夏【6月~8月】

ウリ科野菜の育て方まとめ|キュウリ・ゴーヤ・スイカ・メロンの摘芯・追肥・水やり

ウリ科野菜の育て方完全攻略。スイカ・ゴーヤ・キュウリをまとめたサムネイル画像

キュウリ・ゴーヤ・スイカ・メロンなどのウリ科野菜は、見た目は少し似ていますが、育て方のコツはそれぞれ違います。

特に初心者さんが迷いやすいのが、親づる・子づる・孫づるの管理どこに実をつけるか追肥と水やりのタイミングです。

この記事では、動画で解説した内容をもとに、ウリ科野菜の育て方をまとめて復習できるように整理しました。

まず結論

ウリ科野菜は、どのつるを伸ばすか、どこに実をつけるかが野菜ごとに違います。

  • キュウリ:親づる中心。最初の5節までは株作りを優先
  • ゴーヤ:子づる・孫づるを増やすと実がつきやすい
  • スイカ:子づるの15〜20節目あたりに実をつける
  • メロン:子づるから出る孫づるに実をつける

動画で詳しく見たい方へ

【YouTube(ユーチューブ)動画で詳しく解説】

この記事の内容をさらに分かりやすく、実際の図解や画像も交えて解説しています!

https://youtu.be/pVZh3fxL1IU

※2026年5月31日(13:00)より、上記のリンク(青い文字)を押すと動画がご覧いただけます。

ウリ科野菜でまず覚えたい「つる」の基本

ウリ科野菜を育てる時に、最初に分かりにくいのが「親づる・子づる・孫づる」という言葉です。

難しく感じるかもしれませんが、ざっくり言うと、最初に伸びるつるが親づる、そこから出るつるが子づる、さらに子づるから出るつるが孫づるです。

ウリ科野菜の親づる・子づる・孫づるの違いを示した図解
最初に伸びるのが親づる、そこから出るのが子づる、さらに子づるから伸びるのが孫づるです。

そして、摘芯の説明でよく出てくる「5節目」という言葉は、初心者さんには少し分かりにくいですよね。

この場合は、まず葉っぱの枚数で考えると分かりやすいです。5節目は、ざっくり葉っぱが5枚くらい育った頃をイメージしてください。

ウリ科野菜の5節目を葉っぱの枚数で説明した図解
5節目は、葉っぱが5枚くらい育った頃を目安にすると分かりやすいです。

キュウリは親づる中心に育てる

キュウリは、今回紹介するウリ科野菜の中では比較的シンプルです。

基本は、最初にまっすぐ伸びる親づるを中心に育てること。支柱やネットに誘引しながら、上へ伸ばしていきます。

ただし、植え付け直後から実をならせると、まだ小さい株が疲れやすくなります。そのため、最初の5節目くらいまでは、わき芽・花・小さい実を取って、株作りを優先します。

ポコずポコず

最初の実を残したくなる気持ちはありますが、キュウリは最初に株をしっかり育てると、その後の収穫が安定しやすくなります。

キュウリをもっと詳しく知りたい方へ

キュウリの摘芯や子づる管理は、別記事で詳しくまとめる予定です。

参考動画:
キュウリを家庭菜園で驚くほど収穫する最強のコツ

ゴーヤは子づる・孫づるを増やす

ゴーヤは、キュウリとは少し違います。

ゴーヤは親づるをそのまま伸ばすより、子づる・孫づるを増やした方が実がつきやすい野菜です。

本葉が5〜6枚くらいになった頃に、親づるの先を摘芯します。すると、わき芽が増えて子づるが伸び、そこから孫づるも増えていきます。

ポコ3号ポコ3号

ゴーヤの葉っぱがモサモサしてきたら、そのままでも大丈夫?

ポコ2号ポコ2号

混み合いすぎると風通しが悪くなりやすいよ。葉やつるが込みすぎてきたら、軽く整理してあげると安心だね。

スイカは子づるの15〜20節目が目安

スイカは、どこに実をつけるかがとても大切です。

基本は、本葉が5〜6枚くらいになった頃に親づるを摘芯し、元気な子づるを3〜4本ほど残して育てます。

そして、実をつける場所は子づるの15〜20節目あたりが目安です。

スイカの実を子づるの15〜20節目につける目安を示した図解
スイカは、子づるの15〜20節目あたりについた実を育てるのが目安です。

早く実がつくと嬉しくなりますが、株が小さいうちに実をつけすぎると、大きくならなかったり、株の成長が止まりやすくなります。

大玉スイカなら1株で1〜2個ほど、小玉スイカなら2〜3個ほど、プランターなら1〜2個を目安にすると育てやすいです。

参考動画:
初心者でもあま~いスイカを育てる最強の秘訣

メロンは孫づるに実をつける

メロンは、今回の中でもつるの管理が少し分かりにくい野菜です。

まず、本葉が5〜6枚くらいになった頃に親づるを摘芯します。そこから出てくる子づるを2〜3本ほど残して育てます。

そしてメロンは、スイカと違って、子づるから出てくる孫づるに実をつけるのがポイントです。

子づるの10〜15節前後から出てくる孫づるに実をつけると、甘くておいしいメロンになりやすいと言われています。

参考動画:
大玉のメロンを収穫する!世界一わかるメロンの育て方

ウリ科野菜の追肥のコツ

ウリ科野菜は、野菜によって肥料の効かせ方が少し違います。

野菜追肥の目安注意点
キュウリ植え付け3〜4週間後から。以降2週間に1回程度肥料切れしやすい
ゴーヤ植え付け3〜4週間後から。以降2〜3週間に1回程度肥料が多すぎると葉ばかり茂りやすい
スイカ実がピンポン玉くらいになった頃から少量最初から肥料を効かせすぎない
メロン実がピンポン玉くらいになった頃から少量後半の効かせすぎに注意

キュウリは収穫量が多く、肥料切れを起こしやすい野菜です。葉の色が薄くなったり、実が曲がることが増えてきたら、肥料不足のサインかもしれません。

一方で、スイカやメロンは、最初から肥料を効かせすぎると、葉やつるばかり茂る「ツルボケ」になりやすいので注意してください。

ウリ科野菜の水やりのコツ

水やりも、野菜によって考え方が少し変わります。

キュウリは水切れに弱く、夏場は朝に水をあげても夕方には乾いてしまうことがあります。特にプランターでは、真夏は朝と夕方の2回水やりが必要になることもあります。

ゴーヤも葉の量が多いので、水をよく使います。ただし、土がずっとベチャベチャだと根が弱りやすいので、土の表面が乾いたらしっかり水やりするのがおすすめです。

スイカとメロンは、前半と後半で水やりの考え方が変わります。

スイカとメロンの水やりは前半と後半で変えることを示した図解
スイカとメロンは、前半はつると葉を育て、後半は水を少し控えめにするのがポイントです。

実が大きくなる時期は水切れに注意しますが、収穫が近づいてきた後半は、水を与えすぎると甘さが乗りにくくなることがあります。

ウリ科野菜の違い早見表

最後に、キュウリ・ゴーヤ・スイカ・メロンの違いを表で整理します。

キュウリ・ゴーヤ・スイカ・メロンのつる管理と実をつける場所の早見表
ウリ科野菜は、伸ばすつると実をつける場所がそれぞれ違います。
野菜伸ばすつる実をつける場所最初の摘芯
キュウリ親づる中心親づる・子づる基本はなし。子づる整理
ゴーヤ子づる・孫づる子づる・孫づる親づるを5〜6節で摘芯
スイカ子づる子づるの15〜20節目親づるを5〜6節で摘芯
メロン子づる中心子づる10〜15節の孫づる親づるを5〜6節で摘芯

まとめ

ウリ科野菜は、見た目は似ていても、どのつるを伸ばすか、どこに実をつけるかが少しずつ違います。

キュウリは親づる中心、ゴーヤは子づる・孫づる、スイカは子づるの15〜20節目、メロンは孫づるに実をつける。この違いを知っておくだけでも、かなり育てやすくなります。

必ずこの通りにしないといけない、というわけではありませんが、基本の形を知っておくと、迷った時に判断しやすくなります。

まずは、今育てている野菜が「どのつるを伸ばす野菜なのか」を見てあげてくださいね。

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