。容器に書かれた薄め方と与える間隔に合わせましょう。粒の肥料を与えたばかりなら、液肥も一緒に重ねる必要はありません。
大きな花蕾を収穫した後も、追肥は必要?
わきから伸びる小さな花蕾を収穫する品種では、主な花蕾を収穫した後に追肥する栽培方法があります。まだ収穫を続ける株のお世話として考えます。
一方で、大きな花蕾の収穫を中心にした品種もあります。苗ラベルの「側枝も収穫できる」などの案内を見てください。茎ブロッコリーも収穫を続ける育て方なので、それぞれの品種の管理に合わせましょう。
まとめ|株の育ちを見て、少量を周りの土へ

ブロッコリーの追肥は、最初は植え付けから約2週間、次はつぼみができるころがひとつの目安。畑で8-8-8の化成肥料を使うなら、1株に約10gを基本例にします。
あとは、茎から離れた土へ散らし、軽く混ぜて土寄せ。プランターは培養土の元肥と、肥料の鉢向けの量も確認してくださいね。
まずはブロッコリーの真ん中をのぞいてみましょう♪ 株の育ちに合わせて、やさしくお世話していきましょう。
























