キュウリの育て方

キュウリ栽培の葉かき完全ガイド!実がよく育つ基本と注意点【初心者向け家庭菜園】

初心者さん

キュウリが大きく育ったけど

このまま、順調に成長してくれるかしら…

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この時期のキュウリには「葉かき」が必要ですよ!

背丈を超える高さまで成長して、親づるの摘芯まで完了した「キュウリ」。

ここからのキュウリの成長は、「葉かき」によって大きな違いが生まれていきます。

そこで今回は、キュウリ栽培の重要作業である「葉かき」について、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます!ぜひ参考にしてみてください。

豆知識

キュウリを栽培する際には「葉かき」が重要です。でも、「親づるの摘芯」がたくさんのキュウリを収穫する基礎となってきます。

親づるの摘芯では、株が頭の高さぐらいまでに育った時点で、真っすぐ上に伸びてきている主となる枝(親づる)の先端を切ってしまいます。すると、わき芽が次々と生えてきて、そこからキュウリをどんどん収穫できるのです。

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「親づるの摘芯」については、

こちらの記事や動画で詳しく説明しています!

キュウリが実らない人必見!収穫量が何倍にも増える摘芯と栽培管理のコツ【親づる・子づる・追肥・水やり】家庭菜園でキュウリの収穫量を増やしたい初心者の方へ。栽培中期の摘芯や整枝のタイミングを知ることで、キュウリの収穫量が大きく変わりますよ!初心者でも簡単に実践できる方法を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。...

※動画の挿入

そもそも葉かきとは?

そもそも「葉かきと」は、古くなった葉っぱを取り除いていく作業です。元気のない葉っぱを取り除いていくことで、キュウリの株を若々しく保つことができます。

さらに、葉かきで風通しを良くしてあげると、「うどん粉病」や「べと病」などの病気を防ぐこともできるんです。

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「水平よりちょっと少し下向きに生えている葉っぱ」は、

光合成をしっかりしています!

葉かきするべき葉っぱは?

光合成を頑張ってくれていた葉っぱたちも、だんだん元気がなくなっていきます。「ピンッ」と張り出していた葉っぱも、しだいにお辞儀をするように下を向いて元気がなくなってきます。

この状態の葉っぱは、もう光合成をする力が弱まっています。葉っぱが黄色くなっていなくても、光合成をする力が弱まってきた段階で取り除いてしまいましょう。

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農家さんも、

この方法で健康な株を維持しているんです!

黄色くなるまで待たないで!

元気がなくても、黄色くなっていない葉っぱなら光合成はできます。でも、黄色くなるまで葉っぱを残したままにすると、葉っぱの枚数が多くなりすぎて…。下の方の葉や株もとに光が届きません。

基本的に、植物は光を浴びて光合成することで、成長に必要な栄養分を作り出しています。ですから、光が株もとにまったく当たらない状態は、株全体でみると光合成の効率を下げているのです。

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光合成の効率が下がると、

結果的にあまり実がならない株に…

葉かきに適した葉っぱの枚数とは?

葉かきによって、古い葉っぱに使われていた養分が新しい葉っぱや実の成長に使われ!株全体の栄養効率も格段にアップします。でも、必要以上に葉っぱを取られてしまったら、キュウリも成長を維持していくことができません

キュウリの成長に適した葉っぱの枚数は、「1つの果実に対して3枚~5枚」。キュウリの実が5個ほどついていた場合、葉っぱの枚数が15枚~25枚ほどある状態がベストです。

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1つの実に対して3枚未満だと、

元気な実にならないかも…

葉かきの注意点

葉かきがキュウリの成長に大切と言っても、一気に葉っぱを摘んでしまうと株に悪影響を及ぼす場合も…。ですから、葉かきをする際には、数日に分けて少しずつゆっくりと調整していきましょう。さらに、1回に行う葉かきは3枚までで。

また、株が1.5mほどまでに成長するには、20枚ほどの葉っぱが必要だと言われています。株が大きく生長している段階は、葉っぱの枚数が20枚ほどになるまで葉かきはしないでくださいね。

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一度に葉かきすると株もびっくり!

かえって悪影響を及ぼすことも…。

葉かきと親づるの摘芯の関係

キュウリは「親づるの摘芯」によって、わき芽が新たに生えてきます。でも、葉かきをしないでいると太陽の光が遮られ、伸びてきているわき芽が枯れてしまう…ということに。

さらに、葉かきでいらない葉っぱを摘み取ると、その陰に隠れていた子づるから新たな葉っぱが生えてきて株の成長を支えていきます。すると、常に新しい葉っぱを維持しながら、株の成長に必要な葉っぱも確保していけるのです。

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子づるの若い葉っぱは色が薄めですが、

病気じゃないから取らないでね。

葉かきを続けてエンドレス収穫

葉かきをすることで常に株の健康が保たれ、新しい葉っぱばかりの若々しい状態を維持できます。ですから、親づるの葉かきが終わったら、次は子づるの葉かき。さらに、その次の孫づるの葉かきも行っていくことで、たくさんのキュウリを収穫できます。

農家さんでは、この葉かきをしっかり行うことで、1株から100本以上のキュウリを収穫しているそうですよ。

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家庭菜園でも1株から30本。

いや、50本以上のキュウリも収穫可能です!

葉かき+基本的な管理で大収穫!

キュウリの栽培は「葉かきをすれば必ず成功する!」というワケではありません。「基本的な管理」をしっかりと行っていることが前提です。

基本的な管理は決して難しい作業ではありません。キュウリの成長時期に合わせた基本の管理に葉かきをプラスして、キュウリの大収穫を目指しましょう。

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「親づるの摘芯と子づるの管理」の記事や動画も

参考にしてみてください!

キュウリが実らない人必見!収穫量が何倍にも増える摘芯と栽培管理のコツ【親づる・子づる・追肥・水やり】家庭菜園でキュウリの収穫量を増やしたい初心者の方へ。栽培中期の摘芯や整枝のタイミングを知ることで、キュウリの収穫量が大きく変わりますよ!初心者でも簡単に実践できる方法を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。...

※動画のリンク
▶キュウリを長~くたくさん収穫する!親づる摘芯と子づる管理   

https://youtu.be/mM4sZZKZt5s

まとめ

キュウリの葉かきをすることで、成長の違いを実感できると思います。キュウリの葉かきの詳しいやり方は、こちらの動画でさらに詳しく説明していますのでご覧ください。あまり難しく考えず、ご自身のキュウリの様子に合わせて、葉かきをやってみてくださいね。

この記事を動画で見たい方はこちら!

https://youtu.be/vygGKNXwyYw

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