タマネギの育て方

意外と知られていない!小さな玉ねぎ苗でも失敗しない3つの秘訣【初心者・玉ねぎ栽培の植え付け方】

今回は、小さな玉ねぎ苗の植え付け方としまして

中生・中晩生・晩生タイプと言われる一般的に栽培されている玉ねぎの植え付け方を3つのポイントに絞ってご紹介していきます。

もし良かったら少しだけ見てみてください。それではよろしくお願いいたします。

動画で見たい方はこちら!

豆知識 

タマネギは、冬越しさせて育てる野菜の代表格です。

晩秋に定植すれば特別な寒さ対策も必要なく、初心者でも育てやすい野菜の1つです。

土作りとしまして、タマネギは酸性の土壌を嫌いますので、植え付けをする2週間程前に石灰を施しておきます。

ちなみに。。pHは5.5〜6.5が目安で、畑なら 1平方メートル当たり、3握り約150g程。プランターなら1握り約50g程を施しておきます。

また、元肥として1週間前に、畑なら1平方メートル当たり2握り「約150g」プランターなら軽く1握り程「約50g程」肥料を施しておくのが玉ねぎを上手に育てるポイントですよ。

「土づくりは難しい」と言う方や!初心者の方は、

市販の野菜用培養土を使うのがおすすめです。

また、タマネギは連作障害が出にくいため、昨年植えた同じ場所でも育てることが可能なんですよ。

1つ目 どこに植えたらいいの?

小さな玉ねぎ苗を植え付けても失敗しない方法として、朝昼晩と太陽の光がしっかり当たる場所に玉ねぎの苗を植え付けるのがポイントです。

これから冬に向かって、どんどんと気温が低くなっていく厳しい環境で育てていくことになります。

冬場は太陽の位置が低くなりますので、夏場は一日中太陽の光が当たっていたような場所でも、冬場は半日ぐらいしか太陽の光が当たらない。と言う場所もあります。

ですので、

難しいかもしれませんが、できるだけ1日中太陽の日が当たる場所を選んで植え付けをするのがポイントです。

プランターの場合は、植え付けた後になるべく日の当たる場所で管理していくのが良いと思います。これを気を付けるだけでも成功の確率がかなり高くなりますよ。

2つ目 小さい苗だけど大丈夫? 

結論から言いますと、小さな細い苗でも大丈夫です。

まだ苗が小さいからと言って太くなるまで待っていると、冬になってしまい本格的な厳しい寒さが来てしまいます。

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玉ねぎの苗は、この厳しい寒さが来る前に植え付けて根を活着!しっかり根づかせる事が大切です。

例えば関東地域の場合でお話しますと、11月に入った今頃から、11月の中旬頃が植え付けのタイミングです。

種から育てていて苗の太さがつまようじサイズしかなく、植え付けには少し細いかな?と感じている方や、

ホームセンターに苗を買いに行ったけど、細い苗しか売ってなかった!という方も、

つまようじサイズ、だいたい2~3ミリサイズの苗でも全然大丈夫です。

もう少し大きくなってから

一般的にはエンピツの太さ。だいたい「5~6ミリ程度の太さ」が植え付けに適した苗といわれています。

ですが、そこまで育つのを待って植え付けを遅らせるのではなく、直ぐに植え付けてあげれば、畑の肥料をしっかり吸って根を大きく伸ばすことができます。

そうすれば、厳しい冬が来ても根がしっかり活着していれば大丈夫です。

つまようじサイズで心配している方も、きちんと植え付けさえしてしまえば大丈夫です。

こういった小さい苗は、11月まで待たずに10月中旬頃から早めに植え付けを開始しても大丈夫ですよ。

余った苗はどうするの?

小さい苗の場合は、根も大きく育っていませんので、上手く根付かなかったり、根が細いので「ネキリムシ」のような害虫に狙われやすくなってしまいます。

ですので、

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余った苗は、空いたスペースに仮植をしておくのが良いと思います。

玉ねぎの苗は、だいたい2週間ほどで活着するといわれています。

上手く根付かなかった苗があったとしても植え替えができるように、もしもの場合に備えて、余った苗は仮植をして取っておくのが良いと思います。

3つ目 植え付け方は

苗を植え付ける深さは、根が生えているところから葉が分岐して成長している所のちょうど真ん中あたりの深さで植え付けると、立派な玉ねぎが収穫できると言われています。

植え付けが深すぎると いびつな玉ねぎができやすくなったり、腐りやすくなってしまいます。

逆に浅すぎてしまうと 根が枯れてしまったり、霜にあたって霜枯れてしまったりもします。また、強い風が吹いて苗が倒れてしまったり、抜けてしまったりする事もあります。

ですので、植え付ける深さは茎の部分の真ん中あたりの深さで植え付けるのがポイントです。

「根を切って植え付ける」という方法もありますが、

土の中には少なからず菌がいますので、小さい苗の場合は根を傷つけないようにそのまま植え付けてあげるのが良いと思います。

株間は15cm程度で植え付けていきます。

植え付けをするの際は、根が地表に残ってしまうとその部分は枯れてしまいますので、

根がしっかり地中に埋まるように注意して植え付けてくださいね。

ここで豆知識です♪

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もし苗が長く伸びて成長している場合は、先の部分を切ってしまっても大丈夫です。

玉ねぎの苗は葉の先を切ってしまっても、また新しい葉が元気に生えてきます。

切る長さはだいたい20cm位が目安で、

苗が長く成長している場合は、切ってあげる事で植え付けもやりやすくなりますし、

植え付けた後に苗が倒れてしまう。というのも防いでくれるというメリットがあります。

苗の葉先が少し枯れてきている と言う場合も枯れた部分を切って取ってあげた方が上手に育ってくれますよ。

最後にアドバイス!

苗の植え付け前には、苗を水につけておいてください。

えっ!どういう事?と思われる方もいらっしゃると思いますが、

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バケツなどに水をためて根が水につかるように「ジャボン」と入れてしまい、30分~1時間程水を十分に吸わせてあげます。

そうすることで、葉っぱがシャキッとし「ぴーん」と伸びて植え付けもしやすくなりますし、根の活着も格段に良くなります。

ほんのひと手間ですが、大きく変わってきますので良かったらやってみてくださいね。


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