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家庭菜園の育苗ポットの選び方!丈夫な苗が育つ育苗ポット・セルトレーの選び方|種類とサイズ

丈夫な苗が育つ育苗ポット・セルトレーの選び方を伝えるアイキャッチ

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ポコ3号
ポコ3号

種から苗を育てたいけど、黒いポットと穴がたくさんあるトレーは何が違うの? 大きい容器の方が丈夫に育つのかな?

ポコ2号
ポコ2号

まず「何株育てるか」と「植え替える時に根を触りたくないか」を考えよう♪ 数株ならポット、たくさん育てるならセルトレーが分かりやすいよ。

育苗容器は、名前を全部覚える必要はありません。容器によって変わるのは、1株に使える土の量、一度に育てられる苗の数、水切れの早さ、植え替える時の手間です。

この記事では、育てる苗の数・植え替えの負担・発芽までの管理から、自宅に合う育苗ポットやセルトレーを選べるように紹介します。

まず結論|育てる数と手間から選ぼう

育てる苗の数でポリポットとセルトレーを選ぶ図
数株を1株ずつ育てるならポリポット、多くの苗をまとめて育てるならセルトレーが基本です。
今の希望商品・タイプ
数株を1株ずつ育てたいDAIM 黒ポリポット 9cm
多くの苗を省スペースで育てたいタキイ 根巻防止セルトレイ 72穴
苗を抜かず、ポットごと植えたいサカタ ジフィーポット 5.5cm
発芽までの乾燥や寒さを抑えたいDAIM 種まきハウス
土を量って詰める手間を減らしたいサカタ ジフィーセブン 30mm
ポコず
ポコず

大きい容器が一番とは限りません。育てる数と、次に鉢上げするか・そのまま畑へ植えるかを先に決めましょう!

育苗ポットを買わなくてもよい場合

苗を1~2株だけ育てるなら、園芸店で元気な苗を買う方が、種・土・容器をそろえるより手軽な場合があります。ダイコンやニンジンのように植え替えを嫌う野菜は、育苗せず、畑やプランターへ直接種をまくのが基本です。

今は買い足さなくてもよい人

  • 育てたい苗が1~2株で、購入苗から始める
  • 直まきが基本の野菜だけを育てる
  • 清潔な再利用容器があり、底穴と受皿を用意できる

種から複数の苗を育てたい、室内で発芽を待ちたい、根を傷めず植え替えたい方には、専用の育苗容器を選ぶ意味があります。

ポットとセルトレーは、育てられる数と土の量が違う

育苗ポットへ種をまく実写
1株ずつのポットは土量を確保しやすく、苗ごとに移動や管理ができます。

ポリポットは、1つの容器で1株を育てます。セルトレーより土が多いため水切れを起こしにくく、トマトやナスなどを定植まで少し長く育てたい時に向きます。

セルトレーは、小さな区画を一枚へ並べた容器です。同じ場所で多くの苗を育てられますが、1セルの土が少ないため乾きやすく、苗が大きくなったら鉢上げや定植が必要です。

比べることポリポットセルトレー
育てやすい数数株~少数多くの苗
1株の土量多い少ない
乾きやすさ比較的ゆるやか早め
向く使い方1株ずつ定植まで育てる発芽・小苗をまとめて育てる

数株の野菜苗を1株ずつ育てたい

トマトやナスなどを数株だけ育てるのに、72穴のトレーを用意すると、使わない穴が多くなり、毎日の水分確認も増えます。1株ずつ分けられるポリポットなら、育ち方に合わせて置き場所を変えやすくなります。

基本の容器を少量から使う|DAIM 黒ポリポット 9cm・20個入

DAIM 黒ポリポット 9cm 20個入の商品画像
DAIM 黒ポリポット 9cm 20個入

DAIM 黒ポリポット 9cm・20個入は、育苗ポットを初めて用意し、数種類の野菜を少しずつ育てたい方に合います。1鉢1株で管理でき、苗ごとに日当たりや水やりを調整できます。

9cmは、発芽したばかりの小苗よりも、定植まで少し育てたいトマト・ナスなどに使いやすい大きさです。苗が小さいうちは水を一度にたくさん与えず、土の表面と鉢の軽さを確認します。

合う人:トマトやナスなどを数株ずつ、1鉢1株で育てたい方。
注意点:定植時は苗をポットから抜きます。葉物苗を何十株も育てると場所を取ります。

多くの苗を、限られた場所でまとめて育てたい

セルトレーで多数の苗を育てる実写
セルトレーなら、多くの苗を同じ場所でそろえて管理できます。

葉物、玉ねぎ、花苗などを多く育てる時に、ポットを何十個も並べると、土と置き場所が多く必要です。セルトレーなら、一枚の中で苗を分けながら省スペースで管理できます。

根巻きを抑えながら72株を管理|タキイ 根巻防止セルトレイ72穴・3枚組

タキイ 根巻防止セルトレイ 72穴 3枚組の商品画像
タキイ 根巻防止セルトレイ 72穴 3枚組

タキイ 根巻防止セルトレイ72穴は、たくさんの苗をそろえて育てたい方に合います。1セルの口径は約40mm、深さは約50mmで、72区画を一枚で管理できます。

セル内で根がぐるぐる回りにくい形になっているため、定植時の根傷みを抑えたい場面にも向きます。72穴すべてへ種をまく必要はありません。必要な株数に、発芽しない分を少し足して使えば大丈夫です。

合う人:葉物や玉ねぎなど、多くの小苗を省スペースで育てたい方。
注意点:1セルの土が少ないため、ポリポットより乾燥を見落としやすくなります。2~3株だけなら余りやすい商品です。

苗を抜く時に根を傷めたくない

普通のポリポットは、定植前に容器から苗を抜きます。根鉢が崩れたり、苗を強く引っ張ったりするのが心配な方は、ポットごと植えられるタイプが候補です。

ポットごと植えられる|サカタのタネ ジフィーポット5.5cm・40個入

ジフィーポットをポットごと植え、根を傷めにくくする使い方
ジフィーポットは苗を容器から抜かず、ポットごと植えられます。
サカタのタネ ジフィーポット 丸型5.5cm 40個入の商品画像
サカタのタネ ジフィーポット 丸型5.5cm 40個入

ジフィーポット5.5cm・40個入は、土になる天然素材のポットです。苗を抜かず、そのまま植えられるため、根鉢を崩す作業を減らせます。

5.5cmの容量は約90mLです。小苗を育てる大きさなので、定植まで長く育てる野菜では、根や葉の育ちを見ながら早めに植え付けます。植える時はポット全体が土に隠れるようにし、ふちを地上へ出しすぎないようにします。

合う人:苗をポットから抜く作業が不安で、根をなるべく触らず植えたい方。
注意点:普通の黒ポットより単価は上がります。小さいため、育苗期間が長い野菜には早めの定植が必要です。

室内で、発芽までの乾燥や寒さを抑えたい

種をまいた直後は、土を乾かしすぎないことが大切です。ただし、受皿・育苗ポット・透明カバーを別々にそろえると、自宅の置き場所へ合うか分かりにくくなります。

カバー・受皿・18穴をまとめて用意|DAIM 種まきハウス

DAIM種まきハウスの透明カバー・育苗ポット・受皿と本体寸法
透明カバー、9穴トレー2個、受皿が一つに収まります。大きさは約44.5×23cmです。
DAIM 種まきハウス 9穴トレー2個・透明カバー・受皿付の商品画像
DAIM 種まきハウス 9穴トレー2個・透明カバー・受皿付

DAIM 種まきハウスは、透明カバー、9穴トレー2個、受皿を一度に用意したい方に合います。カバーで発芽前の乾燥や冷えを和らげ、室内でまとまりよく管理できます。

カバーは、ずっと付けたままにする道具ではありません。芽が出たらカバーを外し、明るい場所へ移して風を通します。閉めたままでは蒸れや徒長につながるため、発芽を確認したら管理を切り替えます。

合う人:室内で発芽を待ち、容器・受皿・カバーをまとめて始めたい方。
注意点:本体は約44.5×23cmです。置き場所を測り、発芽後にカバーを外せる環境も確認します。

土を量って詰める作業を減らしたい

ポットを何個も並べ、少量ずつ土を入れる作業が大変な方は、水を吸わせると育苗用の土ポットになるタイプを選べます。

水で膨らませて種をまく|サカタのタネ ジフィーセブン30mm・48個入

ジフィーセブンが吸水前の薄い状態から水を含んで膨らむ様子
水を吸わせる前は薄く、吸水後は種をまける培養土ポットになります。
サカタのタネ ジフィーセブン 30mm 48個入の商品画像
サカタのタネ ジフィーセブン 30mm 48個入

ジフィーセブン30mm・48個入は、水を吸わせるだけで培養土ポットになります。土を選び、量って容器へ詰める作業を減らせます。初期生育肥料入り、pH調整済みです。

芽が育ったら土ポットごと植えられるため、根を傷めにくい点も特徴です。30mmは小苗向けなので、定植まで時間がかかる野菜は、大きくなったら次の容器へ鉢上げします。

合う人:土を用意して詰める作業を減らし、少量ずつ種まきを始めたい方。
注意点:48個すべてを一度に使う必要はありません。育苗期間が長い野菜は、途中の鉢上げが必要です。

サイズは、野菜名だけでなく育てる期間から決める

同じ野菜でも、発芽したらすぐ畑へ植えるのか、暖かくなるまで室内で育てるのかによって、必要な土量が変わります。サイズは「大きいほどよい」ではなく、次の作業まで苗が無理なく育つ大きさを選びます。

大きさ・タイプ使う場面確認すること
6cm前後発芽後の小苗・短期間の育苗乾きと根詰まりを早めに確認
7.5~9cm前後トマト・ナスなどを定植まで育てる置き場所と土量が増える
セルトレー多くの苗を発芽から小苗まで育てる穴数が多いほど1セルは小さい

種袋や栽培記事に「本葉○枚で定植」「鉢上げ」と書かれている場合は、その時期も確認します。苗が容器より大きくなり、根が回りすぎる前に次の鉢や畑へ移します。

種をまく前に、3つだけ確認しよう

  1. 育てたい株数に、発芽しない分を少し足して容器数を決める
  2. 底穴から水が抜け、受皿を置ける場所を用意する
  3. 発芽後に鉢上げするか、そのまま定植するか決める

育苗ポットへ入れる土は、庭土をそのまま使うより、種まき用土や清潔な培養土が扱いやすくなります。水を含ませてから容器へ入れ、種袋に書かれた深さへ種をまきます。

5商品を、自分の育て方でもう一度比べよう

商品合う人買う前の確認
黒ポリポット9cm数株を1株ずつ育てる定植時に苗を抜く
根巻防止セルトレイ72穴多くの小苗をまとめる乾きやすさを確認
ジフィーポット5.5cmポットごと植える小苗向けの大きさ
種まきハウス発芽までカバーで管理発芽後はカバーを外す
ジフィーセブン30mm土詰めを省く長期育苗は鉢上げ
ポコず
ポコず

迷ったら、まず育てる苗の数を決めてね。数株ならポット、多く育てるならセルトレー。そこから「根を触らない」「発芽を管理する」「土詰めを省く」を足すと選びやすいよ♪

まとめ|育てる数と次の植え替えから選べば迷いにくい

育苗容器選びの最終確認

  • 数株を1株ずつ育てるなら、9cm前後のポリポット
  • 多くの苗を省スペースで育てるなら、セルトレー
  • 根を触らず植えたいなら、土に還るポット
  • 発芽までの乾燥・寒さが心配なら、透明カバー付き
  • 土を詰める作業を減らすなら、水で膨らむ土ポット

丈夫な苗を育てるには、容器だけでなく、日当たり・水分・育てる期間も大切です。最初から一番大きな容器を選ぶより、苗の数と、次にいつ植え替えるかに合う容器を選ぶと管理しやすくなります。

発芽後に苗が細く倒れる場合は、容器を大きくする前に、日当たり、水の量、苗の間隔も確認してください。

商品仕様の確認先

おかげさまで重版が決定しました!

家庭菜園で迷った時の1冊

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
家庭菜園は、 「ちゃんとやっているつもりなのに、うまくいかない」
そんな場面が意外と多いものです。

ポコずチャンネルの家庭菜園の本 表紙

この本は、
「上手に育てる方法」よりも、
「失敗しにくくする考え方」を
大切にまとめました。

ポコずチャンネル(このサイトの運営者)が、実体験の失敗と成功をもとにまとめた家庭菜園の教科書です。初心者の方や狭い場所でも、安心して育てられるようトマト・ナス・ピーマン・ブロッコリーなど定番野菜・38種類を紹介しています。

写真とイラストで分かりやすく、植え付けカレンダー付き。迷った時に「答えが見つかるように」と思いを込めて作った1冊です。

読んでくださったみなさん、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。

いつもポコずを応援してくださり、ありがとうございます♪
感謝を込めて
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