スイカが大きくなってくると、「もう収穫していいのかな」「まだ早いかな」と迷いますよね。
スイカは中を開けて確認できないので、外から見えるサインを組み合わせて収穫時期を判断します。
せっかく大きくなったスイカ、早く取って失敗したくないな…。でも、待ちすぎて割れるのも心配。
うん。スイカは一つのサインだけで決めずに、巻きひげ・音・日数を合わせて見ると安心だよ。
- まず見るのは、実の近くの巻きひげです。茶色く硬く枯れてきたら収穫サインです。
- 叩いた音は補助として使います。高い「ポンポン」は早め、低い「ボンボン」は熟した目安です。
- 受粉からの日数も確認します。大玉は約40〜50日、小玉は約35〜40日が目安です。
- 迷った時は、巻きひげ・音・日数を合わせて判断します。どれか一つだけで決めつけないのが安心です。
家庭菜園では収穫できる数が少ないので、試し割りしにくいですよね。だからこそ、外から見えるサインを順番に見ていきましょう。

この記事の内容を動画で確認したい方は、こちらも参考にしてください。
スイカの収穫時期が分かりにくい理由
スイカは、ナスやキュウリのように「大きくなったら収穫」、トマトのように「赤くなったら収穫」とは判断しにくい野菜です。
品種や育てている環境によって、大きさや皮の色の濃さが変わるため、外見だけで判断すると早すぎたり、遅れたりすることがあります。

特に家庭菜園では、スイカの実がたくさん取れるとは限りません。だから「一番おいしいタイミングで取りたい」と思うのは自然なことです。
一番見やすいサインは、実の近くの巻きひげ
最初に見るのは、スイカのヘタをたどった先にある巻きひげです。
実のヘタがついている近くの巻きひげが、まっ茶色に硬く枯れてきたら収穫のサインです。

心配な時は、巻きひげが出ている近くの葉も見ます。巻きひげだけでなく葉も枯れてきているなら、収穫時期に近いと判断しやすくなります。

巻きひげって、どこの巻きひげを見ればいいの?
スイカの実に近いところを見るよ。離れた場所の巻きひげではなく、ヘタの近くを確認しよう。
叩いた音は、巻きひげの後に参考にする
スイカを叩いた音で判断する方法もあります。ただし、音だけで見分けるのは初心者さんには少し難しいです。
目安としては、熟す前は高めの「ポンポン」、熟してくると低めの「ボンボン」、熟しすぎると重く鈍い「ドンドン」「ジャブジャブ」のように聞こえることがあります。

叩いた音は便利ですが、慣れないうちは聞き分けが難しいです。まず巻きひげを見て、その後に音を参考にするくらいが安心です。
受粉からの日数もメモしておく
受粉日が分かる場合は、日数も大きな目安になります。
大玉スイカは受粉から約40〜50日、小玉スイカは約35〜40日が収穫の目安です。

ただし、品種・天気・栽培環境によって前後します。日数だけで決めず、巻きひげの枯れ具合や音と合わせて判断しましょう。
| 見るところ | 収穫の目安 | 注意すること |
|---|---|---|
| 巻きひげ | 茶色く硬く枯れる | 実の近くを見る |
| 音 | 低めのボンボンに近づく | 音だけで決めない |
| 日数 | 大玉40〜50日・小玉35〜40日 | 品種や天気で前後する |
迷った時の見方の順番
「巻きひげは少し茶色いけど、まだ全部は枯れていない」「日数は近いけど、音がよく分からない」ということもあります。そんな時は、あわてて一つだけで決めなくて大丈夫です。
- まず、実の近くの巻きひげが茶色く硬く枯れているか見る
- 次に、受粉日が分かるなら日数を確認する
- そのうえで、叩いた音が高いか低いかを参考にする
- 雨が続きそうなら、割れやすくなる前に早めに状態を見る
初心者さんほど、音だけで判断しようとすると迷いやすくなります。なので、ポコずでは巻きひげを主役にして、日数と音を補助にする見方がおすすめです。
熟しすぎると水っぽくなったり割れたりする
スイカは熟しすぎたからといって、すぐ食べられなくなるわけではありません。甘さが増すこともあります。
ただし、熟しすぎると実が割れたり、水っぽくなったり、粉っぽい食感になることがあります。

特に、乾燥が続いたあとに急な雨で水分を吸うと、スイカが割れやすくなることがあります。

梅雨明け後や真夏の晴天続きで土が乾いたあと、急に強い雨が降ると、実が一気に水分を吸って割れることがあります。
収穫サインがかなりそろっていて、これから雨が続きそうな時は、早めに収穫を考えるのも一つの判断です。
「もっと大きくしたい」と収穫を遅らせすぎるより、収穫サインがそろってきたら早めに確認してあげる方が安心です。

大きくしたい気持ちはあるけど、割れちゃったら悲しいね…。
そうだね。巻きひげが枯れて、日数も近くて、雨も続きそうなら、収穫を考えるタイミングだよ。
収穫前に玉返しをすると、色づきが整いやすい
スイカの実が大きくなってきたら、太陽の光がまんべんなく当たるように、時々向きを変える「玉返し」も役立ちます。
下になっている面に光が当たらないと、皮の色が薄くなったり、白い部分が多くなったりします。

やり方は、無理に一気にひっくり返さず、3〜4日ごとに少しずつ向きを変えるイメージです。

スイカのヘタはカボチャほど強くありません。持ち上げたり回したりする時は、ヘタやつるを傷めないようにやさしく扱いましょう。
玉返しは、収穫直前に一度だけ行うより、実が大きくなってきた頃から少しずつ行う方がきれいに整いやすいです。作業する時は、暑い昼間を避けて、朝や夕方の涼しい時間に行うと安心です。
スイカマットを使うと、固定と玉返しがしやすい
地植えでスイカを育てていると、丸い実を思った向きで固定するのが難しいことがあります。
そんな時は、スイカマットを使うと実を安定させやすくなります。

スイカマットは、地面との接触を減らし、湿気や害虫被害を防ぎやすくする助けにもなります。光が反射して、お尻側の色づきが整いやすいのもメリットです。
ただし、スイカマットを敷いたからといって、収穫時期そのものが早く分かるわけではありません。収穫判断は、あくまで巻きひげ・音・日数を中心に見てください。
スイカ収穫前にあわせて確認したい記事
収穫時期だけでなく、つるの管理やスイカ全体の育て方も確認しておくと、来年以降の栽培にもつながります。
まとめ|スイカの収穫は、巻きひげから順番に見る
スイカの収穫時期は、外から一発で分かるものではありません。だからこそ、巻きひげ・音・日数を組み合わせて見ることが大切です。
- 実の近くの巻きひげが茶色く硬く枯れているか見る
- 音は補助として確認する
- 受粉からの日数を目安にする
- 収穫前は玉返しやスイカマットで形と色づきを整える
- 熟しすぎ・急な雨による割れにも注意する
スイカの収穫は、迷って当然です。まず巻きひげを見て、音と日数を合わせて確認していきましょう。みなさんのスイカが、おいしいタイミングで収穫できますように。
























