ジャガイモの育て方

秋ジャガイモの収穫時期|霜の前に掘る?葉が枯れない時の判断と保存

秋ジャガイモの収穫時期と霜前の判断を紹介するアイキャッチ

秋ジャガイモを育てていると、寒くなるころに迷うのが収穫のタイミングです。

「葉が黄色くなってきたけれど、もう掘っていいの?」

「霜の予報が出たのに、まだ葉が青い……」

そんな時は、日付だけで決めず、葉の様子・これからの天気・試し掘りしたイモの3つを見て判断しましょう。

この記事では、収穫を待つ株と掘ってよい株の違いから、傷を付けにくい掘り方、収穫後の乾燥・保存まで順番に紹介します。

まず結論
  • 葉が半分以上黄色く枯れ、茎も倒れてきたら収穫のサイン。
  • 葉がまだ青くても、強い冷え込みや長雨が近い時は1株だけ試し掘り。
  • 土が乾いた日に掘り、洗わず表面を乾かしてから保存する。

秋ジャガイモの収穫は、葉・天気・試し掘りで決める

葉が半分以上枯れてきたら、掘り時です

秋ジャガイモは、地域によって11月から12月ごろに収穫を迎えます。植え付けから約90~100日もひとつの目安ですが、最後は目の前の株を見て決めましょう。

葉が青々として元気なら、土の中のイモはまだ太っている途中です。葉の一部が黄色くなっただけで、急いで全部掘る必要はありません。

葉の半分以上が黄色く枯れ、茎も倒れてきたころが、分かりやすい収穫サインです。

元気な緑のジャガイモの株
葉が元気な間は、寒さや長雨の心配がなければもう少し待てます。
秋ジャガイモの収穫を待つ・試し掘り・収穫の3つに分ける図
葉だけで迷ったら、次の天気も一緒に見てみましょう。

約90~100日は、補助の目安にしよう

植え付け日が分かる方は、そこから何日たったかも確認してみてください。

ただし、同じ日に植えても、地域・品種・気温によって育ち方は変わります。カレンダーが100日になったからと、葉が元気な株を必ず掘るという意味ではありません。

植え付けから約90から100日は補助目安と示す図
日数は確認材料のひとつ。葉と天気を見て、最後は試し掘りで確かめます。

霜の前に掘る?葉がまだ青い時の判断

霜予報だけで、元気な株をすぐ全部掘らなくて大丈夫

秋ジャガイモは、寒くなる時期と収穫が重なります。

軽い霜で葉が傷んでも、土の中のイモまで、すぐ全部だめになるとは限りません。葉が元気で、植え付けからの日数も短く、まだ穏やかな天気が続くなら、様子を見る選択もできます。

一方で、霜で地上部が枯れた後は、待ち続けても大きな肥大は期待しにくくなります。凍るほどの冷え込みや、長雨で土が湿った状態が続く前に、掘れる日を考えましょう。

ポコ妻

葉がまだ緑だから、掘るのがもったいない気がするなあ。

ポコ夫

迷ったら、全部ではなく1株だけ掘ってみよう。イモの大きさと皮を見れば決めやすいよ♪

迷ったら、晴れ間に1株だけ試し掘り

葉が枯れない時や、寒さが近づいている時は、畑の端の1株を試し掘りします。

ジャガイモを1株掘り上げて大きさを確認している実写
1株だけ確認すれば、残りを掘るか待つか判断しやすくなります。

見るポイントは2つです。

  1. 食べたい大きさまで育っているか。
  2. 表面を指で軽くこすっても、皮が簡単にはがれないか。

イモがまだ小さく、皮も薄くてすぐむけるなら、寒さや雨の心配がなければ土を戻してもう少し待てます。十分な大きさで皮もしっかりしていれば、収穫へ進みましょう。

ポコずポイント

迷った時は、全部掘る前に1株だけ確認してみましょう。

収穫日は、土が乾いた晴れ間を選びましょう

雨の直後は避け、土がほぐれる日に

収穫は、晴れが続いて土が乾いた日がおすすめです。

湿った土ではイモへ泥が付きやすく、掘る時にも傷を付けやすくなります。雨の翌日に急いで掘るより、天気予報を見て、土がほぐれる日を選びましょう。

ただし、長雨や強い冷え込みが迫っている時は、完璧な晴天を何日も待つ必要はありません。掘りやすい晴れ間を見つけて進めてくださいね。

株元から少し離れた場所へ道具を入れる

スコップやフォークを株元ぎりぎりへ差すと、育ったイモを傷付けることがあります。

株元から少し離してフォークを入れる収穫図
株の外側から土ごと持ち上げると、イモを刺しにくくなります。
  1. 茎葉をまとめ、株の広がりを確認する。
  2. 株元から少し離れた場所へ道具を入れる。
  3. 土ごとゆっくり持ち上げる。
  4. 茎を抜いた後も、土の中へ残ったイモがないか手で探す。
土の中で株についたジャガイモ
イモは株元の土の中へ広がっています。茎の真下だけでなく、周りも確認しましょう。

プランターや袋栽培なら、広げたシートの上へ土をあけると、小さなイモも見つけやすくなります。

掘った後は、洗わず「乾かす・分ける・しまう」

1.土を軽く払い、日陰で表面を乾かす

収穫したイモは、その場で水洗いしません。大きな土だけを軽く払い、風通しのよい日陰へ薄く広げます。

長時間、強い日光へ当てると緑色になる原因になります。表面の湿りが取れたら、次の選別へ進みましょう。

2.傷の有無を見て3つに分ける

収穫したジャガイモを保存用・早く食べる・食用にしないへ分ける図
全部を同じ箱へ入れず、傷や色を見て分けます。
  • 保存用:傷がなく、表面が乾いたイモ。
  • 早めに食べる:掘り傷や割れがあるイモ。
  • 食用にしない:緑色になったイモ、腐敗臭や強い傷みがあるイモ。

傷付いたイモを保存箱へ混ぜると、傷みが広がることがあります。掘る時に付いた小さな傷も見落とさず、先に使う分へ分けておきましょう。

3.暗く、涼しく、風通しのよい場所へ

保存するイモは、紙袋や段ボールへ入れ、光が当たらない場所へ置きます。

秋ジャガイモを洗わず乾かして暗い場所へ保存する3ステップ
収穫後は「洗わない・日陰で乾かす・暗く涼しい場所へ」の順です。

ビニール袋へ密封したり、たくさん積み重ねたりすると蒸れやすくなります。凍るほど寒い場所も避け、時々中を見て、柔らかくなったイモや傷んだイモがあれば取り出してください。

ポコ妻

掘ったら、きれいに洗ってからしまうと思っていたよ。

ポコ夫

保存する分は洗わず、表面を乾かしてから暗い場所へしまおうね♪

秋ジャガイモの作業を、今の株に合わせて確認

まとめ|迷ったら、晴れ間に1株だけ確認しよう

秋ジャガイモの収穫は、日付だけではなく、葉・天気・イモの状態を見て決めます。

  • 葉が半分以上黄色く枯れ、茎も倒れてきたら収穫のサイン。
  • 葉がまだ青くても、寒さや長雨が近い時は1株だけ試し掘り。
  • 土が乾いた日に、株の外側から道具を入れて掘る。
  • 収穫後は洗わず表面を乾かし、傷の有無を見て分ける。
  • 暗く、涼しく、風通しのよい場所で保存する。

全部を一度に掘るか迷った時こそ、まずは1株だけ。育ったイモを確認して、秋の収穫を楽しみましょう♪

ポコずポイント

葉と天気を見ながら、掘りやすい晴れ間に収穫しましょう。

参考資料

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