初心者でも冬に育てられる♪1月に植える野菜6選。
1月は1年の中でも気温が低い時期です。家庭菜園で1月に植えられる野菜も、暖かい時期よりは種類が少ないのが特徴です。
しかし、寒さに強い野菜を選べば、1月に植えられる野菜もありますので、家庭菜園を楽しめます。
と言うわけで今回は、プランターでもできる!おすすめの野菜を厳選してご紹介していきます。
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豆知識

まずは前提条件として、今回は僕の住んでいる関東地方。
温暖地を基準にお話しさせて頂きますので、寒い地域にお住いの方は1か月程遅く考えてもらえると嬉しいです。
1月は1年の中でも気温が低い時期です。家庭菜園で1月に植えられる野菜も、暖かい時期よりは種類が少ないのが特徴です。
しかし、寒さに強い野菜を選べば、1月に植えられる野菜もありますので、家庭菜園を楽しめます。

寒い1月には、ビニールトンネルや、地面を覆って野菜の苗を寒さから守るビニールマルチなどを利用して、野菜作りを楽しんでいきましょうね。
普段より少し手間がかかる分、寒さに耐えて育った野菜は甘味があり、格別のおいしさが味わえるんですよ。
1つ目 ブロッコリー

植え付けの時期:【1月】
収穫時期:【4月〜6月】
ブロッコリーはさまざまな時期に種まきできることから、スーパーなどで1年中手に入る野菜です。
イタリアなど地中海沿岸が原産で、ブロッコリーという名前はイタリア語で「枝」を意味しているんですよ。
ブロッコリーは栄養価が高い緑黄色野菜で、ビタミン類が豊富に含まれていて、茎の部分にはビタミンCやカロテンなどが花芽よりも多く含まれています。
育て方

害虫被害を受けやすいので暖かくなる春の時期には、こまめな害虫駆除や防虫ネットをかけるなどの対策をするのがポイントです。
植え付け1ヶ月後から、月に1~2回。追肥をしてあげると大きく育ってくれます。
2つ目 小松菜

植え付けの時期:【1月】
収穫時期:【3月~4月】
小松菜はアブラナ科アブラナ属に分類され、秋から冬の時期に種まきできる野菜です。
寒さに強いですが生育適温は約15~25℃なので、冬の間は防寒対策のために不織布シートなどでトンネル栽培をするのがおすすめです。
小松菜は日本が原産の野菜で、一般的には江戸時代から食べられるようになったといわれています。
国内では茨城県で最も多く生産され、ハウス栽培できることからスーパーなどでは1年見る事ができます。
育て方のポイント

収穫までが早いので初心者の方でも失敗が少なく、プランター栽培に向いている野菜です。
暑さ寒さに強いですが、夏場の栽培は虫がつきやすいので、防虫ネットで対策をするのがおすすめです。
大きくなりすぎてしまうと葉っぱが固くなり、食味が落ちてしまうので注意してくださいね。
3つ目 カリフラワー

植え付けの時期:【1月】
収穫時期:【5月上旬~6月中旬】
カリフラワーは、ブロッコリーと同様にアブラナ科アブラナ属に属し、イタリア原産の野菜です。
日本では1960年代に普及し、カリフラワーのつぼみが集まっている白い部分を好んで食べられています。
日本では白色の品種が主流ですが、オレンジ色や紫色の品種もあります。
ビタミンCやビタミンK、葉酸などを豊富に含み、美肌効果や強い抗酸化作用、免疫力の向上などの効果も期待できます。
育て方のポイント
カリフラワーは日当たりがよい場所を好みますが、夏場の直射日光は苦手です。
プランターで栽培する場合は、季節に合わせて置く場所を移動させてあげると上手に育ってくれます。
肥料が好きな植物で、植え付けした2週間後から「1ヶ月に1回」追肥をしてあげるのがポイントです。
花蕾を触ってみて柔らかい感じがしたら、収穫適期を過ぎています。
収穫適期を逃すと、花蕾に隙間ができて風味が落ちますので注意してくださいね。
4つ目 キャベツ

植え付けの時期:【1月】
収穫時期:【5月下旬~6月上旬】
キャベツは春キャベツや冬キャベツなどがあり、1年を通してスーパーなどで売られています。
春キャベツの種まきは2月中旬以降が一般的ですが、1月に種まきできる品種もあります。
キャベツには「ビタミンU」や「イソチオシアネート」という酵素が含まれ、胃腸の粘膜の修復やピロリ菌や大腸菌などから守ってくれる効果があるんですよ。
このビタミンUと言う成分は、キャベツから発見された成分で、別名キャベジンとも呼ばれています。
何だか、聞いたことのある名前ですよね!
育て方のポイント

大きく育てたい!と言う方は、
最低でも50ℓ程の土が入る大型サイズのプランターで栽培するのがおすすめです。
害虫被害に非常にあいやすいため、防虫ネットやカバーなどで対策するのがポイントです。
植え付けの2週間後くらいから「1ヶ月に1回~2回」追肥をしてあげると大きく育ってくれます。
5つ目 春ダイコン

植え付けの時期:【1月下旬】
収穫時期:【4月】
ダイコンには、春に収穫するもの、夏に収穫するもの、そして秋に収穫するものと、大きく分けて3つに分類することができます。
春ダイコンは、春に流通するダイコンで「トウが立ちにくく」寒さにも強い品種です。
春ダイコンは1月下旬に種まきを行い、4月ごろに収穫を迎えます。
ダイコンにはさまざまな品種がありますが、ベランダ栽培やプランターでの栽培の場合は「ミニダイコン」の品種かおすすめです。
育て方のコツ

1月に種まきを行う場合、苗を寒さから守るためビニールトンネルとビニールマルチを併用すると上手に育ってくれます。
また、土の中に石などの異物があると、根が変形し曲ったダイコンになりやすいので注意しましょう。
成長に合わせて間引き作業を2回行い、その後に1度だけ追肥をしてあげるのがポイントです。
最後に、僕がおススメする1番の野菜

最後に、僕がおススメする1番の野菜をご紹介して終わりますね。
それは!ニンジンです。
この時期に育てるニンジンは、甘みが強く香りも違います!
買ってきたニンジンよりも、美味しいニンジンを育てる事ができる。と言うのが魅力です。
育て方のコツ

ニンジンもダイコン同様、春に収穫を迎えるトウの立ちをしにくい品種を選ぶことで、寒さの厳しい1月にも栽培することができます。
ビニールトンネルやマルチなどで防寒対策をするのがおすすめです。
種まきから約110~130日で収穫でき、地上に出ている根の直径が4~5cm程度に成長したら収穫のタイミングです。
ニンジンはβカロテンを多く含み、ガン予防や呼吸器系を守る効果がありますよ。
1月に野菜を植え付けて、春の収穫を楽しもう!

1月に野菜を植えることで、暖かくなる春から初夏の時期に新鮮な野菜が収穫できます。
気になった野菜があれば、ぜひチャレンジしてみてください。
寒い時期になりますので!野菜だけではなく皆さんも、防寒対策をしっかり行いながら一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね!
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