ラッキョウをたくさん収穫できたら、「来年も育てたいけれど、どの球を残せばいいの?」「夏の間に腐らない?」と迷いますよね。食べる分と種球を一緒にしてしまい、植え付け前にやわらかくなっていたら残念です。
でも、特別な設備がなくても大丈夫です。健康な球を先に選び、しっかり乾かして、風通しよく保管すれば、翌年の植え付けへつなげられます。
収穫したラッキョウなら、どれでも来年の種球にできるの?
何でも同じではないよ。大きくて硬く、傷や病気のない球を選ぶことが、腐敗を防ぐ最初のポイントだよ。
- 種球には、大きく充実し、首が締まった硬い球を残す
- 傷、やわらかさ、変色、カビがある球は種球から外す
- 表面の湿りを乾かしてから、ネット袋や通気性のよいカゴへ入れる
- 雨と直射日光を避け、なるべく涼しく風の通る日陰で夏越しする
- 保管中も時々見て、傷んだ球を早めに取り除く
この記事では、収穫したラッキョウから来年用の種球を選び、乾燥・夏越し・植え付け前の確認まで迷わず進める方法を、作業する順番に解説します。
収穫したら食べる分と種球を先に分ける
掘り上げたラッキョウは、最初に「すぐ食べる分」と「来年の種球候補」に分けます。傷がある球や小さな球から料理へ回し、健康で充実した球を植え付け用に先取りしておくと、後から良い球が残っていない失敗を防げます。

まだ収穫前で、葉・球・天気から掘りどきを確認したい方は、本収穫の記事から先に確認できます。
らっきょうの収穫時期はこれ!初心者でもおいしい掘りどきがすぐ分かる♪採り遅れずに収穫するコツ残す量は次に植える場所から考える
種球を多く残せば安心に見えますが、保管量が増えるほど重なりや蒸れも起きやすくなります。次に植えるプランターの数や畑の広さを考え、必要な分に予備を少し加えて残しましょう。
栽培全体の流れや植え付けから収穫までの作業を見直したい場合は、総合記事で次の一年を先に確認できます。
ラッキョウの育て方!初心者でもプランターで大きく育てるコツ♪植え付けから収穫まで来年の種球に向くラッキョウの選び方
種球選びでは、見た目の大きさだけでなく、触った硬さと傷の有無を一緒に確認します。
大きく、丸みがあり、硬い球を残す
手に持った時にふっくら丸みがあり、軽く触ってもしっかり硬い球を選びます。首元が締まり、外皮に自然な光沢があるものも充実した球の目安です。

小さい球がすべて育たないわけではありませんが、初めて種球を残すなら、大きく充実した球を優先した方が選びやすく安心です。
傷・やわらかさ・変色がある球は外す
スコップで深く切った球、押すとやわらかい球、黒い変色やカビがある球は、保管中に傷みが広がるおそれがあります。種球候補へ混ぜず、状態を確認して早めに使うか処分します。

- 残す:大きい、硬い、首が締まる、傷や病斑がない
- 外す:深い傷、やわらかい、カビ、黒い変色、異臭がある
白い薄皮が少しはがれただけの球と、内部まで傷んだ球を同じにしないことも大切です。迷った時は指で軽く触れ、硬さとにおいまで確認します。
保存前に風通しのよい日陰で乾かす
種球候補を選んだら、表面についた湿った土をすぐ水で洗い流さず、まず風通しのよい日陰へ広げます。表面が乾くと土を軽く落としやすくなります。

一か所へ山積みにすると、下の球へ湿気がこもります。メッシュトレー、すのこ、新聞紙などの上へ、球同士ができるだけ重ならないよう薄く広げるのがコツです。下に新聞紙を使う場合は、湿っていないか確認して交換します。
強い直射日光へ長時間さらしたり、雨の当たる場所へ置いたりせず、表面の湿りがなくなり、根や外葉が乾いたことを確認してから保管へ進みます。日数だけで決めず、球の状態を見ましょう。
ネット袋へ詰めすぎず風通しよく夏越しする
乾いた種球は、玉ねぎ用のネット袋、通気性のよいカゴ、穴のあるコンテナなどへ入れます。ビニール袋へ密閉すると湿気が逃げにくいため、夏越しには向きません。

袋や容器は満杯にせず、球の間へ風が通る余裕を残します。置き場所は、雨と直射日光が当たらず、なるべく涼しく風の通る日陰を選びます。高温になる物置の奥や、湿気がこもる床へ直接置くのは避けましょう。
- 雨にぬらさない
- 直射日光と強い高温を避ける
- 袋や容器へ詰め込みすぎず、風を通す
葉と根は球を傷つけないよう整える
乾いて枯れた葉や根は、保管の邪魔になる長い部分だけを整えます。球の根元や首へ刃を深く入れると傷口から傷みやすいため、球本体を切り込まない位置で作業してください。

保管中も時々触って傷んだ球を外す
乾燥してネットへ入れたら終わりではありません。夏は気温と湿度が上がりやすいため、時々袋やカゴを見て、球の状態を確認します。

やわらかくなった球、カビが出た球、強く変色した球があれば、周りから早めに取り除きます。袋の底だけ湿っている場合は、いったん広げて風を通し、保管場所も見直してください。
一度に完璧に保存しようとしなくても大丈夫。時々触って、やわらかい球を早めに外せば、残りの種球を守りやすいよ。
一つの傷みを見つけた時に、全部失敗だと思わないことも大切です。傷んだ球を外し、残りが硬く乾いていれば、そのまま様子を見られます。
芽が出た・しわが出た時の判断
ラッキョウは夏を越した後、植え付け時期が近づくと芽の動きが見えることがあります。芽が少し動いたからといって、すぐ失敗ではありません。
球が硬く、カビや異臭がなく、芽の付け根が傷んでいなければ植え付け候補に残せます。一方、芽の周りまでやわらかい、球全体が水っぽい、腐敗臭がある場合は外します。
しわは乾燥の進み方でも出ます。見た目だけでなく、球の硬さ・変色・においを合わせて判断してください。
植え付け前にもう一度選び直す
8月から9月ごろの植え付け時期が近づいたら、保存した種球をすべて出し、最後の確認をします。
- 押しても硬さが残っている
- カビや黒い病斑がない
- 強い異臭がない
- 芽の付け根や根元が腐っていない
保管開始時に良かった球でも、夏の間に状態が変わることがあります。保存前と植え付け前の2回選ぶことで、傷んだ球を畑やプランターへ持ち込むのを防げます。
植える時期、向き、深さ、株間を確認してから作業すると、保存した種球を迷わず次の栽培へつなげられます。
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まとめ|良い球を選び、乾かして風を通せば来年へつながる
収穫したラッキョウを来年の種球に残す時は、大きく硬く、傷や病気のない球を最初に選びます。風通しのよい日陰で表面の湿りを乾かし、ネット袋や通気性のよいカゴへ詰めすぎずに入れましょう。
夏越し中も時々確認し、やわらかくなった球やカビのある球を早めに取り除きます。植え付け前にもう一度選び直せば、健康な種球だけで次の栽培を始められます。
選ぶ・乾かす・風を通す・時々見る。この4つで、収穫したラッキョウを来年へつなげられます。
収穫した中から、ふっくら硬い球を先に残しましょう。日陰で乾かし、ネットへ詰めすぎず、夏の間も時々確認。これなら腐敗を早めに見つけて、来年またラッキョウを育てられますよ♪

























