キュウリの育て方

家庭菜園の夏場の水やり|猛暑日に枯らさない時間・頻度・量と5つのNG【畑・プランター別】

家庭菜園の夏場の水やりで避けたい猛暑日の5つのNGを伝えるアイキャッチ

最近、暑すぎる…。

猛暑日の水やりは、やり方を間違えると、野菜の育ちが悪くなってしまったり、枯れてしまったりする場合があります。

上手に家庭菜園やプランターで育てるためには、どれくらいの量の水を、どの時間帯に、どうやってあげるのか。この基本を知っておくことが大切です。

今回は、猛暑日の水やりの上手なやり方と、頻度やタイミングについて、初心者の方にも分かるように解説していきます。本当に重要な内容ですので、もし良かったら少しだけ見てみてください!

猛暑日の水やりは時間・量・土の乾き方を見る

ポコ2号

夏は朝と夕方、何回水をあげればいいの?

ポコ1号

回数だけじゃなく、時間・量・土の乾き方を一緒に見よう。

まず結論
  • 朝は、太陽が昇る頃から遅くても9時頃までに水やりします。
  • 夕方は、涼しくなる16時から18時頃に土の乾きを確認します。
  • プランターは、鉢底から水が流れ出るくらいが「たっぷり」の目安です。
  • 畑は、回数だけで決めず、株元の土へゆっくり水を届けます。
  • 日中は基本的に避けますが、本当にしおれている時は緊急で水やりします。

どうして野菜に水やりが必要なの?

家庭菜園で元気に育つトマト
野菜が元気に育つためには、水が欠かせません。

植物は大部分が水でできているため、水が不足するとしおれて枯れてしまいます。

また、植物は根から吸収した水と二酸化炭素を原料に有機物を作る「光合成」など、体の中で行われるさまざまな生命現象に水を必要とします。

水が吸えないと、せっかくあげた肥料も吸うことができません。水やりは簡単なようで、実は野菜を元気に育てるための大切な作業なんですよね。

猛暑日の水やりは何時がいい?

猛暑日の水やりに向く朝と夕方の時間帯
基本は朝。夕方は土の乾きを見て、本当にしおれている時は日中でも緊急で水やりします。

ほとんどの場合、水やりは朝か夕方に行うのが良いと言われています。

午前中は、太陽が昇る頃から、どんなに遅くても9時頃まで。午後は、涼しくなってくる16時頃から18時頃の間で、暗くなるまでに水やりするのがおすすめです。

では、なぜ朝や夕方が良いのか。ここをしっかり分かって水やりをしている方は、意外と少ないのかもしれません。

例えば、水やりの際に熱湯をかけたらどうなるでしょう? 植物の葉っぱや根が茹でられてしまい、土の中の大切な微生物にも負担をかけてしまいます。

真夏のカンカン照りの中では、土も水も短時間で高温になりやすいため、日中の水やりは基本的に避ける。これが夏場の水やりの考え方です。

ポコ2号

お昼にぐったりしてる…。夕方まで待って大丈夫?

ポコ1号

本当にしおれている時は、日陰に移して緊急で水をあげよう。

本当にしおれている時は日中でも緊急で水やり

基本は朝ですが、野菜が本当にしおれていて枯れそうな時は、日中でも緊急で水を与えます。移動できるプランターは日陰へ移し、畑では遮光ネットなどで日差しを遮ってから、株元へゆっくり水を届けてください。

水やりの量はどれくらい?【プランター・畑別】

プランターの株元へジョウロでやさしく水やりする様子
葉の上だけではなく、株元の土へやさしく水を届けます。

一般的に、植物の水やりの量は「たっぷりと」と表現されます。

水の量が少ないと、すべての根に水が行き渡らず、植物が枯れる原因になってしまいます。では、「たっぷり」の目安はどれくらいなのでしょうか。

プランターは鉢底から流れ出るまで

鉢やプランターでは、土が水を吸収したあとに、残りの水が鉢の底から流れ出るくらいを目安にします。

たっぷりの水は、根の老廃物や余分な肥料を洗い流します。さらに、土の中に新鮮な空気を送り、根が呼吸しやすい状態にする効果もあるんですね。

畑は株元の土へゆっくり届ける

畑のキュウリの株元へ水やりする様子
畑でも、葉の上だけではなく根が広がる土へ水を届けます。

畑では、表面だけをぬらして終わらせず、根が広がっている株元の土へ、やさしくゆっくり水を届けます。

水の勢いが強すぎると、土が水を吸収する間もなく流れ出てしまうことがあります。ジョウロや水道ホースを使い、土にまんべんなく行き渡るように水を与えるのがポイントです。

プランターと畑の水やり量の違いを比べた図
プランターと畑では、「たっぷり」の見方が変わります。
ポコずポイント

「たっぷり」は、葉をぬらすことではありません。根がある土へ、やさしく水を届けましょう。

夏場の水やり頻度は1日何回?

一般的な野菜の水やりは、年間を通して土の表面が乾いた時に行います。土の乾き方は季節ごとに変わるため、水やりの頻度も変わってきます。

季節・栽培場所水やりの見方
春のプランター1日から2日に1回程度。気温と成長に合わせて増やします。
春の畑降雨で育つことも多く、土の乾きを見て判断します。
夏のプランター朝に水やりし、夕方も乾いていたら水を与えます。1日2回になることもあります。
夏の畑回数だけで決めず、土の中の乾きと株の状態を見ます。

特に苗を植え付けた後は、しっかり根付くまでの1週間から10日ほど、土を完全に乾かさないように水やりするのがポイントです。

夏は気温が上がり、日差しも強くなります。プランターでは朝に水をあげても夕方までもたないことがありますが、回数だけを決めず、土の乾き方と野菜の様子を見ることを忘れないでくださいね。

猛暑日にやってはいけない水やり5つのNG

猛暑日の水やりで避けたい5つのNG行動
時間・量・場所・勢い・回数の5つを見直します。

NG1 真っ昼間に水やりする

高温になった土へ真っ昼間に水を入れると、根を傷める原因になります。基本は朝、必要なら涼しくなる夕方に行います。

NG2 少しだけ水をかけて終わる

土の表面だけがぬれても、根まで水が届いていないことがあります。プランターでは、鉢底から流れ出る量を目安にしてください。

NG3 葉っぱの上だけに水をかける

水やりの基本は、植物の根元の土に行います。葉っぱや花の上からだけでは、十分に土まで届きません。

NG4 強い水を一気にかける

水の勢いが強すぎると、土が水を吸収する前に流れ出てしまいます。株元の土へ、やさしくまんべんなく与えます。

NG5 回数だけで決める

「夏は必ず1日2回」と回数だけで決めるのではなく、土の乾き方、野菜の状態、畑かプランターかを一緒に見ます。

ポコず式・猛暑日の水やり
  1. 朝、土の乾きと野菜の様子を見る
  2. 根元の土へ、やさしくたっぷり水を届ける
  3. 夕方、もう一度土の乾きを確認する
  4. 本当にしおれている時は日中でも緊急で水やりする

水がすぐ乾く時は敷きわらやプランターの大きさを見直す

畑の土を敷きわらで覆って乾燥を防ぐ様子
敷きわらは土の温度を保ち、水の蒸発を防ぐ助けになります。

キュウリは、ほかの夏野菜に比べて浅く根を張る植物です。そのため、表面の土がすぐに乾き、朝に水をあげても夕方までもたずにぐったりしてしまうことがあります。

そんな時は、株元に敷きわらを敷く方法が効果的です。敷きわらを敷くことで、土の温度を一定に保ち、水の蒸発を防いでくれます。

特に、プランターや鉢は土の量が限られています。それでも水がすぐ乾いてしまう場合は、鉢やプランターを大きいものへ移し替えるのもひとつの方法です。

まとめ 朝夕の時間・水の量・土の乾き方を一緒に見る

畑で収穫したトマトやキュウリなどの夏野菜
猛暑日の水やりを整えて、おいしい夏野菜の収穫につなげましょう。

猛暑日の水やりは、回数だけで決めません。

  • 朝は、太陽が昇る頃から遅くても9時頃まで
  • 夕方は、涼しくなる16時から18時頃
  • プランターは、鉢底から水が流れ出るくらい
  • 畑は、株元の土へやさしくゆっくり
  • 本当にしおれている時は、日中でも緊急で水やり

時間・量・土の乾き方を一緒に見ながら、野菜に合った水やりを実践していきましょう。

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猛暑日の水やりは、回数より時間・量・土の乾き方。朝夕に様子を見て、美味しい夏野菜をたくさん収穫していきましょう♪

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