ジャガイモは、「育てやすい」と聞いていたのに…
育て方が悪かったのかしら?
ジャガイモには、
苦手な環境があるんですよ!
比較的育てやすい野菜と言われる、ジャガイモ。
でも、育ててみたら「小さい芋ばかり」という経験をした方も多いと思います。
ジャガイモは、土づくりと植え付けのちょっとした工夫で、収穫量が変わってくる野菜です。
そこで今回は、ジャガイモ栽培で失敗しやすい「土作り~植え付け」まで、初心者の方にも分かりやすく順を追って解説します!畑の方もプランターの方も、どちらでもそのまま使える内容です。ぜひ参考にしてみてください。
豆知識

ジャガイモは、じつは見た目よりずっとデリケートな野菜です。ジャガイモを大きく育てたいなら、最初にしたいのが「土づくり」です。
特にジャガイモが苦手なのが、「ジメジメ」とした環境…。
ジャガイモの原産地は乾いた気候である南米のチチカカ湖周辺と言われていて、実は「乾き気味の環境」でよく育つ野菜なんです。
ところが、日本の気候は高温多湿で雨も多く、土が水を含みやすい環境です。
このことを知らないまま育ててしまい、失敗する方も多くなります。
目指せ!大きなジャガイモ大収穫!!
ジャガイモに適した環境づくり

大きなジャガイモを育てる第一歩は、ジャガイモに適した環境づくりです。
畑の場合、畝を作って水はけをよくしてあげましょう。畝の高さは20cm程度からスタートして。あとから土寄せで高さを作っていくことがおすすめです。
そして、もう一つ大事なポイントが、耕す深さです。25〜30cmを目安にしっかりと耕しておきましょう。
プランターの場合、容器は深さ30cm以上あるものがおすすめです。さらに、鉢底石をしっかり敷いて水はけをよくしてあげましょうね。
ジャガイモに適した環境づくりで、
失敗を減らせますよ!
ジャガイモを植え付ける間隔

新しくできるジャガイモは、株を中心として広い範囲に広がります。
そのため、畝が狭すぎたり株間が詰まりすぎたりすると、芋が育つスペースが足りなくなることに…。
植え付けの間隔は、株と株の間を30センチ前後にすることがおすすめ!
ポイントは、あとから土寄せできる“余白”を最初から作っておくこと。畝の横や通路に少し余裕を持たせて、あとで株元に土を寄せてあげます。これだけで芋の数も大きさもかなり変わってきますよ。
株間が狭いと芋が小さくなって、
収穫量も減ってしまいます。
ジャガイモ栽培の石灰について

ジャガイモは、pH5.0〜6.0の弱酸性の土で栽培することがおすすめです。
でも、石灰を入れすぎて土がアルカリ寄りになってしまうと、「そうか病」が出やすくなります。
そのため、ジャガイモ栽培の際には、「とりあえず石灰」はやらない方が安全です。
もし石灰による酸度調整が必要な場合は、様子を見ながら少しずつ施すことがおすすめです。
さらに、鶏ふんの使い方にも注意が必要です。使い方によっては土がアルカリ寄りになってしまうので、鶏ふんを石灰と同じタイミングで使うことは避けましょう。
プランターで栽培する場合、市販の野菜用培養土は最初からpHの調整がされていることが多いので、そのままスタートして大丈夫です。
簡易のpH測定で確認することもおすすめです!
※簡易のpH測定機のアフィリエイトをいれたらどうでしょうか?
ジャガイモの元肥について

ジャガイモは、やや痩せた土で育てた方が芋がしっかり太りやすいと言われています。
肥料が多すぎると地上の葉っぱや茎ばかりが元気になってしまって、「肝心の芋が太らない」ということが起こります。
すでに他の野菜を育てていた畑やプランターの場合、無理に元肥を入れなくても大丈夫なことが多いです。
また、芽が出てすぐの時期のジャガイモは、種芋の中にある栄養を使って成長します。肥料を吸い始めるのは、本葉がしっかり伸び始めてからです。
ジャガイモの元肥として肥料を施す場合は、ゆっくりと効き始める遅効性の肥料を使うことがおすすめです。
ジャガイモは、
肥料をたくさん入れれば大きくなる野菜ではありませんよ。
ジャガイモ栽培にマルチは必要?

マルチを使うと 地温が上がりやすくなるので、早く植えられて早く収穫できるようになります。
早く収穫できれば、そのあとに別の野菜を植えられるということに!さらに、雑草が生えにくくなるというメリットも!
でも、地温が上がりすぎることがデメリットです。春以降の気温が上がってくるタイミングでは、マルチの中は高温になることが…。
その結果、「植えた種イモが腐りやすくなる」「芋の中に空洞ができやすくなる」「収穫後の食味や保存性が落ちる」といったトラブルが起きやすくなります。
早採りでない場合、
無理にマルチを使う必要はないですよ。
ジャガイモは種イモを切って使う

大きい種イモを丸ごと植えても、1株の収穫量が劇的に増えるわけではありません。
それなら、種イモを適切な大きさに切って株数を増やした方がお得ですよね。
また、種イモを丸ごと植えると芽が出すぎてしまい、あとで芽かきをするのが大変になってきます。
切り分け方る種イモの大きさは、切ったあとの1切れが30〜50gくらい。このくらいの大きさがあれば、植え付け後に必要な栄養を補えます。
そしてもう一つ大事なポイントが、「2つ以上」芽を残すようにカットすること。
種芋に芽が1つしかないと、折れたり正常に成長しなかったりした場合、リカバリーできないんです。
50g未満の小さい種芋は、
切らずにそのまま使っても大丈夫ですよ。
ジャガイモを切るタイミング

ジャガイモの種イモを切るタイミングは、植え付けの3〜5日ほど前がおすすめ!
切った直後の切り口は、まだ生傷の状態です。土の中の菌が付いてしまうと傷みやすくなるので、切り口を乾かようにしましょう。
やり方は簡単です。切った種イモを半日陰で風通しのいい場所に置いて、2〜3日ほど切り口を乾かします。切り口がカサッと乾いてきたらOKです。
すぐに植えたい場合は、
切り口に草木灰をうっすらと付けてくださいね。
ジャガイモを植える深さ

ズバリ!ポコずチャンネル的におすすめのジャガイモを植える深さは「7〜10cm」です。ここで言う深さは、種イモの底から土の表面までの距離のことです。
ちなみに、浅すぎてしまうと芽は早く出ますが、土の中に伸びる茎の部分が短くなり、芋ができるスペースが減ってしまいます。
逆に、深すぎてしまうと芽が出るのに時間がかかってしまい、勢いの弱い芽は途中で止まってしまうこともあります。
浅すぎず深すぎない
「7〜10cm」がちょうどいいですよ。
まとめ
今回は、ジャガイモ栽培で失敗しやすい「土作り~植え付け」までについて解説してきました。以前の記事や今までのYouTube動画を見返してもらえると、より理解が深まると思います。
さらに、下にある動画ではこの内容を詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。大きなジャガイモをたくさん収穫できるよう、これからも一緒に家庭菜園を楽しんでいきましょうね!























