昨日まできれいだった小松菜が、急に穴だらけになってる!もう抜いた方がいいの?
すぐ全部抜かなくて大丈夫。まずは葉裏・中心・株元を順番に確認しましょう。
小松菜は生育が早く、プランターでも育てやすい一方、やわらかい葉は虫にも狙われやすい野菜です。葉に穴を見つけると「このまま育つの?」「防虫ネットを掛けたのに、どうして?」と心配になりますよね。
でも、すぐに全部抜く必要はありません。まずは葉の表裏・中心・株元を確認し、虫や卵を取り除いてから、侵入経路をふさぐことが大切です。
- 葉の表・裏・中心・株元を見る
- 虫、卵、フン、食べ跡を探す
- 見つけた虫や卵を取り除く
- ひどく傷んだ葉だけ整理する
- 中を確認してから防虫ネットを掛け直す

小松菜が虫食いになる主な原因
小松菜はアブラナ科の野菜です。アオムシ、コナガ、カブラハバチ、ヨトウムシ類、キスジノミハムシ、アブラムシ類など、複数の害虫が付くことがあります。
同じような穴でも原因となる虫は一つとは限りません。穴の形だけで断定せず、虫の姿、フン、卵、被害が増える時間帯も合わせて確認しましょう。
アオムシ
モンシロチョウの幼虫です。葉と似た緑色で見落としやすく、成長すると葉を大きく不規則に食べます。葉の表裏だけでなく、中心の若い葉も確認します。
コナガ
小さな緑色の幼虫で、葉裏に潜んでいることがあります。若い幼虫の被害では、葉の表皮を薄く残すような食べ跡が見られることもあります。
カブラハバチ
黒っぽい幼虫が集まって葉を食べることがあります。葉裏や葉の縁にいると見落としやすいので注意します。
ヨトウムシ類
大きくなると昼間は株元や土の浅い場所へ隠れ、夜に食べることがあります。日中に虫が見つからないのに被害が増える時は、夕方から夜と株元を確認します。
キスジノミハムシ
小さな黒い甲虫で、子葉や本葉に小さな丸い穴を多数あけます。近づくと跳ねるため、虫の姿を確認しにくいことがあります。
アブラムシ類
葉に大きな穴をあける虫ではありませんが、新芽や葉裏に集まって汁を吸います。葉の縮れ、べたつき、アリが集まる様子も確認します。
葉の穴から、次に見る場所を絞ろう
食べ跡は、犯人を断定する答えではなく、探す場所を決める手がかりです。

小さな丸い穴がたくさんある
キスジノミハムシなどの可能性があります。葉をそっと見ながら、小さく跳ねる黒い虫がいないか確認します。
葉が不規則に大きく食べられている
アオムシ、コナガ、カブラハバチ、ヨトウムシ類などを疑います。葉裏、葉の付け根、中心の重なった部分まで見てください。
新芽や中心部分が傷んでいる
小松菜は中心から新しい葉を伸ばします。成長点の周りに虫やフンがないか、葉を傷めないようにそっと開いて確認します。
虫が見つからないのに毎日被害が増える
夕方から夜に活動する虫や、昼間に株元へ隠れる虫の可能性があります。暗くなってから懐中電灯で見るか、早朝に株元と土の表面を確認します。
小松菜の虫食いを止める5つの対策
1.葉裏・中心・株元まで確認する
葉の表面だけを眺めても虫が見つからないことがあります。葉の表、葉の裏、葉が重なる中心、葉柄の付け根、株元と土の表面、プランターの縁とネットの内側まで順番に見ます。

葉を強く引っ張らず、片手で支えながら裏返します。小さな卵、粒状のフン、糸のようなものも手がかりです。
2.見つけた虫と卵を取り除く
家庭菜園の小さなプランターなら、見つけた虫や卵をピンセットや手袋で取り除く方法が分かりやすい対策です。取り逃しに備え、その日だけで終わらず数日は朝や夕方に確認を続けます。

3.ひどく傷んだ葉を整理する
少し穴が開いただけの葉まで、すべて取る必要はありません。緑の部分が多い葉は光合成をして株の生長を支えます。ほとんど食べられた葉、腐敗やカビのある葉だけを清潔なハサミで付け根から整理します。
4.プランター周辺と雑草も確認する
プランターの縁、鉢底周辺、近くの雑草が虫の隠れ場所になることがあります。枯れ葉や混み合った雑草を整理します。ただし、土を何度も深く掘り返して細い根を傷めないようにしましょう。
5.防虫ネットを隙間なく掛け直す
虫と卵を確認してから、支柱を使って防虫ネットを掛けます。葉がネットへ触れ続けないよう空間を作り、すそと両端を土、留め具、クリップなどで閉じます。

穴を見つけたら、すぐネットを掛ければいいの?
先に中を確認しましょう。虫がいるまま覆うと、ネット内で食害が続くことがあります。
防虫ネットをしているのに食べられる5つの原因
- 掛ける前から虫や卵が付いていた
- すそや端に隙間がある
- 水やりや間引きで開けた時に虫が入った
- 葉がネットへ触れ、外側から産卵や食害を受けた
- 網目より小さな虫が入り込んだ

網目が細かいほど侵入を抑えやすくなりますが、通気性や扱いやすさも変わります。商品表示を確認し、防ぎたい虫と栽培時期に合うものを選びましょう。
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葉に穴があるだけで、必ず食べられないとは限りません。ただし、家庭菜園では次の点を一株ずつ確認します。
- 虫、卵、フンが残っていないか
- 腐敗、ぬめり、カビ、異臭がないか
- 病気と思われる変色が広がっていないか
- 使用した農薬の収穫前日数を守っているか
状態に問題がなければ、葉を一枚ずつ分け、流水で葉裏や付け根までよく洗います。判断に迷うほど傷んでいるものは無理に食べないでください。

農薬を使った場合は「自然由来」「家庭園芸用」といった印象だけで判断せず、小松菜への登録、対象害虫、希釈倍率、使用回数、収穫前日数を商品ラベルで確認します。
チンゲン菜や水菜にも同じ対策が使える?
チンゲン菜、水菜、カブ、ラディッシュ、白菜など、小松菜と同じアブラナ科の野菜には共通して発生する害虫があります。葉裏を確認し、早い時期から防虫ネットで守る基本は応用できます。
ただし、野菜の種類や栽培時期によって付きやすい害虫や使用できる農薬は変わります。ほうれん草やレタスを含む「葉物野菜すべて」へ同じ方法をそのまま当てはめないようにしましょう。
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- 種まき直後から防虫ネットを掛ける
- ネットを掛ける前に土と周辺を確認する
- すそと端に隙間を作らない
- 葉が混み合う前に間引く
- 水やりや間引きで開けた後はすぐ閉じる
- 葉裏と中心を短時間でも定期的に見る

害虫対策は、被害が大きくなってから一度に行うより、小さな変化を早く見つける方が負担を減らせます。
よくある質問
小さな穴が少しあるだけなら、葉を取るべきですか?
穴が少なく、緑色の部分が多く残っているなら、すぐに全部取る必要はありません。まず虫が残っていないか確認し、その後の被害が増えるか観察します。
虫が見つからない時はどうすればよいですか?
葉裏、中心、葉柄の付け根、株元、土の表面まで確認します。日中に見つからなければ、夕方から夜、または早朝にも見てください。
防虫ネットは被害が出てからでも使えますか?
使えます。ただし、先にネットの中へ入る部分を確認し、虫や卵を取り除きます。掛けた後も数日は食害が増えていないか観察します。
防虫ネットの網目は細かいほどよいですか?
細かい網目は小さな虫の侵入を抑えやすい一方、風通しや価格、扱いやすさも変わります。防ぎたい虫と商品表示を確認し、すそや端を閉じることも忘れないでください。
虫食いがひどい株は、抜いてまき直した方がよいですか?
中心の新芽が残り、株が生長しているなら回復できる場合があります。成長点まで失われ、被害が広がり続けている場合は、栽培時期と残り日数を確認してまき直しも検討します。
小松菜の育て方まとめ|種まきから収穫・再生栽培まで完全ガイド【初心者OK】まとめ|見つける・取り除く・入れないの順で守ろう
小松菜の葉に穴を見つけても、すぐに諦める必要はありません。葉裏・中心・株元まで確認し、虫と卵を取り除き、ひどく傷んだ葉だけを整理してから、防虫ネットを隙間なく掛け直すのが基本です。
その後も短時間の観察を続け、小さな食べ跡のうちに対応しましょう。
葉に穴があっても、見る順番が分かれば慌てなくて大丈夫。まずは葉裏から確認してみましょう!
























