スイカのつるが伸びてくると、どこを切ればいいのか、どのつるを残せばいいのか迷いやすいですよね。
しかも、スイカはつるを伸ばしっぱなしにすると、葉やつるばかり増えて、雌花や実の場所が分かりにくくなることがあります。
この記事では、スイカを大きく育てるために大切な親づる摘心・子づる4本・孫づる整理・摘果・人工受粉・追肥の流れを、初心者さんにも見て分かるようにまとめます。
スイカって、つるがどんどん伸びるけど、どれを切ってどれを残せばいいの?間違えて切ったら実がならなくなりそうでこわい…。
大丈夫だよ。全部を一気に覚えなくていいよ。まずは、親づる・子づる・孫づるの役割を分けて見ていこうね。
スイカは、親づるを摘心して子づるを伸ばし、その子づるに実をつけて育てます。
- 親づるは、葉が5枚くらいになったら先端を摘心する
- 子づるは、3〜4本を目安に残して伸ばす
- 孫づるは、混み合う前に小さいうちに整理する
- 実は、1株で多くても4つくらいを目安にする
- 雌花を見つけたら、晴れた日の朝に人工受粉する
つるを整理する目的は、切ること自体ではありません。雌花や実の場所を見やすくして、株の力を育てたい実へ届けることです。
この記事は、スイカのつる管理に絞って解説します
スイカの植え付けから収穫まで全体を知りたい方は、先に基本の育て方記事を見ると流れがつかみやすいです。
スイカを家庭菜園で栽培したい!プランターでもOK 甘いスイカの育て方|植え付け〜収穫まで この記事では、すでに植え付け後のスイカが伸びてきた頃に見る、つるの整理と実を育てる管理に絞ります。
スイカのつる管理で見る順番
- 親づるを摘心したか
- 子づるを3〜4本残しているか
- 孫づるが混み合っていないか
- 実を残しすぎていないか
- 雌花を見つけたら人工受粉できるか
- 追肥のタイミングが早すぎないか
この順番で見ると、何から手をつければいいか分かりやすくなります。
親づる摘心|葉が5枚くらいになったら先端を止める

スイカの苗を植えたばかりの頃は、中心に伸びるつるが1本あります。これが親づるです。
親づるは、葉が5枚くらいになった頃に先端を摘心します。親づるを止めることで、葉の付け根から子づるが伸びやすくなります。
この子づるが、スイカの実をつけていく大事なつるになります。
親づるを切る目的は、株を弱らせることではありません。子づるを育てるために、成長の向きを変えてあげる作業です。
子づるは3〜4本を目安に伸ばす

親づるを摘心すると、葉の付け根から子づるが伸びてきます。家庭菜園では、子づるを3〜4本くらい残して伸ばすと管理しやすいです。
子づるを伸ばしていくと、葉が7枚くらいついたあたりに、最初の雌花が咲くことがあります。さらにそこから葉が8枚くらい進むと、2番目の雌花が咲くことがあります。
農家さんでは2番目の雌花を大事に育てることもありますが、家庭菜園では着果のチャンスを逃すと実がつかないこともあります。
最初の雌花についた実は、形が少しいびつになることがあります。
ただ、スイカは着果そのものが難しい野菜です。大きく育っているなら、家庭菜園では無理に取らず、そのまま育てても大丈夫です。
実は残しすぎない|1株で多くても4つくらいが目安

スイカの実がたくさんつくと、うれしくて全部育てたくなりますよね。
ただし、実をたくさん残しすぎると、株の力が分散して、大きくなっても甘くなりにくいことがあります。
目安としては、1株で多くても4つくらい。1本の子づるに1つずつ残すイメージにすると、初心者さんでも判断しやすいです。
- 形がよく、ふくらみがしっかりしている実を残す
- 変形している実や小さいまま止まっている実は取る候補にする
- 1本のつるに実を残しすぎない
- 迷う時は、株全体の元気さも見て判断する
せっかく実がついたのに、取っちゃうのはもったいない気がする…。
その気持ち、すごく分かるよ。でも残しすぎると、1つ1つに力が届きにくくなるんだ。おいしく育てるために、残す実を選んであげようね。
孫づるは小さいうちに整理する

子づるを伸ばしていると、子づるの葉の付け根からさらに細いつるが出てきます。これが孫づるです。
孫づるをそのまま伸ばしすぎると、つる同士が絡まり、どこに雌花があるのか、どの実を育てているのか分かりにくくなります。
目安としては、孫づるが5cmくらいまでの小さいうちに整理します。大きく伸びて絡まっている場合は、無理に引きはがさず、根元から切って自然に枯れるのを待つと安心です。
- 無理に引っぱらない
- 子づるを折らないようにする
- 小さいうちにこまめに見る
- 雨が続いた後は混み合いを確認する
雌花と雄花は、花の根元で見分ける

スイカの人工受粉をするには、雌花と雄花を見分ける必要があります。
見分ける時は、花びらではなく花の根元を見ます。雌花は根元に小さなスイカのようなふくらみがあります。雄花には、そのふくらみがありません。
ゴーヤと同じように、花の根元を見ると判断しやすいです。
人工受粉は晴れた日の朝早くに行う

スイカは、受粉のチャンスが短い野菜です。雌花が咲いているのを見つけたら、晴れた日の朝早い時間に人工受粉をしてあげます。
目安は朝6時から8時頃まで。遅くても10時頃までには行うと、成功しやすくなります。
- 元気な雄花を摘む
- 花びらをそっと取って、おしべを出す
- 雌花の中心にある雌しべへ、やさしくこすりつける
- 受粉した日をメモしておく
作業自体は難しくありません。大事なのは、晴れた日のなるべく早い時間に行うことです。
水やりと追肥|乾燥気味に育て、追肥はタイミングを見る

スイカは湿気を嫌うので、地植えで雨が定期的に降っている場合は、水をあげすぎない方が元気に育つことがあります。
一方で、プランター栽培は水が切れやすいので、朝に水やりをして、夏場の高温時は夕方にも様子を見ます。
追肥の1回目は、子づるが1.5mくらいに伸びた頃、または1番目の雌花がついた頃が目安です。2回目は、実が野球ボールくらいになった頃に行います。
肥料はあげすぎると、つるや葉ばかり茂って花や実がつきにくくなることがあります。追肥は、株の様子を見ながら少なめから始めましょう。
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スイカの基本や、子づるの本数をもう少し詳しく見たい方は、こちらも参考にしてください。
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ウリ科野菜の水やりと追肥のタイミング|キュウリ・ゴーヤ・スイカ・メロンを元気に育てるコツ まとめ|スイカは、つるを整理すると実を育てやすくなる
スイカは、つるが伸びるほど管理が難しく見えます。でも、見る順番を分けると判断しやすくなります。
- 親づるは葉が5枚くらいで摘心する
- 子づるは3〜4本を目安に伸ばす
- 孫づるは小さいうちに整理する
- 実は1株で多くても4つくらいを目安にする
- 雌花を見つけたら晴れた日の朝に人工受粉する
- 追肥はつるの伸び方と実の大きさを見て行う
スイカは、つるが増えると一気に難しく見えるよね。でも、親づる・子づる・孫づるを分けて見れば大丈夫。育てたい実に力が届くように、少しずつ整えていこうね。
























