
こんにちは!きゅうり栽培でよくある「べと病」について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
べと病は、きゅうりに限らず多くのウリ科の植物に発生しやすく、放置すると葉がすべて枯れてしまい、収穫量が大幅に落ちてしまうやっかいな病気です。
この記事では、べと病の基本知識から、予防・対策まで丁寧にまとめていますので、ぜひ最後まで読んでいただき、美味しいきゅうり作りに役立ててくださいね♪
家庭菜園でも予防さえできれば、病気は怖くない!
べと病ってどんな病気?
まずは「べと病」について簡単に説明します。べと病はカビ(糸状菌)が原因で発生する病気で特に葉っぱに症状が現れ、葉の光合成機能が奪われることで植物全体の元気がなくなっていきます。
べと病の初期症状

- 葉の縁(ふち)から枯れ始める
- 徐々に黄色い小さな斑点が葉の中央へと広がっていく
- 葉の中にカビ菌が侵入し、色が抜けていく
この状態が進行すると…..

- 斑点が大きくなり、葉脈に沿って四角い黄色い斑点に変化
- 斑点部分に穴が開くようになる
- 最終的に葉が全体的に茶色くなり枯れてしまう
このべと病菌は感染力が非常に強く、進行も速いため、放置すると株全体が枯れてしまう危険性も。
きゅうりの収量が激減してしまいますので注意してくださいね♪
ありがとうございます!
べと病の予防法|発症する前にできること
べと病に対して一番大切なのは、「予防」です!発症してからでは手遅れになることもあるため、日頃から予防を意識した管理が必要になります。
おすすめの予防アイテム:サンボルドー

- サンボルドーは、有機農業やオーガニック栽培でも使用されている天然成分の殺菌剤です。
- 成分は銅(十円玉にも使われている素材)で、自然にも優しいタイプ。
- 水で500倍に薄めて使用
- スプレーボトルに入れて、きゅうり全体にまんべんなく散布
- 使用回数に制限はありませんが、週1回程度の使用が目安
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サンボルドーは、発病前にしっかり使うことで、べと病の発生リスクを下げることができます♪

ただし、どんなに予防していても、100%完全に防げるわけではありません。近くの畑などで大発生した場合などは、風や雨を介して感染してしまうこともあるため、複数の予防策を組み合わせて管理するのが効果的です。
なるほど…!「予防が何より大事」ってハッとしました。サンボルドー、初心者でも使いやすそうで安心です♪
べと病になってしまったら?
べと病の最初のサインは、葉っぱのふちに小さな枯れた部分が現れることです。 そこから黄色い小さな斑点が葉全体に広がっていき、病気が進行すると斑点が角ばって葉脈ごとに区切られ、最終的には葉が全体的に茶色く枯れてしまいます。感染スピードが非常に速いため、初期の黄色い斑点の段階で見つけることが重要です。

初期段階の対処法
・症状が出た葉っぱはすぐに摘み取りましょう。
・取り除いた葉っぱは畑の近くに捨てず、しっかりと処分してください。
進行した場合の治療法
すでに症状が進行し、葉っぱに大きな斑点や穴が開いているようであれば、葉だけではなく茎やつるにまで病原菌が広がっている可能性があります。 この場合には、予防ではなく治療が必要です。
他の野菜にも感染するって聞いて、もう触るのが怖くなっちゃいました…..
べと病は誰でも一度は通る道ですよ。早く気づけただけでも大丈夫、しっかり対応すればまだ間に合います!
おすすめ治療薬:GFワイドヒッター

- べと病・疫病に効果的な治療薬。
- 雨にも強く、長期間効果が持続します。
- 白さび病、つる枯病、葉かび病など他の病気にも有効。
・水で1000倍に薄めて使用。
・症状のある部分だけでなく、つるや茎など全体に散布するのがポイントです。
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・重症化して枯れてしまった葉は、潔く取り除いてしまいましょう。
・新しい葉が元気に生えてくるため、結果的に株が回復しやすくなります。
・摘葉に使ったハサミは必ず消毒を!そのまま別の野菜に使うと病気が広がってしまう可能性があります。
べと病が発生しやすい時期
べと病はいつでも注意が必要というわけではなく、発病しやすい時期が決まっています。
発病しやすい時期


- ゴールデンウィーク頃から梅雨時期がピーク!
湿度が高く、気温も上がってくるこの時期が最も注意が必要。 - 梅雨明け後の夏はリスクが低下
雨が減り、乾燥してくるとべと病の活動も弱まります。 - 9月中旬に再び注意!
梅雨と似た気温と湿度が戻るため、再発に注意が必要。 - 10月中旬以降には自然と収束
基本的な予防と管理
何より大切なのは日頃の管理と予防です♪
・葉が多すぎると風通しが悪くなり、病気が発生しやすくなります。
・特に株元は蒸れやすいため、葉を間引いて風通しを良くしてあげましょう。
・膝上くらいから葉を残すように育てると、健康な状態を保ちやすくなります。
まとめ
べと病は一度発症すると厄介ですが、早期発見と的確な対策で十分に抑えることができます。そして、予防が何よりも大切。
葉が茂りすぎてしまうと、湿気がこもって病原菌が増えやすくなります。特に株元(根元付近)は要注意。葉が混み合っていると風が通らず、カビや菌が広がる原因にもなりかねません。
そのため、下の葉は早めに取り除き、膝上あたりから葉を広げていくのが理想的な育て方。この工夫をするだけで、病気のリスクをぐっと減らすことができます。
日頃から葉の様子や土の状態に注意しながら、健康なきゅうりを育てていきましょう。また、秋にも楽しめる「秋どりきゅうり」などもありますので、長いシーズンでの家庭菜園を楽しんでくださいね♪
読んでてすごく安心しました!
これなら初心者の私でも実践できそうです♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
定期的な見直しが成功のカギです♪
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