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家庭菜園の除草剤おすすめ!液剤・粒剤の違いと畑で使える商品の選び方

草取りがラクになる家庭菜園の除草剤と液剤・粒剤の選び方

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ポコ3号
ポコ3号

除草剤を使えば草取りがラクになりそうだけど、液体と粒があってどれを選べばいいの? 野菜の近くへまいて枯らしてしまわないかも心配だよ。

ポコ2号
ポコ2号

まず「今ある草を枯らしたいか」「これから生える草を抑えたいか」を分けよう♪ その後に、使う作物・場所・時期がラベルにあるか確認すれば選びやすいよ。

草を抜いてもすぐ生えてくると、除草剤を使いたくなります。ところが売り場には、液剤・粒剤・水で薄める商品・そのまま使う商品が並び、名前だけでは違いが分かりにくいですよね。

最初に考えたいのは、商品の強さではありません。どこに使い、今ある草とこれからの草のどちらを減らしたいかです。この記事では、その順番で5商品を比べます。

まず結論|今の草と使う場所から選ぼう

自宅の困りごとに近い行を選んでください。商品名を押すと、使い方と合わない条件まで確認できます。

今の希望最初に見る商品
植え付け前の畑で、費用を抑えて広く使いたいサンフーロン液剤 500mL
雨や低温、多年生雑草も考えて選びたいラウンドアップマックスロード 500mL
登録作物の畦間などで、効果の現れ方の早さを重視バスタ液剤 500mL
菜園から離れた狭い場所へ、薄めず使いたい園芸用サンフーロン液剤 2L
作物のない場所で、これから生える草も抑えたいネコソギトップW粒剤 800g
ポコず
ポコず

商品名に「園芸用」とあっても、家庭菜園の畑で使えるとは限りません。商品名より、現物ラベルの作物・場所・使用時期を確認しましょう!

液剤と粒剤は、役割が違う

今ある草には液剤、生える前から抑えたい草には粒剤を選ぶ違い
今ある草を枯らすなら液剤、これから生える草も抑えたいなら粒剤が基本です。

今ある草を枯らしたいなら液剤

液剤は、雑草の葉や茎へかけて成分を吸収させる商品が中心です。すでに草が生えている場所へ使い、水で薄める商品と、そのまま散布する商品があります。

葉へかけるタイプは、風で薬液が野菜へ飛ぶと、野菜まで傷めることがあります。畑で使える登録があっても、育っている野菜へ一律にかけてよいわけではありません。

これから生える草を抑えたいなら粒剤

粒剤は土へまき、根から成分を吸収させる商品が中心です。草が生える前から使える物もあり、駐車場などで草取りの回数を減らしたい時に役立ちます。

ただし、土に成分が残るため、畑・花壇・植える予定の場所には使えない商品が多くあります。「長く効く」だけで選ばず、使う場所を先に確認してください。

畑で使う前に、ラベルの3か所を確認

除草剤を使う前に作物・場所・使用時期を確認する図
作物・場所・使用時期の一つでも合わない時は、その場所へ使いません。

除草剤を買う前は、農林水産省の登録番号があるかを確認します。ただし、登録番号があれば、すべての野菜や場所へ使えるわけではありません。

現物ラベルで確認する3つ

  • 作物:育てている野菜名が対象にあるか
  • 場所:植え付け前、畦間、植栽地を除く場所など、使う場所が合うか
  • 使用時期:耕す何日前まで、収穫何日前までなどの条件が合うか
  • 使用量・回数・方法も、購入した現物ラベルを優先する

広い畑へ使うなら、薄める液剤が費用を抑えやすい

広い畑では除草剤を量り水で薄めて専用噴霧器で散布する流れ
薬量を量り、水と混ぜて、除草剤専用の噴霧器で散布します。

薄める液剤は、薬量と水を量り、除草剤専用の噴霧器へ入れる手間があります。その代わり、広い範囲へ使う時は、そのまま使う商品を何本も買うより費用を抑えやすくなります。

ここからは、畑で使う条件が登録されている希釈液剤を3つ比べます。同じ畑用でも、価格・天候条件・効果の現れ方が違います。

植え付け前の畑で、費用を抑えて広く使いたい

大成農材 サンフーロン液剤 500mL

希釈液剤①

費用を抑えて、植え付け前の畑へ広く使う

この使い方に合う商品
サンフーロン液剤 500mL

大成農材 サンフーロン液剤 500mLの商品画像

次の野菜を植える前なのに草が広がり、全部を手で抜くと、土づくりへ進む前に疲れてしまいます。そんな時に、広い範囲へ希釈して使いやすいのがサンフーロン液剤です。

サンフーロン液剤 500mLは農林水産省登録18814の希釈液剤です。野菜類を含む多数の作物で登録がありますが、作物ごとに使用時期・回数・薬量が異なります。

買うとラクになること:一本ずつ抜く作業を広い範囲で減らせます。
合う人:植え付け前の畑へ、ラベルどおりに計量・希釈して使える方。
合わない人:草が数本だけの方、計量したくない方、栽培中の野菜へまとめてかけたい方。

雨や多年生雑草の条件も考えて選びたい

日産化学 ラウンドアップマックスロード 500mL

希釈液剤②

雨・低温・スギナなどの条件も考えて選ぶ

この使い方に合う商品
ラウンドアップマックスロード 500mL

日産化学 ラウンドアップマックスロード 500mLの商品画像

スギナなどが何度も伸び、散布後の雨や気温も気になると、作業日を決めにくくなります。ラウンドアップマックスロードは、天候条件や多年生雑草も考えて選びたい方向けです。

ラウンドアップマックスロード 500mLは登録21766の希釈液剤です。メーカーは、散布1時間後の雨や、低温・乾燥条件での性能を案内しています。ただし、雨の直前に必ず使えるという意味ではなく、現物ラベルと天気を確認して散布します。

買うとラクになること:天候やしつこい草を考え、作業日を決めやすくなります。
合う人:商品代より、雨の心配や多年生雑草への対応を重視する方。
合わない人:一年生の小さい草が少量だけで、価格を最優先したい方。

登録作物の畦間などで、効果の現れ方を早めたい

BASF バスタ液剤 500mL

希釈液剤③

登録作物の畦間などで、効果の現れ方を重視する

この使い方に合う商品
バスタ液剤 500mL

BASF バスタ液剤 500mLの商品画像

栽培途中の畦間へ草が増えた時は、作物へかけずに処理できる商品を探す必要があります。バスタ液剤は、対象作物・時期・方法を確認し、効果の現れ方も重視したい方向けです。

バスタ液剤 500mLは登録20958の希釈液剤です。メーカーは、散布後2~5日ほどで効果が現れ始め、7~14日ほどで効果が完成すると案内しています。作物へ飛ばないようにし、対象作物と畦間処理などの方法を必ず確認します。

買うとラクになること:条件が合えば、栽培中の畦間の草を手作業だけで処理する負担を減らせます。
合う人:作物・時期・希釈量を確認し、作物へ飛ばさず散布できる方。
合わない人:どの野菜にも同じ使い方をしたい方、風よけや専用器具を用意できない方。

菜園から離れた狭い場所へ、薄めず使いたい

菜園から離れた少ない場所では薄めず容器から散布する流れ
菜園から離れた少ない場所なら、量らず・混ぜず、容器からそのまま散布できます。

トヨチュー 園芸用サンフーロン液剤 2L

そのまま使う液剤

菜園から離れた少ない場所で、準備を減らす

この使い方に合う商品
園芸用サンフーロン液剤 2L

トヨチュー 園芸用サンフーロン液剤 2Lの商品画像

駐車場や家まわりのすき間へ少量だけ使うのに、計量や噴霧器の準備をするのは面倒です。園芸用サンフーロン液剤2Lは、薄めず容器から散布したい時に向きます。

ただし、畑用のサンフーロン液剤500mLとは別商品です。登録19744で、適用場所は植栽地を除く樹木等の周辺地です。名前に「園芸用」とあっても、野菜を育てる畑や花壇の中へ使う商品ではありません。

買うとラクになること:希釈・計量・噴霧器の準備を省けます。
合う人:菜園から離れた駐車場や家まわりの草へ手軽に使いたい方。
合わない人:家庭菜園の畑・花壇・植栽地へ使いたい方。

作物のない場所で、これから生える草も抑えたい

レインボー薬品 ネコソギトップW粒剤 800g

粒剤

作物のない場所で、今ある草と次の草を抑える

この使い方に合う商品
ネコソギトップW粒剤 800g

レインボー薬品 ネコソギトップW粒剤 800gの商品画像

駐車場などで草を枯らしても、すぐ次の草が生えると、何度も同じ作業が必要になります。ネコソギトップW粒剤は、今ある草だけでなく、これから生える草も抑えたい場所向けです。

ネコソギトップW粒剤 800gは登録23858の粒剤です。雑草発生前から草丈40cm以下まで、登録された使用量で土へ散布します。作物のない場所で使う商品で、畑・花壇・有用植物の近くや、薬剤が流れ込むおそれがある場所には向きません。

買うとラクになること:水を量らず散布でき、同じ場所の草取り回数を減らしやすくなります。
合う人:駐車場や家まわりなど、今後も植物を育てない場所へ使う方。
合わない人:畑・花壇・植える予定の場所へ使いたい方。

散布前に確認|野菜用と除草剤用の噴霧器は分ける

野菜用と除草剤用の噴霧器を分ける図
洗ったつもりでも薬液が残る心配があるため、野菜用と除草剤用は分けます。

希釈液剤を使う時は、野菜用の薬剤と除草剤を同じ噴霧器へ入れません。わずかに除草剤が残ると、次に散布した野菜を傷める心配があります。

除草剤専用と分かる色・ラベルの本体を用意し、現物ラベルにある長袖・長ズボン・手袋・保護眼鏡などを着用します。風が強い日は散布を避け、使い終わった器具や残液もラベルどおりに扱います。

5商品を、自宅での使い方からもう一度比べよう

商品合う使い方買う前の確認
サンフーロン液剤植え付け前の畑・費用重視作物、耕す前の日数、希釈量
ラウンドアップマックスロード天候条件・多年生雑草も考える作物、時期、薬量
バスタ液剤登録作物の畦間など・発現の早さ作物、畦間処理、飛散防止
園芸用サンフーロン液剤菜園外・薄めず散布植栽地を除く場所だけ
ネコソギトップW粒剤菜園外・発生予防植物の近くや流入場所を避ける

除草剤を買わなくてもよい場合

草が数本だけなら、手作業や手持ちの道具で十分です。野菜の株元ぎりぎりで、薬液を飛ばさず散布するのが難しい場所も、無理に除草剤を使わない方が安心です。

同じ通路を長く守りたいなら、毎回薬剤を散布するより、防草シートが目的に合う場合があります。今の場所へ本当に除草剤が必要か、次の案内で選び直せます。

まとめ|液剤・粒剤より先に、使う場所を確認しよう

除草剤選びの最終確認

  • 今ある草を枯らすなら液剤、これからの発生も抑えるなら粒剤が基本
  • 家庭菜園の畑では、登録番号だけでなく作物・場所・使用時期を確認する
  • 広い畑なら希釈液剤、狭い菜園外ならそのまま使う液剤が選びやすい
  • 粒剤は、作物を育てない場所と植栽予定のない場所に限る商品が多い
  • 条件が合わない時は、手作業や防草シートへ戻る

除草剤で草取りをラクにするには、強そうな商品を選ぶのではなく、自宅の場所と目的に合う一品だけを選ぶことが大切です。

ポコず
ポコず

最初に一番つらい場所を決めてくださいね。畑なのか、菜園から離れた通路や駐車場なのかが分かれば、液剤・粒剤のどちらを見るか迷いにくくなります!

商品仕様・登録内容の確認先

おかげさまで重版が決定しました!

家庭菜園で迷った時の1冊

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
家庭菜園は、 「ちゃんとやっているつもりなのに、うまくいかない」
そんな場面が意外と多いものです。

ポコずチャンネルの家庭菜園の本 表紙

この本は、
「上手に育てる方法」よりも、
「失敗しにくくする考え方」を
大切にまとめました。

ポコずチャンネル(このサイトの運営者)が、実体験の失敗と成功をもとにまとめた家庭菜園の教科書です。初心者の方や狭い場所でも、安心して育てられるようトマト・ナス・ピーマン・ブロッコリーなど定番野菜・38種類を紹介しています。

写真とイラストで分かりやすく、植え付けカレンダー付き。迷った時に「答えが見つかるように」と思いを込めて作った1冊です。

読んでくださったみなさん、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。

いつもポコずを応援してくださり、ありがとうございます♪
感謝を込めて
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