ラディッシュ

ラディッシュの間引きはいつ?丸く育てる株間と土寄せのやり方

ラディッシュを大きく育てるために大事なことを紹介するアイキャッチ
ポコ妻

芽がぎっしり! 全部残せば、たくさん採れそう♪

ポコ夫

実は、ぎっしり残すと根が太りにくいんだ。丸く育てる株を選ぼう♪

芽がたくさん出るとうれしい反面、間引くのはもったいなく感じますよね。動画でも、株間を狭くしたまま育てて、ラディッシュが太らなかった失敗を紹介しています。

間引きは、残した株へ光と場所を渡す作業。この記事では、いつ・どの苗を残し・何cm空けるかを今の葉の姿から判断し、最後に土寄せで苗を支えるところまで紹介します。

まず結論

双葉が開いて混み合ったら、1回目の間引きで約3cmへ。本葉が2~4枚になったら、2回目で最終5~6cmに広げます。苗を残しすぎず、根が丸く太るための場所をつくりましょう。

間引いた後は、緩んだ土を株元へそっと寄せます。残した苗がぐらつきにくくなります。

品種によって適した株間が異なるので、種袋に指定があれば、その表示を優先してください。

ラディッシュの間引きはいつ?1回目・2回目の早見表

段階苗を見るポイント株間の目安
1回目双葉が開き、隣の葉が触れ始めた頃約3cm
2回目本葉が2~4枚になり、再び葉が混み合う頃5~6cm

どちらも間引いた直後は、抜いた場所の緩んだ土を株元へそっと戻し、残した苗を支えます。

ラディッシュの1回目と2回目の間引き株間を比べる図
基本の2回を見比べる目安。種袋の株間表示が異なる場合は、育てている品種に合わせてください。

「双葉」は、発芽して最初に開く丸みのある2枚の葉。その後、中央から出てくるラディッシュらしい形の葉が「本葉」です。何日目かだけで決めず、自分の苗がどちらの段階かを見ましょう。

ラディッシュの双葉の間から出てきた本葉
手前の大きな2枚が双葉、中央の小さなギザギザした葉が本葉。葉を見分ける時の参考にしてください。

小さな苗を一度に最終株間まで減らす必要はありません。まず混み合いをほどき、葉が育ってから残す株を選び直すと、元気な苗を見分けやすくなります。

間引かないとどうなる?「もったいない」が根を育てにくくする

「芽がたくさんある方が、たくさん収穫できそう」と思いますよね。でも、葉が重なるほど残すと、苗同士で光を遮り合い、風も通りにくくなります。

さらに、株間が狭いと、根が丸く太る場所も足りません。収穫してみたら細いまま……とならないよう、数を残すより、残した株が育つ場所をつくることを優先しましょう。土の硬さや大きな石なども生育に関わるので、間引きだけで必ず丸くなるとは限りません。

双葉が重なるほど密集したラディッシュの若い苗
双葉が重なり合う状態。苗が小さくても、密集した場所から残す株を選び始めます。

1回目の間引き|双葉が開いたら約3cmへ

隣同士の双葉が触れそうなら、1回目の間引きどきです。そのまま本葉が広がるのを待つと、さらに葉が重なります。今、混み合った場所を整えると、残した苗へ光が当たりやすくなります。

1か所に複数の苗があるなら、葉の形がよく、元気な株を残しましょう。極端に小さい苗や傷んだ苗、互いに近すぎる苗から間引き、株間約3cmを目安にします。定規で測り続けるより、一列を見渡して葉の重なりを整えると分かりやすいです。

2回目の間引き|本葉2~4枚を見て最終5~6cmへ

1回目に3cm空けても、葉が大きくなるとまた隣と重なります。ここで止めず、本葉が2~4枚になった頃に残す株を選び直しましょう。一般的な丸形ラディッシュなら最終5~6cmほどに広げ、根が太るための場所を確保します。

本葉が増え、株ごとに葉が広がり始めたラディッシュの列
本葉が増えると葉の幅も広がります。重なり具合を見ながら最終株間に整えましょう。

草丈は育てる環境によって変わります。今の本葉と混み具合を見て判断し、種袋に別の株間が指定されていれば、そちらに合わせてください。

残す株を傷めない間引き方|抜く・切るを使い分ける

間引く時に、残したい苗まで一緒に動いてしまったら困りますよね。先に「残す株」を決め、その根を動かさないように作業します。

  1. 先に残す株を決める。
  2. 土が乾いて硬い時は、軽く湿らせてから作業する。
  3. 残す株の株元を指でそっと押さえる。
  4. 間引く苗を小さくつまみ、隣の根を動かさないようゆっくり抜く。
  5. 根が近すぎて一緒に動きそうなら、無理に抜かず、清潔なハサミで地際から切る。

動画では、株元を押さえて抜く方法、土を湿らせると抜きやすいこと、細かい作業にはピンセットを使えることを紹介しています。隣の苗まで揺れるなら、無理に抜かず「切る」。残す株を傷めにくい方法を選びましょう。

動画のラディッシュの苗と、株元へ手を添える位置
小さな苗が並ぶ時期は、残す株の位置を決めてから、株元へ手を添えます。

抜いた後に隙間ができても、別の苗を無理に植え直さず、まず残した苗を安定させましょう。

土寄せはいつ・どこへ?間引き直後に株元を支える

間引いて終わりにすると、抜いた場所の土が緩み、残した苗がぐらつくことがあります。周りの土を指先で株元へそっと戻すと、苗が立ちやすくなります。これが土寄せです。

間引いた株の隣にできた隙間を戻すように、左右から少しずつ土を寄せます。葉の付け根や中心から出てくる葉は埋めず、苗がまっすぐ立てば十分。深く埋め直したり、土をぎゅっと押し固めたりする必要はありません。

間引き後に左右の土を株元へ軽く寄せる位置を示す図
土寄せの位置を示すイメージ図。周囲から株元へ少しずつ寄せ、葉の中心は埋めません。

よくある質問

3回目の間引きは必要?

必ず3回する必要はありません。最終株間が確保できていれば、基本の2回で十分です。最初に密集していて一度に決めにくい場合は、3回に分けても構いません。大きく育つ品種なら、種袋に書かれた最終株間を確認しましょう。動画の「8~9cm」は、すべてのラディッシュに共通する数値としては扱いません。

間引いた小さな苗は食べられる?

ラディッシュの間引き菜は、若い葉を利用できます。ただし、食べる分は傷みや汚れがないかを確かめ、よく洗ってから使ってください。薬剤を使った場合は、その使用条件も確認しましょう。

間引いた後、苗が倒れたら?

まず株元の土が抜けていないかを見て、周りから少しずつ土を寄せます。葉の中心を埋めないようにし、残した株まで引っ張らないようにしてください。

動画で手元を確かめたい方へ

苗の様子と手元の位置は動画でも確認できます

YouTubeで見る

https://youtu.be/Pr-yjmUSaCc

動画内の株間・草丈の数字は、この記事の早見表と種袋の表示を合わせて判断してください。

まとめ|葉を見て株間をつくり、最後に土を戻す

ラディッシュの間引きは、双葉が開いた頃に約3cm、本葉2~4枚頃に最終5~6cmがひとつの目安です。苗を減らすことが目的ではなく、残した株を育てる場所をつくることが目的。最後は株元へ土を軽く寄せ、苗を支えます。

まだ芽が出たばかりなら、発芽までの水やりも確認しておきましょう。

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種まき時期や丸くならない原因など、栽培全体はこちらでも紹介しています。

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ポコずポイント

まずは今の葉を見て、残す株を選んでみてくださいね♪

おかげさまで重版が決定しました!

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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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